スマホを置くだけで充電できるワイヤレス充電器。ケーブルの抜き差しが不要な置き型の充電器のことで、ストレスなくスマホを充電できます。AnkerやBelkinなど多くのメーカーが販売しており、スタンドタイプ・パッドタイプと形は2種類。ケースをつけたまま充電できるのか、確実に充電できるのか気になるのではないでしょうか。
今回は、各メーカーの最新商品や売れ筋上位から人気のワイヤレス充電器23商品を集め、4個のポイントで比較して徹底検証。選び方とともに、おすすめのワイヤレス充電器をランキング形式でご紹介します。マイベストが定義するベストなワイヤレス充電器は「ケースをつけたままでも短時間でたくさん充電できるもの」。徹底検証してわかったワイヤレス充電器の本当の選び方も解説しますので、ぜひ購入の際の参考にしてください。
マイベストではベストなワイヤレス充電器を「位置が合わせやすく、ケースをつけたままでも短時間でたくさん充電できる商品」と定義。ベストな商品を探すために、人気メーカーの最新商品やAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどで売れ筋上位のワイヤレス充電器23商品を集め、以下の4個のポイントで徹底検証しました。検証①:位置の合わせやすさ検証②:ケース装着時の充電ができるか検証③:充電の速さ検証④:使いやすさ
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最安価格:2,980円(2026/02/16時点)
スタンドタイプで位置合わせ簡単!充電速度も高速
Amazonや楽天市場などのECサイトでスマホ用の充電器を販売するメーカー、NANAMIの「ワイヤレス急速充電器」。充電可能範囲が広く充電速度が速いのが魅力です。給電用のUSB充電器とUSB Type-C to Type-Cケーブルが付属しているので、この商品だけで充電器の購入を済ませたい人におすすめです。スタンドタイプの充電器で、上下方向の位置合わせは気にせずスマホを充電可能。左右の位置合わせはスマホの縦置き・横置きに関わらず10mmのズレまで充電ができました。充電範囲は広く、意識せずにスマホを置いてもしっかりと充電できるでしょう。薄型のクリアケースはもちろん、iFaceや手帳型のような厚さが約4mmあるケースでも充電できました。ほとんどのケースで充電できるため、充電のたびにケースを外す必要はありません。最大出力の公称値は15W。Xperia 1 Vを30分間充電したところ26%の充電ができました。今回検証したなかでもトップクラスの充電速度で、急速充電に対応していない有線充電にも劣らない性能です。充電中は本体下部が光るため正面から充電状況を確認できます。本体の底面とスタンド部分には滑り止めがついているため、充電中に軽くぶつかっても位置がズレることはほとんどないでしょう。また、入力ポートは汎用性の高いType-Cなので非常に使いやすい商品といえます。
おすすめスコア:4.49(2026/02/16時点)
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スタンドの角度調整が可能。イヤホンも同時充電できる
SUKEYの「ワイヤレス充電器」は、スマホと一緒にイヤホンも充電したい人におすすめ。スタンドの台座部分にもワイヤレス充電面があり、複数の機器を同時に充電できます。メインの充電面は自由に角度を変えられるうえ、スマホの設置部分には滑り止めがあるので、充電しながら動画の視聴もできるでしょう。スタンドタイプでスマホを置く際に上下の位置合わせは必要ありません。左右はスマホの縦置き・横置きのどちらも、中心から5mmズレても充電できました。厚めのケースをはじめ、ほとんどのケースを装着したまま充電が可能です。手帳型ケースでも、カバーを閉じた状態なら充電できました。充電範囲は十分広いうえに充電時にケースを外す必要もないので、サッと置いて充電できるでしょう。公称値の最大出力は15Wで、Xperia 1 Vを30分間充電すると20%ほど充電できました。急速充電に対応していない有線充電とほとんど変わらない速さで、スマホの充電が遅いと感じることはほとんどないでしょう。
おすすめスコア:4.48(2026/02/16時点)
最安価格:3,180円(2026/02/16時点)
厚めのケースは苦手だが、スタンドタイプで位置合わせが簡単
さまざまなデジタル機器の販売を行っているメーカー、エレコムの「W-QS08シリーズ」。カラーはブラック・ホワイトの2色展開で、USB Type-C to Type-Cケーブルが付属しています。スタンドタイプの充電器でスマホを置く際は上下の位置を気にせず充電可能です。左右の調整はスマホの縦置き・横置きのどちらも中心から10mmまでズレても充電できました。充電範囲が広く意識せずにスマホを置いてもしっかりと充電できるでしょう。厚さが約2mmの薄いクリアケースと約4mmの手帳型ケースでも充電が可能。一方、同じ厚さでもフレームが太いiFaceでは充電ができませんでした。背面が分厚めケースでも充電は可能ですが、フレームの太さによっては充電できない場合があります。公称値の最大出力は10W。Xperia 1 Vを30分間充電したところ20%の充電が溜まりました。充電は速く、朝の時間がないときでも十分な充電が溜まるでしょう。LEDが正面に配置されていて、いつでも充電状況を確認でき、スタンド下部には滑り止めがついているので安定してスマホの充電が可能です。入力ポートはType-Cでコンセント以外からも給電ができます。
おすすめスコア:4.39(2026/02/16時点)
最安価格:3,198円(2026/02/16時点)
スタンドとパッドの2WAYで、3台の機器を同時に充電可能
AmazonやヤフーショッピングなどのECサイトで充電器を販売する、HOUOAの「ワイヤレス充電器 3in1」。カラーはブラックのみで、USB Type-A to Type-Cケーブルが付属しています。角度調整が可能なスタンドタイプで、水平に近い角度にすればパッドタイプとしても使えます。スタンドタイプでは上下の位置合わせは必要なく、左右はスマホの縦置き・横置きどちらも5mmまでズレても充電が可能でした。中心でないと充電できませんが、スタンドタイプで使えば位置合わせはしやすいでしょう。厚さが約4mmのiFaceでは充電可能。一方で、手帳型ケースでは充電ができませんでした。ケースによっては充電時に外す必要があり、やや手間を感じるでしょう。公称値の最大出力は15W。Xperia 1 Vを使用した充電の速さの検証では30分間で22%の充電を記録しました。充電は十分高速なので、スマホの充電が遅いと感じることはほとんどないでしょう。LEDはメイン充電面の左側に配置されており、スタンド部分には滑り止めを搭載。入力端子もType-Cポートで使いやすい充電器です。LEDが配置されている部分も充電面になっており、もう1台のスマホやワイヤレスイヤホンなどを同時に充電可能。また、メインの充電面の横にはApple Watch用のマグネット充電器が搭載されています。スマホ、イヤホン、スマートウォッチをApple製品でそろえている人におすすめの商品です。
おすすめスコア:4.37(2026/02/16時点)
最安価格:4,390円(2026/02/16時点)
本体の給電は専用アダプタを使用。充電速度はトップクラス!
スマホ向け充電器を多数販売するメーカー、Ankerの「Anker PowerWave II Stand」。カラーはブラックのみで専用のACアダプタが付属しています。スマホを立てかけるスタンドタイプで上下の位置合わせは必要ありません。左右の位置合わせはスマホの縦置きで5mm、横置きで10mmのズレまで充電が可能でした。充電範囲は十分な広さがあり、スマホを立てかける際に充電位置を気にする必要はほとんどないでしょう。厚さが約2mmで耐衝撃を謳うTPUケースでは充電可能でしたが、約4mmの厚さのあるiFaceや手帳型ケースでは充電できませんでした。厚めのケースを使っている人は充電のたびにケースを外す必要があるでしょう。最大出力の公称値は15W。Xperia 1 Vを30分間充電したところ27%の充電ができました。今回検証したなかでもトップクラスの充電速度で、急速充電に対応していない有線充電にも劣らない性能です。LEDは正面に搭載されており確認しやすく、台座部分には滑り止めもついていて安定した充電が可能。一方、入力ポートはDC端子で本体への給電には専用のACアダプタを使用します。アダプタはやや大きく、コンセントの種類によっては隣の穴に干渉してしまうこともあるでしょう。
おすすめスコア:4.34(2026/02/16時点)
最安価格:2,311円(2026/02/16時点)
厚さのあるケースは充電できないが、充電速度は十分な速さ
大手ECサイトAmazonのプライベートブランド、Amazon Basicsの「ワイヤレス充電スタンド」。カラーはブラックのみで、USB Type-A to Type-Cケーブルが付属しています。形は上下方向の位置合わせが必要ないスタンドタイプ。左右の位置合わせはスマホの縦置きで5mm、横置きで10mmのズレまで充電できました。横置きの充電範囲が広いので、スマホを横向きに立てかけて充電しながら動画を視聴できます。厚さが約2mmのAppleの純正ケースや少し厚めのTPUケースであれば充電可能。一方で、iFaceや手帳型ケースなどの厚さが約4mmでしっかりと厚さのあるケースでは充電できませんでした。厚めのケースを使っている人は充電のたびにケースを外す必要があり、やや手間を感じるでしょう。公称値の最大出力は10W。Xperia 1 Vを使用した充電の速さの検証では30分間で19%の充電を記録しました。充電は十分高速なので、スマホの充電が遅いと感じることはほとんどないでしょう。LEDは確認しやすい正面に配置されており、スタンド部分には滑り止めを搭載。入力端子もType-Cポートで使いやすい充電器です。
おすすめスコア:4.33(2026/02/16時点)
最安価格:1,198円(2026/02/16時点)
パッドタイプながら位置を合わせやすい。充電もスピーディ
SK-CinDaの「ワイヤレス充電器」は、充電速度を重視する人におすすめ。厚みが6mmと薄く、直径10cmのコンパクトなパッドタイプです。パッドタイプなのでスマホの位置は丁寧に合わせる必要がありますが、縦置き・横置きともに、縦は中心から10mm・横は15mmズレても充電できました。縦のほうが充電範囲が狭いため、スマホを置くときに注意しましょう。スタンドタイプには及ばないものの、今回検証したパッドタイプのなかでは位置を合わせやすい商品です。ケース装着時の充電もスムーズ。検証では、厚さ約4mmのケースを含め、ほとんどのケースを装着したまま充電できました。手帳型ケースもカバーを閉じた状態なら充電できたので、充電するたびにケースから取り外す必要はありません。公称値の最大出力は15Wですが、検証では30分間で1,137mAh給電でき、Xperia1Vを26%ほど充電できました。急速充電に対応していない有線充電と変わらない速度で、短時間でもしっかり充電できます。入力端子は汎用性の高いType-Cを採用。LEDはスマホ画面と同じ面にあり、充電状況を把握しやすい点も魅力です。
おすすめスコア:4.26(2026/02/16時点)
最安価格:4,018円(2026/02/16時点)
充電速度は遅いが、充電範囲が広く分厚いケースにも対応
充電器やイヤホンなどのガジェットを販売するメーカー、Ankerの「Anker PowerWave 10 Stand」。カラーはブラック・ホワイトの2色展開で、USB Type-A to microUSBケーブルが付属しています。スタンドタイプの充電器で、上下方向の位置合わせは気にせずスマホを充電可能。左右の位置合わせはスマホの縦置き・横置きに関わらず10mmのズレまで充電ができました。充電範囲は広く、充電位置を細かく気にせず置いても充電ができるでしょう。iFaceや手帳型などの厚さが約4mmある厚めのケースでも充電が確認できました。ほとんどのケースを装着したままでも充電が可能でしょう。最大出力は公称値で10W。Xperia 1 Vを30分間充電したところ10%しか充電が溜まりませんでした。充電は低速で、スマホをしっかり充電するには長時間置いておく必要があります。LEDは正面に配置されており充電状況をいつでも確認可能。一方で、スタンド部分に滑り止めはついておらず、スマホを立てかけながら操作するのは難しいでしょう。本体への入力ポートはmicroUSBでType-Cほど汎用性が高くありません。
おすすめスコア:4.26(2026/02/16時点)
最安価格:2,390円(2026/02/16時点)
充電が遅く一部スマホを充電できないが、位置が合わせやすい
Amazonや楽天市場などのECサイトでスマホ向け充電器を販売するメーカー、NANAMIの「ワイヤレス充電器」。カラーはブラック・ホワイトの2色展開で、USB Type-A to Type-Cケーブルが付属しています。形はスマホを立てかけて充電するスタンドタイプ。上下の位置合わせが必要なくさっとスマホを置いて充電できます。左右の位置合わせもスマホの縦置きで5mm、横置きで10mmのズレまで充電が可能でした。手帳型やiFaceなど厚さが約4mmある厚めのケースを装着したままでも充電を確認。よほど分厚くない限りほとんどのケースを装着したまま充電可能でしょう。出力の最大値は公称で15W。Xperia 1 Vを使用した検証では30分間で10%の充電が溜まりました。充電速度は公称値10Wの商品よりも遅く、短時間ではほとんど溜まりません。スタンドの台座部分にはLEDがライン状に配置されているため、充電状況がパッと見てすぐに確認可能。スマホを安定させる滑り止めがついているほか、入力ポートは汎用性の高いType-Cなので非常に使いやすい商品といえます。なお、主要なスマホで充電できるかを確認したところ、Xperia 1 IVとNothing Phone(1)では充電ができませんでした。この2つの機種を使っている人は別の充電器を選びましょう。
おすすめスコア:4.25(2026/02/16時点)
最安価格:2,310円(2026/02/16時点)
充電時は位置合わせが必要だが、充電速度はトップクラス
世界的大企業であるAmazonのプライベートブランド、Amazon Basicsの「Amazonベーシック ワイヤレス充電器」。カラーはブラックの1色のみで、USB Type-A to Type-Cケーブルが付属しています。形はパッドタイプでスマホを充電する際には、上下・左右の位置合わせが必要です。上下左右ともに10mmのズレまで充電が可能でした。充電範囲は十分な広さがありますが、スタンドタイプのように意識せずにスマホを置いてしまうと充電できていないこともあるでしょう。薄型のクリアケースはもちろんiFaceや手帳型のような厚さが約4mmあるケースでも充電できました。ほとんどのケースで充電できるため、充電のたびにケースを外す必要はありません。最大出力は公称値で15W。Xperia 1 Vを30分間充電したところ27%の充電が溜まりました。今回検証したなかでもトップクラスの結果で、急速充電に対応していない有線充電とほとんど変わらない充電速度です。LEDは天面のロゴ左側に配置されており、いつでも充電状況を確認できます。ただし、充電面にスマホを固定する滑り止めはついていないので、大きな揺れには注意が必要です。
監修者:居村岳広(東京理科大学 創域理工学部 電気電子情報工学科 准教授)
ガイド:八幡康平(元ガジェットメーカー営業/マイベスト 家電担当)
※ 監修者は「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している商品・サービスは監修者が選定したものではありません。マイベストが独自に検証を行ったうえで、ランキング化しています。

