木材だけでなく金属やプラスチックなども切断できる電動工具のジグソー。ノコギリよりも手軽に素早く切断ができるため、DIY初心者が最初に購入する切断工具としても人気です。とはいえ、マキタやハイコーキなどさまざまなメーカーから多様な製品が販売されており、どれを選べばよいか迷う人も多いでしょう。
今回は、各メーカーの最新商品や売れ筋上位から人気のジグソー18商品を集め、3個のポイントで比較して徹底検証。おすすめのジグソーをランキング形式でご紹介します。マイベストが定義するベストなジグソーは「DIYに十分なパワーがあり、直線・曲線のコントロールがしやすく、長く使い続けられる商品」。徹底検証してわかったジグソーの本当の選び方も解説しますので、ぜひ購入の際の参考にしてください。
mybestではベストなジグソーを「DIYに十分なパワーがあり、直線・曲線のコントロールがしやすく、長く使い続けられるもの」と定義。そんなベストなジグソーを探すために、人気メーカーの最新商品やAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどで売れ筋上位のジグソー18商品を集め、以下の3点のポイントから徹底検証しました。検証①:切断のしやすさ検証②:動かしやすさ検証③:付加機能の豊富さ
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最安価格:2,967円(2026/01/22時点)
抵抗が少なくパワフルな切り心地。付加機能も充実
1866年に創業し、建築用・家庭用工具やエクステリア用品などの企画から販売まで行う高儀。「EARTH MAN オービタルジグソー」は、木工:約63mm・アルミ板:約12mm・軟鋼板:約7mmの最大切断能力があるコード式のジグソーです。切断のしやすさの検証では、スムーズな切り心地で抵抗が少なく、軽い力で切断ができました。やや振動はありますが、切りやすさに影響するほど揺れは感じません。動かしやすさの検証では、本体重量2.1kgと一般的な重量で手に負担はあまり感じませんでした。また、グリップ部分の形状が細身で握りやすい点も高評価。曲線を切った際も安定感がありました。付加機能の豊富さは、スピード調整機能やオービタル機構、ブロワ機能を網羅しており、ワンタッチでブレードを交換できる点も高評価。また、長い距離の切断をする際に便利な稼働ロック機能も搭載されています。初心者でも扱いやすいコンパクトサイズに加えて、パワフルな切り心地が魅力のジグソーです。
おすすめスコア:4.6(2026/01/22時点)
最安価格:38,737円(2026/01/22時点)
スタンダードモデルだが、十分パワフルで付加機能も充実
マキタの「充電式ジグソー JV184DRG」は、2022年2月に発売されたスタンダードクラスの充電式ジグソー。切断時に負荷がかかるとストローク数が自動で高速になる「ソフトノーロード」を搭載していることが特徴です。切断のしやすさでは、切断時の抵抗感が少なく、2×4材をスピーディーにカット。多少振動はあったものの、手に負担がかかるほどのものではありませんでした。動かしやすさの検証では、本体重量が2.3kgあり少し重いと感じましたが、木材にしっかりと密着したため、直線・曲線ともにスムーズに切断できました。ハンドル部分のソフトグリップによって握ったときの安定感があった点も好印象です。付加機能の豊富さについては、オービタル機構やスピード調整機能など、必要な機能はすべて網羅。とくに、「ソフトノーロード」があることで、切断のはじめに墨線にブレードを合わせやすく、仕上がりのきれいな切断ができる印象でした。ベースプレートは耐久性の高いアルミベースが使用されていた点も評価につながりました。初心者も上級者も満足できる、切断能力の高さと付加機能の豊富さが特徴の充電式ジグソーです。
おすすめスコア:4.48(2026/01/19時点)
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スムーズな軽い切り心地で切断できる、ハイレベルなジグソー
マキタの「充電式ジグソー JV182DZK」は、意図せず起動してしまうことを防ぐ待機スイッチが搭載されていることが特徴。また、切断の開始前はストローク数を抑制し、切断時は高速回転に自動で切り替わるソフトノーロードを採用しています。切断のしやすさの検証では、力を入れずにスムーズな切り心地で切断できました。また、手に伝わる振動が少なく、長い距離の切断でも負担が少ない印象です。動かしやすさの検証では、本体重量が2.5kgとやや重量があるものの、手の疲れはあまり感じないという声が挙がりました。また、ソフトグリップがついているため、握った際のフィット感も高評価。重心が下にあるため安定感もある印象です。付加機能の豊富さは、3段階のオービタル機構や6段階のスピード調整ダイヤルがあるなど、設定範囲が広い点も高評価。ほかにも、ブロワ機能やスイッチが入った状態を維持できる稼働ロック機能など、付加機能はかなり充実しています。さらに、アルミベースの補強設計がされているベースプレートで耐久性も高いといえるでしょう。驚くほどスムーズな切り心地で機能面も充実しているハイレベルなジグソーです。
おすすめスコア:4.47(2026/01/16時点)
最安価格:27,100円(2026/01/16時点)
重量はあるが、あると便利な付加機能をすべて網羅
HIKOKIのブランド名でプロ・DIY工具や園芸工具を販売する工機ホールディングス。「マルチボルト(36V)コードレスジグソー」は、4段切替のオービタル機構があることが特徴です。切断のしやすさの検証では、少し抵抗はありましたが、なめらかな切り心地でした。振動は、切断のしやすさに影響はなかったものの、手に伝わってくる程度の揺れは感じました。動かしやすさの検証では、本体重量が2.7kgとかなり重量があり、やや動かしにくさを感じました。しかし、重心がプレートに寄っているため、安定感は問題なく支えることに苦労することはありません。付加機能は負荷の大きさによって、自動で安定したストロークに調節できるオートモードを搭載。そのほかにも、オービタル機構やスピード調節機能、ブロワ機能など、今回の検証でチェックした機能は網羅していました。重量があるため取り回しやすさは劣りますが、スムーズな切断が可能で機能面も充実したジグソーです。
おすすめスコア:4.43(2026/01/22時点)
最安価格:12,743円(2026/01/22時点)
安定した切り心地で快適にカットできた。握りやすさも良好
マキタの「ジグソー JV0600K」は、ストローク数500~3,100min-1(回/分)、木材90mmの切断能力があるコード式のジグソーです。標準付属品には、持ち運びに便利なプラスチックケースが付属しています。切断のしやすさの検証では、やや抵抗はあったものの、スムーズに切断できました。また、振動はほとんど感じないほど微弱だった点も高評価につながりました。動かしやすさの検証では、本体重量2.3kgとやや重量がありましたが、コントロールに影響することはありませんでした。ハンドル部分がソフトグリップでできており握りやすい点も高評価。また、重心が下のほうにあるため、曲線を切断した際も安定感がありました。付加機能はオービタル機構やスピード調整機能、ブロワ機能など基本的な機能は網羅。また、補強設計のあるベースプレートは落下や衝撃などでも歪みにくく、耐久性が高いといえるでしょう。
おすすめスコア:4.38(2026/01/22時点)
最安価格:10,269円(2026/01/22時点)
軽量で扱いやすい。最低限の機能はそろったベーシックなジグソー
ボッシュの「ジグソー PST800PEL」は、ブレード収納ケースを装備しており、よく使うブレードを本体に収納することが可能。軟鋼板:5mm・アルミニウム:12mm・木材:80mmの切断能力があるコード式のジグソーです。切断のしやすさの検証では、やや抵抗がありスムーズとまではいかないものの、切断時間はそれほどかかりませんでした。また手に伝わる振動が少なく、切断に影響するほどの揺れはありませんでした。動かしやすさの検証では、本体重量1.9kgと比較的軽量で取り回しがよいと感じました。また、ハンドル部分にグリップ素材が採用されていることで、握りやすさもあります。軽量すぎず、プレート部分に重心があることで安定感も損なわれていません。付加機能の豊富さについては、4段階のオービタル機構と速度調整機能があるため、使用する材料にあわせた切断方法を選択できます。ベースプレートは薄めで補強設計はされていないものの、稼働ロック機能はついており最低限の機能はあるといえます。
おすすめスコア:4.3(2026/01/22時点)
最安価格:4,640円(2026/01/22時点)
厚い材料の切断に少し時間がかかるが、握りやすく操作性は良好
ポップリベット・ファスナーの「ブラック・アンド・デッカー コンパクト・オービタルジグソー」は、カウンターバランス機構によって振動を低減できると謳っています。また、平行定規・3種のブレード・集じん機アダプターなど付属品が豊富な点も特徴のひとつです。切断のしやすさの検証は、2×4材の切断自体はできましたがカットが終わるまでに少し時間がかかり、あまりスムーズとはいえません。また、切っている際の振動が大きく、長時間使用していると手に負担がかかると感じました。動かしやすさの検証では、本体重量が1.9kgと比較的軽量でコントロールはしやすいと感じました。また、ハンドル部分の形状が細身で握りやすい印象です。しかしベースプレートの横幅が狭く、やや安定感に欠けました。付加機能の豊富さは、4段階のオービタル機構があるもののスピード調節機能はついていないため、トリガーの握り具合によって調節をする必要があります。また、ベースプレートに厚みがなく補強設計もされていないため、耐久性が高いとはいえませんでした。
おすすめスコア:4.26(2026/01/13時点)
最安価格:41,070円(2026/01/13時点)
本体の重量感があるが、切断時のパワーは安定していた
パナソニックの「充電ジグソー 18V」は、カウンターバランスがブレードと逆の上下運動をすることによって振動を低減できると謳っています。また、屋外でも使用ができる防塵・防水設計も特徴です。切断のしやすさの検証では、やや切っている際に抵抗を感じましたが、切断までに時間はかかりませんでした。また、振動をほとんど感じず、揺れによって手に負担がかかることもないでしょう。動かしやすさの検証は、本体重量が3.35kgとかなり重く、扱いにくさを感じました。ただし、トリガーの位置と安全ロックの位置がちょうどよく、操作性はよい印象。また、重心が下のほうにあるため、材料とベースプレートがしっかり密着でき、安定感がありました。付加機能の豊富さについては、ブロワ機能やオービタル機構、スピード調節機能があり、切断をサポートする機能は充実しています。しかし、稼働ロック機能がないため、長い距離を切る際はトリガーを引き続ける必要がある点に注意してください。
おすすめスコア:4.2(2026/01/22時点)
最安価格:8,778円(2026/01/22時点)
パワーはあるが断面が粗く、付加機能の豊富さもいまひとつ
ビバホームやムサシといったホームセンターチェーンを全国に展開するアークランズのプライベートブランド、WIZ'Aの「充電式ジグソー」。電流が2.0Ahの別売りのバッテリーは、WIZ'A18Vシリーズの電動工具と共通して使用できます。切断のしやすさの検証では、それほど時間もかけずにスムーズに2×4材を切断できました。一方、オービタル機構を最大で稼働させると断面がかなり粗い印象。電動工具の初心者である一部のモニターからは、振動が気になるという声もありました。2.0Ahのバッテリー装着時の本体の重量は約2.6kgで、ベースプレートにも厚みがあるため木材の上に置いたときの安定感がある一方で、重いため細かい操作がしにくいという声も。ハンドルはやや太めで、握りやすさの評価も分かれました。手が小さい人は少し疲労感を覚えるでしょう。オービタル機構は4段階で調節できますが、それ以外ではスピードを調節できないため、材料の硬さやサイズ、下書きの細かさに合わせてスピードを変更することは難しいといえます。また、稼働ロック機能もなくトリガーを引き続ける必要があるため、長い幅のカットの際は疲れやすいでしょう。そのほかも切断をサポートする機能は物足りない印象でした。
おすすめスコア:4.02(2026/01/22時点)
最安価格:4,802円(2026/01/22時点)
厚い材料の切断に時間がかかる。切断時のサポート機能も少ない
京セラインダストリアルツールズの「リョービ ジグソー」は、別売りの集じんノズルと集じんホースを使用することで集じん機に接続が可能。また、ブレードは幅7mm以下、厚さ1.2mm以下のネジ貫通タイプを使用できます。切断のしやすさの検証では、切断に時間がかかりトリガーを引き続けることが難しいという声が挙がりました。2×4材を切断する際は、稼働ロック機能を活用することをおすすめします。振動については、手に負担がかかるほどではありませんが、揺れを感じました。動かしやすさの検証は、本体重量が1.7kgと軽量で扱いやすく高評価。ただし、ハンドル部分にグリップ加工が施されていないため、やや滑りやすい点に注意が必要です。ベースプレートと木材の密着感はよいので、安定して曲線をカットできました。付加機能の豊富さについては、ツールレスブレード交換がなかったため評価が伸び悩みました。ブレードの交換時には付属の六角レンチを使用する必要がある点に注意しましょう。そのほかにもオービタル機構やスピード調節機能がついておらず、切断時のサポート機能が物足りない印象です。
監修者:野口僚(DIYアドバイザー/シェア工房運営)
ガイド:伊藤あずさ(DIYアドバイザー/元ホームセンター店員/マイベストDIY担当)
※ 監修者は「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している商品・サービスは監修者が選定したものではありません。マイベストが独自に検証を行ったうえで、ランキング化しています。


