ストラテジー会長のマイケル・セイラー氏は、4月前半の2週間で同社が1万7585ビットコインの増加を達成したと発表した。この額は約13億ドル相当と評価する。
この発表により、4月以降の四半期累計BTC利回りは2.3%、年初来では5.6%、すなわち3万7339ビットコイン、約28億ドル相当に達する。
BTC Gainは、1希薄化後1株あたりのビットコイン純増を追跡する独自の非GAAP指標である。これは、普通株発行による希薄化効果を差し引いたビットコインの新規取得分を加味するもの。
セイラー会長は「ビットコイン・スタンダードにおける純利益に最も近い指標だ」と述べた。
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ただし、この説明には重要な文脈が欠落している。GAAPの時価会計によれば、ストラテジーは2026年第1四半期のビットコイン保有について、144.6億ドルの未実現損失を計上し、アナリスト予想を大きく下回った。
ストラテジーは、4月前半に株式売却およびSTRC優先株式プログラムを通じて約1万8798ビットコインを取得した。
BTC Gain1万7585は、新規株発行による希薄化調整を加味した後の数値である。
現在の総保有量は約78万897ビットコインとなり、取得総額は590億ドル、平均取得価格は1ビットコイン当たり約7万5580ドル。
ビットコイン相場が7万3954ドル付近で推移する中、保有ポートフォリオは取得原価ベースでは依然僅かに水面下となる。BTC利回りがプラスでも株主のリターンがプラスとなる保証はない。
この指標はビットコインの蓄積効率を示すが、キャッシュフローや利益の質、優先株の配当負担増加などを直接反映しない。
市場がこの戦略を引き続き評価するかどうかは、資本市場への持続的なアクセスとビットコイン価格の上昇に依存する。
一方、共同CEOのフォン・リー氏は、同社の永続型優先株STRCの流動性が毎月2倍に拡大していると述べる。
利回り重視のビットコイン投資商品として流動性や個人投資家の関心が高まっている。ただしSTRCは、価格が100ドル前後となるよう設計されており、保有者がビットコイン急騰の恩恵を享受できない点には留意が必要。

