自宅の防犯強化に便利な小型の家庭用防犯カメラ。防犯用に限らず、高齢者やペットの見守り用として使う人も増えています。パナソニックやアトムテックなどから、手軽に設置できる無線タイプの商品が多数販売されているうえ、動体検知やアプリ通知など機能もさまざまで、どれを選べばよいか迷ってしまいますよね。
今回は、各メーカーの最新商品や売れ筋上位から人気の屋内用防犯カメラ16商品を集め、8個のポイントで比較して徹底検証。選び方とともに、おすすめの屋内用防犯カメラをランキング形式でご紹介します。マイベストが定義するベストな屋内用防犯カメラは「画質と音質に優れ、証拠を残せる商品」。ぜひ購入の際の参考にしてください。
マイベストではベストな屋内用防犯カメラを「画質と音質に優れ、証拠を残せる商品」と定義。ベストな商品を探すために、人気メーカーの最新商品やAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどで売れ筋上位の屋内用防犯カメラ16商品を集め、以下の8個のポイントで徹底検証しました。検証①:画質のよさ検証②:撮影範囲検証③:動体検知機能検証④:録画機能検証⑤:録音機能検証⑥:アプリの使いやすさ検証⑦:警告通知機能検証⑧:付加機能
おすすめスコア:4.76(2026/01/15時点)
最安価格:4,275円(2026/01/15時点)
映像も音声もしっかり記録。バランスのよい性能が魅力!
世界170か国以上にネットワークデバイスを提供する企業TP-Linkの「パンチルトネットワークWi-Fiカメラ」。画素数は300万画素で、広角レンズを搭載しているのが特徴です。ペットカメラとしてもよく使われている商品で、動画の保存方法は最大256GBのmicroSDカードと月額400円の有料クラウドサービスから選べます。カメラの首振りは水平方向に360度、垂直方向に114度可能で部屋全体を隈なく見渡せます。明所・暗所ともに解像感がよく、画面が明るく見えるので、部屋の様子を鮮明に捉えることができました。動体検知の精度もよく、カメラが動きを捉えてからスマホに通知が届くまで1秒以内と優秀な結果に。録画は、動体検知時と24時間の両方に対応しています。動体検知時はフルHDで最大3分間の録画が可能。一方24時間録画の場合には画質が低下し、保存方法もmicroSDカードになる点に注意しましょう。さらにほかの商品と差をつけたのは録音性能。多くの商品がこもった音声になるなかで、この商品はしっかりと会話の内容を聞き取ることができました。相互通話機能も搭載しているため、スマホから声をかけて、いざというときに威嚇することも可能です。初期設定もアプリの手順に従って比較的スムーズに行うことができました。メニュー画面はシンプルで見やすく、複数台のカメラを一括管理できるため、防犯用・ペット用など部屋ごとに設置したいときにも便利ですよ。映像も音声も鮮明に記録できるので、防犯だけでなく、幅広く見守りに使えるおすすめの商品です。
おすすめスコア:4.71(2026/01/15時点)
最安価格:7,110円(2026/01/15時点)
画質がよく不審者を特定しやすい!犯行を防ぎやすいのも魅力
ネットワーク機器の販売を行う中国のメーカー、TP-Linkの「パンチルトスマートAI Wi-Fiカメラ」。内蔵しているスマートAIで、ペットの鳴き声やガラスの破損する音、車両の音などを検知できるのが特徴です。カメラの首振りは水平360度・垂直149度と広く、室内を広範囲に確認できます。画質も優秀で、部屋の奥に設置したチャートの文字がくっきりしており、明所であれば動く被写体も明瞭に映し出せていました。暗所では被写体の残像感がやや気になりますが、不審者の体格や服装などを掴むには十分な画質です。動体検知機能の精度もよく、動きがあると1秒以内に通知が来るので異変に気づきやすいでしょう。撮影した動画は512GBまでのmicroSDか有料のクラウドサービスに保存可能。クラウドサービスを使えば30日分の全日録画が保存できるため、証拠を残しやすいのがメリットです。一方、録画時の音質をチェックしたところ、音声がこもっていて聞き取りづらい印象。ところどころ途切れることもあり、会話内容を聞き取るのは難しいでしょう。初期設定は、アプリに表示される指示に従って進めるだけで簡単に完了しました。メニュー画面は、わかりやすいイラストアイコン、かつ日本語の補足説明があって使いやすい印象。操作できる項目が多くはじめは戸惑いましたが、慣れれば不便はないでしょう。カメラから警告音を鳴らしたり話しかけたりする機能もあり、不審者を威嚇できますよ。
おすすめスコア:4.49(2026/01/15時点)
最安価格:8,138円(2026/01/15時点)
防犯カメラっぽくないデザインが魅力。画質も優秀な結果に
スマートホーム製品を販売する日本のメーカーアトムテックの「ATOM Cam Swing」。フルHDの撮影が可能で広角レンズを搭載しています。動画の保存方法は最大32GBのmicroSDカードと無料のクラウドサービスに対応。クラウドサービスは月額660円でアップグレードが可能です。カメラの首振りは水平方向に360度、垂直方向には180度の撮影が可能。在宅中はカメラを真下に向けることができるので、プライバシーが気になる人にも向いています。画質は明所・暗所ともによく、明るく広々見渡すことができます。動体検知の精度もよく、検知してから2秒以内にスマホに通知が届きました。録画は動体検知時の録画と24時間録画に対応しています。しかしmicroSDカードは32GBまでの対応で、古いデータから自動的に削除されていくため、実質録画できるのは5時間程度になります。録音機能は評価を下げました。かなりこもっており、音が鳴っているのがかろうじてわかる程度で、内容を聞き取ることはできません。初期設定は簡単で、アプリの案内に従ってスムーズに進めることができました。メニュー画面もシンプルで見やすく、複数台のカメラを1つのアプリで管理できます。防犯カメラ特有の物々しさがなく、インテリアにも馴染みやすいので、あまりカメラを目立たせたくない人におすすめです。
おすすめスコア:4.46(2026/01/15時点)
最安価格:3,360円(2026/01/15時点)
明所も暗所も鮮明な映像を記録。長時間録画するならコレ!
スマートホーム化できるさまざまなガジェットを販売しているメーカーSwitchBotの「見守りカメラ」。フルHDの撮影が可能で、動画の保存方法は最大128GBのmicroSDカードと、月額890円のクラウドの両方に対応しています。ペットカメラとしてもよく使われている商品です。カメラの首振りは水平方向に360度、垂直方向には115度可能、広角レンズは搭載していません。解像感は明所・暗所ともによく、くっきりした映像を見ることができました。動体検知の精度はよく、きちんと反応するものの、スマホに通知が届くまでには3秒ほどかかり、ほかの商品と比べるとやや遅い印象がありました。録画は動体検知時の録画と24時間録画の両方に対応しています。24時間録画する際にはmicroSDカードが必要ですが、フルHDの画質を保って録画可能です。なお、録音性能は物足りない印象。会話の内容は所々聞き取れるものの、水の中にいるようなこもった音声のため、小さな声は聞こえませんでした。初期設定は簡単に行うことができ、カメラにQRコードを読み込ませてペアリングするので手順も少なくて楽々。SwitchBotの商品ならカメラに限らず複数台を1つのアプリで管理できます。カメラの操作画面はわかりやすいものの、アングル調節に少しラグを感じました。長時間の録画を鮮明に記録したい人や、リアルタイムでの見守りをメイン用途とする人にはおすすめです。
おすすめスコア:4.38(2026/01/15時点)
最安価格:5,587円(2026/01/15時点)
動体の画質が惜しいが、撮影範囲は広く使い勝手も良好
工業用から家庭用までさまざまな機器を取り扱う大阪の商社、山善の「みまもりカメラ」。専用のアプリを使って、リアルタイムで映像を確認できます。静止しているものに対する解像感は非常に高く、遠くに設置したチャートの文字もはっきり見えました。暗視性能も高く、暗くても比較的しっかりと部屋全体が見えます。ただし、明所・暗所に関わらず動くものに対する解像感が低く、素早く動く人物の表情や持ち物については、はっきりと捉えることが困難でした。動体検知の性能は、動くものが映ってから通知がくるまでに3秒程度かかり、若干のタイムラグがありました。撮影した動画を保存する際は、microSDカードとクラウド保存サービスが利用できます。録画の音声は少しこもっているものの、内容は聞き取れる程度でした。初期設定において難しい操作は必要なく、アプリに従ってスムーズに登録できました。また、カメラの画質や角度をスマホから遠隔操作でき、外出先での使い勝手は良好です。とくにカメラの角度は水平350度、垂直180度まで広範囲に変えられるので、死角が少ない商品といえます。
おすすめスコア:4.34(2026/01/15時点)
最安価格:3,999円(2026/01/15時点)
コンパクトな見た目で画質も良好。コスパ重視の人におすすめ
ATOM techから発売されている「ATOM Cam 2」。フルHDの撮影が可能で広角レンズを搭載。動画の保存方法は最大32GBのmicroSDカードと無料のクラウドサービスに対応。クラウドサービスは月額660円でアップグレード可能です。カメラの首振りは手動の調節のみで、スマホから操作することはできないため設置場所が限られます。画質は明所・暗所ともによく、色鮮やかに見えました。動体検知の精度もよく、検知してから2秒以内にスマホに通知が届きます。録画は動体検知時の録画と24時間録画が可能。しかし、対応している最大容量32GBのmicroSDカードに録画する場合、古いデータから自動的に削除して長時間録画を続けます。そのため実質記録を残せるのは5時間程度になることに注意が必要です。録音機能はよくありません。切れ切れで声は聞こえるものの、かろうじて人の声だと判断できるレベル。内容を聞き取ることはできませんでした。初期設定はアプリの手順に沿ってスムーズに行うことができました。メニュー画面はイラストのみの表示でややわかりにくいかもしれませんが、慣れてしまえばシンプルで見やすいでしょう。複数台のカメラを一括管理して1画面で見られることもポイント。機能はやや物足りないものの、基本的な画質はよく、比較的安価なのでコスパ重視の人におすすめです。
おすすめスコア:4.31(2026/01/15時点)
最安価格:3,680円(2026/01/15時点)
画角は狭いものの、動体検知性能は優秀な結果に
TP-Linkの「パンチルト ネットワークWi-Fiカメラ」。フルHDの撮影が可能です。動画の保存方法は最大128GBのmicroSDカードと月額400円の有料クラウドサービスの両方に対応しています。ベビーモニターとしてもよく使われている商品です。カメラは水平方向に360度、垂直方向に114度動きますが、広角レンズを搭載していないため、一度に見渡せる範囲は狭いといえます。明所・暗所ともに画質はぼやけた印象で、明所での撮影時に画面全体が少し暗く感じました。一方で動体検知の精度は非常に優秀。検知してから1秒以内にスマホに通知が届きました。録画方法は動体検知時の録画と24時間録画の両方に対応しています。ただし24時間録画はmicroSDカードのみ対応で、クラウドには保存できません。また画質がフルHDを保てないので、リアルタイムで見ている映像よりはガビガビと輪郭がぼやけて見えます。録音機能はあまりよくありません。声を聞き取ることは可能ですが、ザーッというノイズが終始聞こえ、会話のたびにハウリングしているような印象。会話の内容まで聞き取るのは難しいでしょう。初期設定はアプリに従ってスムーズに完了できました。メニュー画面もシンプルでわかりやすく、複数台のカメラを管理することも可能。カメラごとに名前をつけられるため、どこに設置しているカメラなのか一目瞭然です。複数台の設置を考えている人や、ベビーベッドやペットのゲージなどピンポイントの見守り用として考えている人にはおすすめです。
おすすめスコア:4.16(2026/01/15時点)
最安価格:2,970円(2026/01/15時点)
動体検知の精度には欠けるが、画質がよく犯人を特定しやすい
ネットワークカメラを中心に取り扱っている中国メーカー、Wansviewの「ワイヤレス防犯カメラ」。画質はフルHDで、最大4倍まで拡大できるズームレンズを搭載しています。カメラの首振りは水平方向に320度、垂直方向に80度で広角レンズは非搭載です。画質は良好で、部屋の明るさを問わず遠くに設置したチャートの文字まではっきり見えました。しかし、人物が動いてから動体検知の通知が届くまで5秒以上かかり、即座に動きを把握できないのが難点です。録画は、カメラが人やものの動きを検知した場合のみに作動。撮影した映像は、128GBまでのmicroSDに保存できるほか、有料クラウドサービスに保存可能です。録音性能に関しては、声がこもりがちで、ところどころ途切れてしまいました。会話内容を正確に聞き取るには、やや物足りない性能といえます。初期設定は、アプリで提示される手順に沿って進めれば簡単に行えました。メニュー画面もシンプルでわかりやすい印象。カメラの一括管理は4台までであれば可能なため、一家に複数台設置する場合も便利です。警告音や呼びかけ機能もあるので、不審者を外出先から威嚇できます。
おすすめスコア:4.1(2026/01/15時点)
最安価格:10,998円(2026/01/15時点)
不審者の姿を明瞭に確認できるが、アプリが固まって使いにくい
防犯カメラの研究開発・製造販売を行なっているブランド、COOAUの「ネットワークカメラ」。画素数は600万画素を謳っており、最大8倍まで映像をズームできます。カメラの首振りは、水平360度・垂直110度と広く、家の中を広範囲にチェック可能。画質も優秀で、明所・暗所ともに遠くに設置したチャートの文字をはっきり確認できました。暗所だとややブレが目立ちますが、不審者の大まかな特徴を掴むには十分な画質です。一方、動体検知機能の精度には欠け、何も動いていないのに通知が来ることがありました。録画方法の種類は24時間の常時録画のほか、日時を指定できるスケジュール録画、異常を検知したときだけ録画する検知録画と豊富。録画した映像は512GBまでのmicroSDカードか、有料のクラウドサービスに保存できます。一方録音性能は低く、音声がかなりこもって聞こえました。バリバリと途切れてしまうことも多く、会話内容を聞き取るのはやや難しいでしょう。初期設定は、アプリに表示される案内に沿って進めるだけで行えました。カメラから警告音を鳴らしたり声をかけたりできるので、不審者を威嚇することも可能です。しかし、通信環境によってはアプリが固まりやすいのが難点。使用先のWi-Fiが遅いとうまく操作できない可能性があるので注意しましょう。
おすすめスコア:4.06(2026/01/15時点)
最安価格:6,980円(2026/01/15時点)
画質はそこそこだが機能性は高い。常時録画も可能
PC周辺機器を中心にさまざまな商品を展開するサンワサプライの「ネットワークカメラ」。床に置くだけではなく、ネジか両面テープで天井にも設置できます。画質は、明所なら遠くに設置したチャートの文字もはっきりと見えました。暗所においても、少し文字の輪郭がつぶれているものの十分な解像感です。一方、動体に対する解像感は低く、明所・暗所ともに人相まではなんとなく把握できるものの、持ち物の確認まではできませんでした。動体を自動で追跡して撮影する機能があり、1~2秒のラグはあるものの、完全にフレームアウトすることなく動くものを撮影できます。カメラから10m以内の範囲で動体・音を検知したらアプリに通知がくる機能もついており、実際に検証したところ、人物がカメラの前を横切ってから3秒程度で通知されました。クラウドへの保存機能はないものの、マイクロSDカードを使えば常時録画も可能です。スマホからの双方向通話やカメラ操作もでき、アプリの使い勝手は良好。画質はそこそこですが、機能性を重視する人にはおすすめの商品です。
監修者:梅本正行(防犯ジャーナリスト)
ガイド:八幡康平(元ガジェットメーカー営業/マイベスト 家電・カーバイク用品担当)
※ 監修者は「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している商品・サービスは監修者が選定したものではありません。マイベストが独自に検証を行ったうえで、ランキング化しています。


