安全かつ軽快に山を走り抜くには欠かせない、トレイルランニングシューズ(トレランシューズ・トレイルシューズ)。最近は街中での普段履き用としても人気を博しています。しかし、ホカ・メレル・サロモン・アルトラ・アシックスなどの人気メーカー・ブランドが多く、どれを選べばよいか迷いますよね。
今回は、各メーカーの最新商品や売れ筋上位から人気のトレイルランニングシューズ14商品を集め、5個のポイントで比較して徹底検証。おすすめのトレイルランニングシューズをランキング形式でご紹介します。マイベストが定義するベストなトレイルランニングシューズは「トレイルランニング初心者が、悪路でも快適かつ安全にトレイルランニングを楽しめるシューズ」。徹底検証してわかったトレイルランニングシューズの本当の選び方も解説しますので、ぜひ購入の際の参考にしてください。
マイベストではベストなトレイルランニングシューズを「トレイルランニング初心者が、悪路でも快適かつ安全にトレイルランニングを楽しめるシューズ」と定義。ベストな商品を探すために、人気メーカーの最新商品やAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどで売れ筋上位のトレイルランニングシューズ14商品を集め、以下の4個のポイントで徹底検証しました。検証①:グリップ力の高さ検証②:走りの軽快さ検証③:安定感検証④:クッション性の高さ
おすすめスコア:4.79(2025/12/02時点)
最安価格:19,360円(2025/12/02時点)
初心者から上級者までおすすめ!万能で高性能なベストバイ
アメリカ発のランニングシューズブランドHOKAが展開する「SPEEDGOAT 6」は、テクニカルなトレイルでの走行性能を追求したモデル。前モデルのSPEEDGOAT 5からソールやアッパーの剛性が高められており、グリップ力と安定性に優れた設計が特徴です。前モデルでも高かったグリップ力はさらに向上。ソールの剛性が高くなったことで、踏み込んだ際に力が逃げづらい印象がありました。トラクションラグが地面にしっかり食いつき、滑りやすいトレイルでも高いグリップ力を発揮するでしょう。今回検証したほかの製品と比較しても、非常に滑りにくいシューズといえます。クッション性・安定性が高く、着地の衝撃やブレも緩和。脚力がまだ高くない初心者や、長距離のレースで使いたい上級者にも向いています。また、アッパーには伸びにくい素材が使用されており、足をしっかりとホールド。不整地に着地してもバランスを取りやすいため、疲れにくいシューズといえるでしょう。どの観点で見ても高性能といえる万能シューズ。これからトレイルランニングをはじめたい初心者から、レースで結果を出したい上級者にまでおすすめできる1足です。レギュラーモデルの幅は狭めなので、必要に応じてワイドモデルを選んでください。
おすすめスコア:4.77(2025/12/02時点)
最安価格:23,100円(2025/12/02時点)
非常にバランスのよい一足。初心者から上級者まで満足できる
Deckers Outdoorの「HOKA SPEEDGOAT 5」は、トレイルランニングをするすべての人におすすめです。クッション性が非常に高く、着地の衝撃を十分に吸収できるのが魅力。足への負担を軽減するため脚力に自信のない初心者でも疲れにくく、長距離のランニングにもぴったりです。本体が両足540gと軽く、走りの軽快さも高評価につながりました。グングン前に進むシューズなので、スピード感がある走りを楽しめるでしょう。砂・泥・ぬかるみなどはもちろん舗装路でも高いグリップ力を発揮し、どんな路面でも滑りにくいのも特徴。重量・グリップ・ロッカー形状何をとっても突っ込みどころがなく、非常に完成度が高い商品といえます。安定感にも優れており、トレイルでの急な方向転換も難なくこなせました。不整地に着地してもバランスを取りやすいため、ふらついたり足を捻ったりしにくく、ケガのリスクを低減できるでしょう。なお、本商品は幅が細身のレギュラーと日本人に合いやすいワイドの2モデルが展開されています。アッパーがしなやかなニットであることも相まって、多くの人にフィットしやすいことも魅力のひとつです。どの検証においても好成績を記録。初心者から上級者まで幅広いランナーにおすすめできる一足です。
おすすめスコア:4.73(2025/12/02時点)
最安価格:11,976円(2025/12/02時点)
軽快な走り心地が魅力!グリップ力やクッション性も高い
アウトドアブランドMERRELが展開する「AGILITY PEAK 5」は、高いグリップ力と反発性を兼ね備えた、性能のバランスがよいシューズです。ギザギザした形状のラグが特徴的で、グリップを高める仕組み。滑りやすい路面でもしっかりと地面を捉えることが魅力です。検証では、濡れた岩場やぬかるみでも滑りにくく、グリップ力において非常に高い評価を得ました。さまざまな路面状況に対応しやすく、急斜面でも安心して踏み込めるでしょう。また、反発力が高く蹴り出しが軽快に感じられました。ソールはやや硬いものの、しっかりとしたクッション性があり衝撃を吸収します。柔らかすぎず沈み込みすぎない設計により、テンポよく走りたい人にも適したモデルです。細めのシューレースは緩みやすい傾向があるものの、それ以外の面では非常に満足度の高い一足。蹴りだしの軽さや軽快な走り心地を重視するトレイルランナーにおすすめです。
おすすめスコア:4.62(2025/12/02時点)
最安価格:20,790円(2025/12/02時点)
疲労を軽減しながら快適に走れる。長距離のレースにぴったり
LA SPORTIVAの「AKASHA II」は、ロングレースやULハイクで使用したい人におすすめです。安定感が非常に高く、ネジれにくいのが特徴。100kmクラスのレースでの使用や軽量なテントなどを背負ってもバランスを取りやすく、疲労を軽減しながら軽快に縦走を楽しめるのが魅力です。グリップ力も高評価を獲得。山道はもちろん、濡れた地面や舗装路でも滑りにくいため、あらゆる路面で使いやすいのもメリットです。クッション性も高く着地の衝撃をやわらげてくれるので、長距離のレースにも適しています。重量は両足684.5gとやや重いものの、反発感は強め。グングン前に進む感覚で、爽快感やスピード感を楽しめるでしょう。とくに安定感に優れ、超長距離や荷物を背負うレースと好相性な本商品。ランニングシューズとトレッキングシューズの要素を組み合わせたような1足だといえます。ロングレースやULハイク用のシューズをお探しなら、手に取ってみてください。
おすすめスコア:4.5(2025/12/02時点)
最安価格:13,000円(2025/12/02時点)
軽快さと反発性を備えた設計。乾いた路面でスピードを出したい人に
日本のスポーツブランドのアシックスが手がける「Fuji Lite 5」は、軽量性とスピード感を重視した設計が特徴のトレイルランニングシューズです。前作のFuji Lite 4と同様に、癖がなく扱いやすい走行感と、価格の低さで根強い人気を誇ります。検証では走行時の軽快さが印象的で、推進力と反発性の両面で優れた性能でした。フィット感・クッション性も高く、着地の衝撃をしっかりと吸収するため、長距離でも走りやすいでしょう。一方、安定感は十分ではあるものの高いとはいえず、接地時にブレやぐらつきが気になる可能性があります。また、乾いた路面では高いグリップ力を発揮したものの、濡れた木道などではやや滑りやすいため、ウェットなコンディションには注意が必要です。比較的整備されたトレイルや乾いた路面で、テンポよく走りたいランナーにおすすめの商品です。クッション性と反発力を活かして、スピード感を重視した走りをサポートするでしょう。
おすすめスコア:4.37(2025/12/02時点)
最安価格:25,300円(2025/12/02時点)
柔らかくて安定感も十分。クッション性を重視する人におすすめ
アメリカ発のALTRAが展開するOLYMPUS 6は、ブランドのなかでもクッション性が高い厚底モデル。足が自然な状態となることを目指した設計が特徴で、ゼロドロップかつ、つま先が幅広い構造のシューズです。検証ではクッション性の高さが際立ち、着地時の衝撃をしっかりと吸収。とくに初心者や足への負担を軽減したい人に適した柔らかさといえます。また、柔らかいだけでなく適度な反発感もあるため、自然に足が前に進む感覚を得られるでしょう。厚みのあるミッドソールにより足元がしっかりと安定する感触も印象的でした。一方で、グリップ性能はやや低め。ミッドソールがむき出しの部分が広く、濡れた岩場や木道では着地の仕方によっては滑りやすいでしょう。幅広設計で履き口も浅いため、足型によっては合わないと感じる可能性が高い点には注意が必要です。一方で、足の幅が広い人や自然な足入れ感覚が好みの人にとっては、有力な候補となるでしょう。
おすすめスコア:4.35(2025/12/02時点)
最安価格:18,480円(2025/12/02時点)
軽快さを重視する上級者向き。使いこなすには脚力が必要
ON AGの「ON Cloudventure Peak 3」は、脚力に自信がある上級者におすすめです。重量が両足486.5gと非常に軽く、軽快に走りやすいのが特徴。反発力はそれほど感じないもののダイレクト感のある走行感でした。保水しにくい素材を採用しているので水に濡れてもシューズが重くなりにくく、雨天時のレースでも快適に使用できるでしょう。舗装路での使用にはあまり向かないものの、砂・泥・ぬかるみでは滑りにくく十分なグリップ力を発揮できます。一方、ミッドソールが薄いため素足感が強く、クッション性・安定感はいまひとつ。使いこなすには脚力が必要なので、初心者にはあまりおすすめできません。軽快さを重視し、脚力に自信のある上級者の人にぜひおすすめしたい商品です。
おすすめスコア:4.34(2025/12/02時点)
最安価格:19,800円(2025/12/02時点)
反発力と軽快さが魅力。悪路ではグリップと安定性に注意
フランスのアウトドアブランドSALOMONが展開する「ULTRA GLIDE 3」は、長距離のトレイルでも軽快な走行ができるよう設計された、厚底タイプのシューズ。走りの軽快さでは高い評価を得ており、とくに反発性の高さが魅力。分厚いミッドソールにより弾むような履き心地で、自分の力を使わなくても推進力を得られる感覚がありました。足が自然と前に出る設計で、初心者ランナーでも軽快に走りやすいでしょう。一方でグリップ力は高いとはいえず、濡れた岩場では滑りやすく、ぬかるんだ路面では泥がやや詰まりやすい点には注意が必要です。また、ソールの反発性が強く跳ねるような感覚があるため、脚力に自信のある中・上級者は逆に疲労を感じやすい可能性があります。軽快さや反発性を重視する初心者ランナーや、はじめてのトレイルシューズを探している人におすすめ。接地感よりもテンポのよさを重視したい人に適した商品です。
おすすめスコア:4.28(2025/12/02時点)
最安価格:18,058円(2025/12/02時点)
安定した走りでスピードを出しやすい。短距離向き
丸紅フットウェアの「メレル MTL LONG SKY 2」は、短距離のトレイルレースに挑戦したい人におすすめです。それほど反発力は感じないものの、両足539.5gと軽く、脚が疲れにくいのが特徴。安定感にも優れているのでスピードを出してもブレにくく、軽快な走りを重視する人にぴったりといえます。グリップ力は、ランキング上位の商品ほどではありませんでした。砂や泥、舗装路ではしっかりグリップ力が発揮されるものの、濡れた岩や木の上では滑りやすく、雨の日のランニングにはあまり向いていません。クッション性も物足りず足の負担を軽減しにくいため、長距離よりは短距離での使用がおすすめです。とはいえ、通常の天候下では十分なグリップ力を有しているうえ、軽快に走れるのが魅力。脚力に自信のある上級者や、短距離向きのシューズを探している人はぜひ検討してみてください。
おすすめスコア:4.26(2025/12/02時点)
最安価格:22,000円(2025/12/02時点)
素足のような自然な履き心地。足裏感覚を重視する人向き
ゼロドロップ構造とつま先が広いフットシェイプで知られる、アメリカのブランドALTRA。「LONE PEAK 9+」は、素足感覚を重視したベアフットシューズとして、地面との一体感を求めるランナーに支持されるモデルです。反発力は控えめですが、自然な足運びができるため十分な推進力は感じられました。シューズのクッション性に頼りすぎず、自分の足を使って走る感覚を大切にしたい人に適しています。グリップ力は十分高いものの、濡れた岩場や木の斜面でやや滑る感覚がありました。また、クッション性は高くないため、長距離の走行では足に負担がかかる可能性があるでしょう。素足のような感覚や接地感の高さは、ALTRAらしさを感じられるポイント。自然な足入れ感覚を重視したい人や、足の幅が広い人には適したモデルです。
監修者:田口穣(トレイルランニングの専門家)
ガイド:片岡優(マイベスト アウトドア・スポーツ用品・PC・PC周辺機器・ネットワーク担当/キャンプインストラクター)
※ 監修者は「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している商品・サービスは監修者が選定したものではありません。マイベストが独自に検証を行ったうえで、ランキング化しています。


