犬が室内で転んだり滑ったりしない歩きやすい部屋にするために必要な、犬用フローリングマット。犬の体の負担を減らすだけでなく、フローリングの汚れを防ぐ効果もあります。しかし、ジョイント・タイル・カーペットといったタイプの違いがあり、コルク・布など素材もさまざま。無印やカインズなど多くのメーカーから販売されていて、どれを選べばよいか迷ってしまいますよね。
今回は、各メーカーの最新商品や売れ筋上位から人気の犬用フローリングマット39商品を集め、5個のポイントで比較して徹底検証。おすすめの犬用フローリングマットをランキング形式でご紹介します。マイベストが定義するベストな犬用フローリングマットは「犬が足に負担をかけずに歩けて、飼い主もにおいや汚れを気にせず過ごせる商品」。徹底検証してわかった犬用フローリングマットの本当の選び方も解説しますので、ぜひ購入の際の参考にしてください。
マイベストではベストな犬用フローリングマットを「犬が足に負担をかけずに歩けて、飼い主もにおいや汚れを気にせず過ごせる商品」と定義。ベストな商品を探すために、人気メーカーの最新商品やAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどで、ペット向けの表記があるタイルマット・ジョイントマット・カーペットの売れ筋上位の犬用フローリングマット39商品を集め、以下の5個のポイントで徹底検証しました。検証①:クッション性検証②:汚れにくさ検証③:傷みにくさ検証④:ずれにくさ検証⑤:滑りにくさ
おすすめスコア:4.6(2026/02/24時点)
最安価格:837円(2026/02/24時点)
十分なクッション性があり、愛犬の負担を減らせるベストバイ
東リの「ウィズペットフロア」は、愛犬のためにフローリングマットの購入を検討しているすべての飼い主におすすめできる商品。カラーは6色展開で、部屋の雰囲気に合った色を選びやすいのもうれしいポイントです。重りを落としたときの騒音は平均約65dBで、土の上と同じくらい衝撃を吸収できた点で高評価を得ました。厚さは9mmとタイルマットのなかでは比較的厚いため非常に高いクッション性があり、犬の体に負担をかけにくいといえるでしょう。表面がナイロン素材で滑らかな触り心地であるためか、滑りにくさの検証では本体を約20度傾けた時点で上に乗せた木材が滑り、やや滑りやすい素材であるといえます。足裏の毛や肉球のお手入れを怠らないよう注意が必要です。しかしずれにくさについては裏面に線上のシール部分があるので、犬が激しく動き回ってもずれにくい印象でした。表面はカットパイルであるため傷みやほつれにつながりにくく、抜け毛も絡まりにくいといえます。汚れにくさの検証では疑似尿をかけた5分後から2時間後まで、顔を近づけないとわからない程度まで尿臭が抑えられていました。滑りにくさにはやや懸念が残るものの、衝撃が吸収されるので歩きやすく、飼い主にとっても使いやすい犬用フローリングマットです。
おすすめスコア:4.34(2026/03/03時点)
最安価格:26,636円(2026/03/03時点)
滑りにくさ・傷みにくさで高評価を獲得。抜け毛も取りやすい
エア・リゾームの「滑らないフローリング調パイルカーペット」は、滑りにくいカーペットを探している人におすすめです。滑りにくさと、傷みにくさの検証でどちらも高評価を獲得しました。活発な犬を飼っている人におすすめできる商品です。特に優れている点は滑りにくさで、平均35度の傾斜をつけるまで上に乗せた木材が滑り出しませんでした。裏面にはシールはついていないものの、滑り止め効果のあるPVC素材が使われ、ずれにくさも良好。表面の素材はカットパイルで遊び毛やほつれができにくく、傷みにくいカーペットだといえるでしょう。また、カーペットに付着した毛はほとんど取り除くことができたので、抜け毛が多い犬種を飼っている場合の掃除も気になりにくいといえます。汚れにくさはあと一歩。パイルという素材上、擬似尿が染み込みやすくツーンとした尿臭が気になりました。水分を拭き取っても1時間後にややにおいが残っており、振るわない結果に。汚れてしまった場合はなるべく早く拭き掃除をしましょう。素材がやや薄く、重りを落とすと床とカーペットの間に空洞があるような音が響く印象があり、クッション性は物足りないといえます。とはいえ、滑りにくく傷みにくいため、滑りにくさを重視したフローリングマットを探している人にはぜひ検討してほしい商品です。
おすすめスコア:4.33(2026/03/03時点)
最安価格:11,219円(2026/03/03時点)
犬の足腰の負担を気づかう人に。厚手でクッション性が高い
Rugtasuの「タイルラグ てくてく肉球」は、犬の足腰への負担をできるだけ減らしたい飼い主さんにおすすめです。厚手でクッション性が高く、重りを落としたときの騒音は平均約64dBに抑えられました。土の上以上に衝撃を吸収できており、足腰への負担がかかりにくいといえます。素材にはカットパイルを使用しており、爪が引っかかりにくく傷みにくい点も高評価。裏面には滑り止めがついているため、犬が走り回ってもマットがずれる心配は少ないでしょう。しかし、マットを平均約18度傾けただけで上の木材が滑り出したため、滑りにくさはいまひとつ。愛犬が滑って転倒しないよう、足裏の毛のお手入れを欠かさず行いましょう。表面に毛は絡まりにくく、目視では確認できないほど掃除機で回収できました。しかし、おしっこのにおいが残りやすい点はネック。疑似尿をかけた5分後からにおいをピンポイントに感じ、2時間経ってもおしっこをしたところがはっきりわかるレベルでした。とはいえクッション性は優秀で、しっかり衝撃を吸収して犬の体の負担を軽減しやすいといえます。汚れにくさより愛犬の体の負担の少なさを考える人はぜひ検討してみてください。
おすすめスコア:4.31(2026/03/03時点)
最安価格:7,359円(2026/03/03時点)
やんちゃな犬にも使いやすい。滑りにくく丈夫で撥水加工つき
Amazonの「by Amazon ペット用 吸着/撥水タイルマット」は、犬が走り回っても滑りにくく痛みにくいマットを探している飼い主におすすめです。傷みにくさと滑りにくさはどちらも高評価。引っかかりにくい短いループパイルを採用しており、生地の表面に遊び毛やほつれができにくいといえます。木材を載せた状態で徐々に角度をつけたところ、途中までまったく動きませんでした。一定の角度を超えると勢いよく転がったものの、平均約31度まで耐えたので、愛犬が滑って転倒する心配は少ないといえます。マットの上に重りを落としたときの音は平均約74dBと控えめ。厚さ4mmなものの、二重構造でフローリングよりも高いクッション性が期待できるでしょう。犬の体への負担が少ないといえます。シールタイプではないものの、滑り止めが全面的についているためずれにくい印象。貼る際はずれにくいうえに、貼ったあとも剥がしやすく跡が残ることもないため、位置を微調整しやすいところも魅力です。抜け毛がつきにくい点も便利。洗濯機で丸洗いできるうえ、撥水加工も十分な印象です。ただし、消臭力はいまひとつで、疑似尿をつけてから2時間後もにおいがはっきりわかるほどでした。別途におい対策が必要ですが、愛犬の活発さに負けないマットを探しているならぜひ検討してみてくださいね。
おすすめスコア:4.25(2026/02/24時点)
最安価格:2,750円(2026/02/24時点)
抜け毛やにおいが残りにくい点が高評価。滑りにくさも十分
アールケイプラニングの「エコルク」は、滑りにくさを重視してフローリングマットの購入を考えている人にはぴったり。ポルトガル産の大粒コルクを使用し、コルクに含まれる気泡により弾力性と通気性を生み出していると謳っており、消臭力にも優れた商品といえます。重りを落としたときの騒音は平均約74dBで、フローリングの上よりも衝撃を吸収。土の上ほど衝撃は吸収できなかったものの、重りの落下時に表面に跡が残るほど沈み込みました。厚さは8mmと比較的厚めで二重構造でもあるため、クッション性はまずまずといった印象です。表面はコルク材で触ると少しざらつきを感じます。滑りにくさの検証では傾斜を約29度つけるまで上に乗せた木材が滑り出さなかったため、とても滑りにくいといえるでしょう。しかし裏面がEVA素材であるためかなりずれやすく、部屋全体に敷き詰めたり滑り止めを使ったりして固定しないと簡単にずれたり接続部分が外れたりする可能性があります。コルクは爪や歯が食い込みやすいやわらかな表面素材なので、傷や欠けが発生しやすいところが難点。しかし汚れにくさの検証で掃除機を1往復かけたところ、抜け毛を完全に除去できました。疑似尿をかける検証では5分後からコルクの香りが尿臭を和らげ、2時間後にはどこに尿をかけたのかわからなくなるレベルまで消臭した点も好印象です。
おすすめスコア:4.25(2026/03/03時点)
最安価格:2,280円(2026/03/03時点)
全面シールでずれにくい。フロアパネルタイプがほしい人に
富双合成の「貼って剥がせるフロアパネル」は、ずれにくいフロアパネルタイプのマットを探している人に向いています。全面がシールであるため、設置後のパネルのずれは起こりにくいでしょう。厚みは3mmと薄めで、クッション性が低いのは惜しい点。重りを落としたときの騒音は平均約83dBと大きめ。ドスっと鈍い音がして、若干ではありますが床にも響きました。塩化ビニル樹脂製なので、水分をこぼしても拭き取りやすく、抜け毛が絡むこともありません。また、疑似尿をかけると徐々に溶剤のにおいが広がり、水分が残りやすいことで尿のにおいも気になりました。犬の爪によって傷ついたり破れたりしやすい点にも注意が必要です。一方で滑りにくさは申し分なし。傾斜を平均約35度つけるまで、上に乗せた木材が滑り出さなかったため、愛犬が走り回っても、滑ってケガをする心配は少ないでしょう。フロアパネルタイプなので、必要な場所に部分的に貼れて、設置の自由度が高いのも魅力。犬の体への負担をできるだけ抑えたい場合や、ペンキのような香りに近い溶剤臭が苦手な人には不向きですが、本体のずれが心配な人は候補に入れましょう。
おすすめスコア:4.24(2026/03/03時点)
最安価格:1,990円(2026/03/03時点)
クッション性は十分だが、裏表の滑りやすさに懸念が残る
家具・インテリアの販売を行う大手メーカー・ニトリの「洗える やわらか起毛のジョイントマット」。ハサミでのカットが可能なので、部屋のサイズに合わせてぴったりと敷き詰められるところが特徴です。重りを落としたときの騒音は平均約62dBで、土の上と同じくらい衝撃を吸収した点が好印象。厚さは8mmと比較的厚く、二重構造であるためクッション性は高いといえます。犬の体への負担を軽減し、足腰にやさしい環境を提供できるでしょう。表面はポリエステルで絨毯のような起毛素材です。滑りにくさの検証では傾斜を約17度つけただけで上に乗せた木材が滑り出したため、かなり滑りやすい印象を受けました。また、裏面の素材に使われているポリエチレン樹脂もずれやすく、部屋全体にぴったり敷き詰めないとマットごと滑って転倒する可能性があるといえます。一方、表面はカットパイルで犬の爪が引っかかりにくく、ほつれや遊び毛が出にくいところはうれしいポイント。汚れにくさの検証で掃除機を1往復かけたところ、抜け毛を全部吸いきれました。しかし、尿をかけると5分後から2時間後まではっきりとにおいがわかった点で評価を下げました。
おすすめスコア:4.24(2026/03/03時点)
最安価格:980円(2026/03/03時点)
表面はかなり滑りにくい。抜け毛が残らず消臭力も高かった
関東を中心に実店舗を展開している、大手ホームセンター・カインズの「サイド・コーナー付きジョイントコルクマット」。付属パーツを使えば壁面までぴったり敷き詰めることができるので、隙間にゴミやほこりがたまりにくいと謳っています。重りを落としたときの騒音は平均約74dBと比較的小さめで、フローリングの上よりは衝撃を吸収できていました。厚さも8mmと分厚く二重構造でもあるうえ、重りを落としたときに表面がしっかり沈み込んでおり、クッション性はまずまずといえるでしょう。表面はコルク材で触ると少しざらつきを感じました。滑りにくさの検証では、傾斜を約29度つけるまで上に乗せた木材が滑り出さなかったため、とても滑りにくいといえます。しかし、裏側にはポリエチレン樹脂が使われていて固定しないとかなりずれやすく、マットごと滑って転倒する可能性もあるため注意が必要です。全体的にやわらかく爪や歯が食い込みやすいので、傷や欠けが目立つところも難点といえます。しかし汚れにくさの検証で掃除機を1往復かけたところ、抜け毛を完全に吸いきれた点で高評価。疑似尿をかける検証でも、5分後から2時間後までコルクが尿の不快臭をしっかり軽減していました。
おすすめスコア:4.22(2026/03/03時点)
最安価格:1,990円(2026/03/03時点)
抜け毛が残りにくく消臭力も高い。クッション性もまずまず
アウトドア用品や家具・インテリアを取り扱うWEIMALLを運営するWEIWEIホールディングスの「コルク ジョイントマット」。国内検査機関による耐熱性試験をクリアしており、床暖房に対応しています。重りを落としたときの騒音は平均約74dBと比較的小さめで、フローリングの上に重りを落としたときよりも衝撃を吸収できていました。厚さも8mmと比較的厚く二重構造で、表面を簡単に押し込めるやわらかさがあるため、クッション性はまずまずといえます。表面はコルク材で触ると少しざらつきを感じました。滑りにくさの検証では傾斜を約28度つけるまで上に乗せた木材が滑り出さなかったため、とても滑りにくい素材であるといえるでしょう。しかし裏面の素材にはEVA樹脂が使われていて固定していないとずれやすく、激しい動きや衝撃でずれたり接続部分が外れたりする可能性があります。コルクは爪や歯が食い込みやすい素材なので、傷や欠けた跡が残りやすいところが難点。しかし汚れにくさの検証で掃除機を1往復かけたところ、抜け毛を完全に吸いきれました。疑似尿をかける検証でも5分後からコルクの香りが不快臭を和らげ、2時間後には尿臭がわからなくなったため消臭力にも期待が持てます。
おすすめスコア:4.18(2026/03/03時点)
最安価格:4,999円(2026/03/03時点)
滑り止めがなくずれやすいが、尿臭を素材の香りでカバーした
家具・インテリアを販売するECサイトを運営するタンスのゲンの「コルクマット」。表面材に天然コルクが使われており、保温性や耐久性に優れたPE樹脂との二重構造である点が特徴です。重りを落としたときの騒音は平均約78dBで、フローリングの上よりも衝撃を吸収できましたが土の上のクッション性には及びませんでした。厚さは8mmと比較的分厚く二重構造ではありますが、表面が硬く沈み込みはなかった点から、クッション性はやや物足りない印象です。表面はコルク材でややざらつきのある触り心地。滑りにくさの検証では傾斜を約33度つけるまで上に乗せた木材が滑らなかったため、滑りにくいマットであるといえます。しかしずれにくさの検証では裏面の樹脂がまったくフローリングに張りつかず、少しの衝撃でずれた点で評価を下げました。また、コルクは爪や歯が食い込みやすい素材なので、傷や欠けが目立つところも難点といえます。しかし汚れにくさの検証で掃除機を1往復かけたところ、抜け毛を完全に吸いきれた点が好印象。疑似尿をかける検証では5分後からコルクの香りが尿臭をカバーし、実用上問題ない程度まで消臭していました。
監修者:福山貴昭(ヤマザキ動物看護大学准教授)
ガイド:佐々木里緒(マイベスト ライフスタイル領域担当)
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