コイルが入っていることで、体圧分散に優れ、体にフィットする寝心地を楽しめるポケットコイルマットレス。ニトリ・アイリスオーヤマ・無印良品・シモンズなど多くのメーカーやブランドから販売されていて、折りたたみできるものやトライアル期間があるものなど特徴はさまざまです。また「腰や肩への負担を軽減できる?」「寝心地がよいものはどれ?」などと気になることも多く、どれを選べばよいか迷いますよね。
今回は、各メーカーの最新商品や売れ筋上位から人気のポケットコイルマットレス18商品を集め、6個のポイントで比較して徹底検証。おすすめのポケットコイルマットレスをランキング形式でご紹介します。マイベストが定義するベストなポケットコイルマットレスは「仰向けや横向きの際に体に負担がかかりにくいうえ寝心地がよく、扱いやすさにも優れている商品」。徹底検証してわかったポケットコイルマットレスの本当の選び方も解説しますので、ぜひ購入の際の参考にしてください。
マイベストではベストなポケットコイルマットレスを「仰向けや横向きの際に体に負担がかかりにくいうえ寝心地がよく、扱いやすさにも優れている商品」と定義。ベストな商品を探すために、人気メーカーの最新商品やAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどで売れ筋上位のポケットコイルマットレス18商品を集め、以下の6個のポイントで徹底検証しました。検証①:仰向けでの体への負担のかかりにくさ検証②:横向きでの体への負担のかかりにくさ検証③:仰向けでの寝心地のよさ検証④:横向きでの寝心地のよさ検証⑤:寝返りのしやすさ検証⑥:手入れのしやすさ
おすすめスコア:4.69(2026/02/15時点)
最安価格:39,600円(2026/02/15時点)
柔らかく包み込まれる感覚で寝たい人に。体への負担も少ない
ZINUS JAPANの「ハイブリッドマットレス ZJ-MSSBA1-13SD」は、柔らかく包み込まれる感覚で寝たい人におすすめ。分厚いウレタンの詰め物がポケットコイル特有の跳ねる感覚を和らげ、ふんわりと包み込まれるような寝心地を生み出しています。ほどよい弾力で仰向け寝にも横向き寝にもぴったり。体圧分散性の高さはトップクラスで、細めからふくよかな体型まで幅広いモニターが検証したところ、仰向け・横向きのどちらも敷布団で寝たときと比べて平均約1.7倍以上も体圧を分散できました。体がほどよく沈むため、肩や背中、お尻など一部に負担がかかりにくいでしょう。寝心地もよく、仰向けはもちろん体重が一点にかかりやすい横向きでも快適でした。モニターからは「マット表面のふかふかの厚みがかなりあるので背中が浮くことがなく、体に馴染んでいた」との声が。コイルの存在が気になることもなく、寝返りもスムーズに打てることも魅力といえます。一方、本体の厚さが33cmあり部屋に圧迫感が出やすいことは難点。そのうえ重いため、1人で持ち上げたり運んだりするのは難しいでしょう。カバーの取り外しができないので洗えず、手入れもしにくい印象です。とはいえ、寝る向きを問わず寝心地がよく、体への負担もかかりにくいマットレス。トライアル期間はありませんが、厚みのあるマットレスを4万円以内で購入できるコスパのよさも魅力です。特に包み込まれるような感覚を求める人や体への負担が気になっている人はぜひ検討してください。
おすすめスコア:4.67(2026/02/15時点)
最安価格:39,990円(2026/02/15時点)
仰向けでも横向きでも体にフィット。4万円以内で購入できる
ニトリの「Nスリープ シングルマットレス」は、仰向けと横向きのどちらの姿勢でも体にかかる負荷を軽減したい人におすすめです。本体の厚さが24cmもあり、詰め物も6cmと厚めなので、体への負担を和らげられます。そのうえ価格は4万円以内と手頃で、価格と性能のバランスに優れた商品といえるでしょう。体への負担のかかりにくさは、仰向け・横向きの両方で高評価を獲得。どの体型でもしっかり体圧を分散していましたが、特に細め体型の人が横向きで寝た場合の分散率が高く、敷布団で寝たときと比べて平均1.7倍以上も分散できました。体重を全面で支えることで、一部に負荷がかかりにくいといえます。仰向けで寝たモニターからは「腰の形に合わせてしっかり沈み込み、非常にフィットした」と好印象でした。コイルの跳ねる感覚が若干あるものの、詰め物が分厚いためコイルの硬さはほとんど感じません。沈み込みすぎないので、寝返りもスムーズに行えます。しかし、カバーの取り外しができず、洗えないのは惜しい点。カバーまでしっかり洗って清潔に保ちたい人には不向きでしょう。汚れが気になる人は、敷きパッドやシーツを併用してください。とはいえ、仰向けでも横向きでも体への負担が少なく、寝心地のよいポケットコイルマットレスだといえます。トライアル期間はないものの、4万円以内で手に入るマットレスを探している人にはぴったりです。
おすすめスコア:4.59(2026/02/17時点)
最安価格:78,000円(2026/02/17時点)
仰向けの寝心地と静音性が両立。自然な寝返りをサポート
アメリカ発の高級マットレスブランド・サータ(Serta)の「ペディック AM ミディアム 5.8」は、寝心地とサポート力の両立を追求していると謳うモデルです。7万円台と比較的高価ですが、仰向け姿勢でのフィット感や反発性に重点を置いた設計となっています。仰向け・横向きでの寝心地のよさの検証では、背中や腰へのフィット感に優れ、モニターからは「腰の浮き感がない」「バネの嫌な感触がない」という声が挙がりました。寝返りのしやすさの検証でも、「揺れが少なくバネの音もない」「ほどよい反発で自然に寝返りできた」と高い評価を得ており、静音性と反発力の両立を求める人に適した設計です。一方で、横向きでの体への負担のかかりにくさの検証では、敷布団の体圧分散値に比べて平均1.48倍の体圧分散値となり、肩や腰にやや負担がかかりやすいことがわかりました。また、手入れ面では折りたたみができない構造のため収納性が低いうえ、カバーの取り外しや洗濯に対応しておらず、衛生的に使いたい人には扱いづらさが残ります。仰向けでの寝心地を重視する人や、寝返りのしやすさを求める人にはおすすめです。特に、寝返りによる揺れや音が気になる人には有力な選択肢となるでしょう。
おすすめスコア:4.56(2026/02/15時点)
最安価格:19,800円(2026/02/15時点)
仰向けでも横向きでも寝やすく、持ち手があり運びやすい
アイリスオーヤマの「アイリスプラザ マットレス Sheep」は、体にしっかりフィットして仰向けでも横向きでも寝やすい商品を探している人におすすめ。厚さが23cm、詰め物が9cmと厚めのポケットコイルマットレスながら、2万円前後と比較的安価に購入できます。実際に使用すると、仰向け・横向きのどちらでも敷布団と比べるとある程度体圧を分散できていました。仰向け・横向きで体への負担のかかりにくさはほとんど変わらず、平均1.51~1.65倍の体圧を分散。ただし横向きで寝た際は、ほどよく沈み込むものの若干お尻の横に負担がかかる可能性があります。ポケットコイルの跳ねる感覚というよりウレタンのずっしり沈む感覚の寝心地で、モニターからは「包まれるような感じでフィットしてとても満足」といった声が。仰向け・横向きの両方でコイルの硬さを感じにくく、寝やすいでしょう。寝返りもスムーズで「安定して寝返りを打てた」との声が聞かれました。側面に持ち手があり、頭と足の位置を入れ替えてへたりにくくできるのもメリット。しかし、カバーの取り外しはできないため、衛生的に使いやすいとはいえません。トライアル期間がない点も惜しいものの、肝心の寝心地がよく、体圧分散性も良好。予算を抑えて厚みのあるポケットコイルマットレスを探している人は検討してください。
おすすめスコア:4.54(2026/02/15時点)
最安価格:47,880円(2026/02/15時点)
弾力感は少ないが、仰向けでも横向きでも寝心地がよい
Emma Sleepの「Emma ハイブリッド V2」は、やや硬めの寝心地が好きな人におすすめの商品。詰め物の厚さは5cm、本体は25cmと分厚く体をしっかりと支えられます。体への負担のかかりにくさの検証では、仰向け・横向きともにある程度は体圧を分散できました。たとえば、ふくよかな体型のモニターが横向きに寝たときは、敷布団に寝たときと比べて平均1.61倍の体圧を分散。しかし、体重が軽いと沈み込みが甘くなり、上位商品と比べるとお尻の横や腰に負担がかかる可能性がありました。弾力感は控えめですが、仰向けでも横向きでも寝心地のよさは良好。モニターからは「体にフィットして違和感がほとんどなかった」などと満足の声が多数挙がりました。寝返りもスムーズに打てるうえ、詰め物が厚いのでコイルの存在感も気になりにくいこともうれしいポイントです。また、カバーは全面を開けて取り外しができ、洗濯できるのもメリット。シングルサイズでも18.4kgと重く1人では立てにくいものの、汚れたらカバーを洗えるので清潔に保ちたい人にぴったりです。しかし本体が分厚い分、部屋に置くと圧迫感が出やすいうえ、シングルサイズで13万円以上という高価格帯であるため、慎重に検討する必要があるでしょう。トライアル期間が100日間あるので、寝心地にこだわるなら思い切って購入するのはありといえます。
おすすめスコア:4.46(2026/02/17時点)
最安価格:88,980円(2026/02/17時点)
支えられている感覚を得たい人に。カバーは手洗いできる
新陽トレーディングの「MLILY ハイブリッドマットレス ML01」は、沈み込む感覚よりもしっかりと腰をサポートされている感覚がほしいなら候補になる商品。約9万円とやや高価格ですが、弾力があり適度な硬さで体を支えます。体への負担のかかりにくさは、特に細め体型の人が仰向けで寝たときが良好。敷布団に寝たときと比べて平均1.65倍の体圧を分散できました。敷き布団に比べると腰がしっかりとフィットする印象です。横向きだと沈み込みが甘いものの、敷布団よりは体圧を分散できています。詰め物の厚さは6cmもあり、コイルの硬さを感じにくいこともうれしいポイント。モニターからも「背中が浮く感じがなく、フィットしていてよい寝心地」「硬さがあるので寝返りがしやすい」との声が挙がりました。しかし一部にやや硬く感じた人もいたので、包み込まれるような柔らかさが好みの人には不向きといえます。カバーの取り外しが可能で、手洗いではあるものの洗濯できるので手入れもしやすいでしょう。厚さが24cmあるので持ち上げるのは大変ですが、カバーまで洗いたい人には向いています。腰をしっかり支え寝返りがしやすく、手入れも十分にしやすい商品です。トライアル期間はないものの、サポート力にこだわるなら検討してみましょう。
おすすめスコア:4.43(2026/02/17時点)
最安価格:7,051円(2026/02/17時点)
仰向け・横向きの体圧分散に優れるが、腰が沈みやすい
日本の生活用品メーカー・アイリスオーヤマが展開する「ポケットコイルマットレス PKMTN-SAWT」は、高密度コイル設計を採用したモデルです。体圧分散性能を重視した設計で、1万円前後と安価な点が魅力です。仰向けでの体圧分散の測定では、どの体型でもほどよい沈み込みがあり、背中から腰にかけての圧力を分散できました。特に細め体型の人は腰が沈みすぎることなく、体に負荷がかかりにくい結果に。横向きでの測定でも、肩まわりの圧迫が少ない点が評価されました。ただしカバーの取り外しができず洗えないため、衛生面を重視したい人には不向きでしょう。一方で、仰向けでの寝心地のよさの検証に関しては「腰が沈みすぎて浮くような感覚があった」という声が複数ありました。横向きでの寝心地のよさの検証では、お尻部分の深い沈み込みやバネの存在が若干気になるという意見も。また、寝返りの際の揺れは少ないものの、体がマットレスに沈みすぎることでやや力を入れる必要があり、よく動く人には不向きです。寝返りが少なく、体の負担軽減を求める人にとっては、価格と性能のバランスが取れた商品です。
おすすめスコア:4.4(2026/02/15時点)
最安価格:79,900円(2026/02/15時点)
薄めの商品がほしい人に。ヘタリ防止ができる両面仕様
Morghtの「Nellマットレス シングル」は、厚さ21cmとポケットコイルマットレスのなかでは薄めなので、部屋に圧迫感を出したくない人におすすめです。両面使用できるうえ、頭と足の位置も入れ替えられるため、へたれ防止ができることもメリットでしょう。詰め物は3.5cmと薄めですが、コイルの直径が35mmと細く、体重に合わせてほどよく沈み込むことが特徴。仰向けでも横向きでも体への負担をある程度は軽減できます。たとえば敷布団に寝たときと比べて、仰向けでも横向きで寝た場合も平均1.50倍の体圧を分散しました。上位商品に比べると少なめですが、一部に負担がかかり不快に感じることはほとんどないでしょう。体にフィットしやすく、寝心地のよさは仰向け・横向きともに良好。モニターからは「表面が適度に柔らかく、腰にソフトに馴染む」という声が挙がり好印象でした。寝返りもしやすいうえ、揺れや軋み音もほとんど気にならず、よく動く人でも快適に使用できるでしょう。一方、カバーが外せないので、付属のカバーまで洗濯したい人には不向き。汗をよくかく人や子どもがいて汚しやすい場合には、カバーを外せるものを選ぶか、ベッドパッドなどを併用するようにしてくださいね。とはいえ、寝心地のよさと寝返りのしやすさは良好で、薄めのポケットコイルマットレスを求める人に向いています。トライアル期間もあるため、選択肢のひとつになるでしょう。
おすすめスコア:4.31(2026/02/03時点)
最安価格:8,459円(2026/02/03時点)
価格を抑えたいなら検討の余地あり。寝心地重視なら不向き
タンスのゲンの「トリプルエッジサポート」は、1万円以下で購入できるため、予算を抑えたい人なら候補になる商品。敷布団に寝たときと比べて仰向けで平均1.60倍、横向きで平均1.53倍の体圧を分散。敷布団で寝るよりは、沈み込みがあり体への負担を軽減できていました。しかし、硬めの寝心地なため、人によっては腰が浮いたり、お尻に圧迫感を覚えることもあるので注意しましょう。実際に寝たモニターからは、「硬めだが、フィット感があった」との声が挙がったため、硬めの寝心地が好みの人に向いているといえます。寝返りをスムーズに打てたこともうれしいポイント。一方、なかには寝返りの際にコイルの硬さが気になった人もいたため、寝返りが多い人には向かない可能性があります。頭と足の位置の入れ替えはできますが、カバーの取り外しや洗濯ができないことはネック。汗かきな人や子どもがいる人でカバーまで清潔に使いたい場合には不向きです。価格を抑えたいなら検討の余地があるものの、体圧分散性や寝心地は上位商品におよびません。トライアル期間もないため、特に柔らかい寝心地が好みならほかも検討してください。
おすすめスコア:4.3(2026/02/17時点)
最安価格:7,880円(2026/02/17時点)
寝返りが打ちやすく音も静か。寝返りが多い人向け
ベッドアンドマットレスの「ポケットコイルマットレス EN101P」は、線径2.3mmのコイルを採用し、端まで沈みにくい設計が特徴であると謳っており、反発力を活かした寝返りのしやすさにも注力しているとのこと。寝返りのしやすさの検証では、謳い文句の通りバネの弾力が自然な寝返りをサポートしました。モニターからは「比較的揺れが少なく音も気にならなかった」「沈むことなくスムーズに寝返りができた」との声が挙がりました。しかし厚みが20cm以上あるうえ折りたたみ不可で、カバーの取り外しや洗濯にも対応していないため、衛生面を重視する人にとっては管理がしづらい構造です。仰向け・横向きでの寝心地のよさの検証では、反発力の高さが肩や腰への圧迫感の原因に。肩や腰を支えてくれるものの、一部のモニターは「骨にバネが当たる感覚がありフィット感が気になる」という人もいました。また、敷布団に寝たときと比べて多少の体圧を分散できたものの、上位商品にはおよびません。静かに寝返りを打てるマットレスを求める人に適しています。寝返りのしやすさを重視するなら、選択肢に入るモデルです。
監修者:加賀照虎(かがひどら)(上級睡眠健康指導士)
ガイド:渡辺寛和(元トイレタリー商品開発者/マイベスト ヘルスケア商品担当)
※ 監修者は「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している商品・サービスは監修者が選定したものではありません。マイベストが独自に検証を行ったうえで、ランキング化しています。

