カメラ用三脚のなかでも小さく収納できる「トラベル三脚」。携帯性に優れ、旅行や登山などのお供に選ばれやすい三脚です。トラベル三脚はGITZO・マンフロット・ベルボンなどさまざまなメーカーから発売されており、どれを選ぶべきか迷いますよね。
今回は、各メーカーの最新商品や売れ筋上位から人気のトラベル三脚16商品を集め、3個のポイントで比較して徹底検証。おすすめのトラベル三脚をランキング形式でご紹介します。mybestが定義するベストなトラベル三脚は「携帯性がよく操作が簡単で、確実にブレを抑えられる商品」。徹底検証してわかったトラベル三脚の本当の選び方も解説しますので、ぜひ購入の際の参考にしてください。
mybestではベストなトラベル三脚を「携帯性がよく操作が簡単で、確実にブレを抑えられる商品」と定義。ベストな商品を探すために、人気メーカーの最新商品やAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどで売れ筋上位のトラベル三脚16商品を集め、以下の3個のポイントで徹底検証しました。検証①:安定性の高さ検証②:使いやすさ検証③:持ち運びのしやすさ
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全項目で高評価!ブレにくく使いやすい理想のトラベル三脚
創業100年以上の世界最高峰三脚メーカー、GITZOの「トラベラー三脚GT1545T+雲台GH1382TQDキット」。一生モノとも評される堅牢性と手厚いサポートで、数多くのプロ写真家に支持される人気のモデルです。検証した商品のなかでもトップクラスの安定性を誇り、振動を加えてもブレはわずか。細かいブレも写真からは見られず、衝撃があってもブレはすぐに収まりました。脚の操作では引っ掛かりをほぼ感じず、ナットロックも軽い力で操作が可能。雲台は動きがなめらかで、操作中に不満や引っ掛かりを感じませんでした。持ち運びにも困らない重量・サイズで持ち運びのしやすさでも比較的高評価。本体直径も比較的小さくバッグ脇にもすんなり収納できました。すべての項目で高得点であり、妥協のない高性能な三脚を探している人に強くおすすめできるトラベル三脚です。
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弱点少ない優等生!手の届きやすい価格のカーボントラベル
イタリアに本拠地を置く世界最大級の写真機器メーカー、Manfrottoの「befreeアドバンス カーボンT三脚キット」。優れたデザイン性と扱いやすい操作性でトラベル三脚の定番として人気の高い商品です。安定性の検証では、衝撃が加わってもブレにくい結果となりました。カーボン素材の脚の影響も大きいようで、ブレにくいことはもとよりブレを素早く抑えることにも成功しています。実際の撮影でブレることはあまりないでしょう。センターポールの上下は少しなめらかさに欠ける印象でしたが、脚や雲台の操作においてもスムーズに操作ができ、セットアップから脚の調整までスムーズにできました。縮長が小さいうえ、カーボン脚を採用したため軽量。三脚ケースは口が大きく開き使いやすい印象でした。価格・機能など全体的にバランスがよく、誰にでもおすすめしやすいトラベル三脚です。
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高い伸縮比!安定性にも優れた多目的トラベル三脚
60年以上の歴史を誇る日本の三脚専業ブランド、ベルボンの「UTC-63II AS」。小型ボディに高い伸縮比を実現しながら十分な全高を確保し、量販店でも人気のモデルです。今回テストしたなかでトップクラスにブレないトラベル三脚でした。脚に衝撃を与えてもブレはほぼなく、微小なブレも素早く収まっている印象です。さまざまな撮影環境に対応できる三脚といえるでしょう。ウルトラロック方式の脚のため、高さの微調整には慣れが必要ですが、脚の伸縮は最速級。雲台は非常に高品質でなめらかに動き、かつ雲台固定時のズレもほぼ見られません。フリクションをかけてカメラを動かす際も非常にスムーズです。本体直径が大きめな設計ではありますが、縮長が非常に短く、伸縮比は比較したなかでトップクラス。通常両立しない要素である安定性とコンパクトさという特徴を兼ね備えたハイスペックなトラベル三脚です。
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センターポールは引っ掛かるが、操作しやすく十分安定する
イタリアの写真・動画撮影関連アクセサリーメーカー、Manfrottoの「befreeアドバンス アルミニウムT三脚キット 」。スタイリッシュなデザインと優れた耐荷重で、さまざまな写真家から人気を集めるトラベル三脚です。カメラに衝撃を与えるテストでは良好な結果となりましたが、脚に衝撃を与えるテストではブレが少し気になりました。ブレの収まりやすさは平均的で、一般的な撮影を行う分にはブレに悩むことは少ないでしょう。脚の伸縮のしやすさや雲台の操作性は高評価です。センターポールを伸ばす際には引っ掛かりますが、それ以外はなめらかに思いどおり操作ができます。雲台固定時のズレも目立ちませんでした。縮長が短いため、持ち運ぶ際に邪魔には感じないでしょう。アルミパイプを採用するため、重量は平均的ですが、総合的に見て持ち運びのしやすいトラベル三脚です。
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重量はあるが、ブレに強く脚や雲台は操作しやすい
台湾に本拠地を置き、三脚やカメラバッグなどの製造を行う海外ブランド、VANGUARDの「VEO 3GO 265HAB」。発売当初から量販店でも大きく展示され人気の高さが伺えた、人気のトラベル三脚です。カメラに衝撃を与えるテストでは、写真の細部まで拡大してもブレはほとんど気になりませんでした。脚に衝撃を与えた際はブレが見られましたが、アルミパイプ採用の三脚のなかではブレは収まりやすい印象です。脚はスムーズに伸縮でき、ナットロックも軽い力で操作が可能。また、雲台の操作性も高く、使いやすさの検証において高評価を受けました。雲台固定時のズレも気にならず、構図も微調整しやすいでしょう。今回比較した商品のなかで、縮長は比較的コンパクト。重量は平均以上ですが、持ち運びに苦労するほどではありません。
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使いやすく堅牢性も十分。しかし大きく重い点がボトルネック
中国の有名三脚メーカー、BENROの「ライノ カーボンファイバー三脚 2型4段」。2022年3月発売の動物をモチーフとした三脚「ZOOシリーズ」に属する商品で、持ち運びやすさや機能性を重視したベーシックなトラベル三脚です。安定性はトップクラスに高く、カメラに衝撃を与えてもほぼブレませんでした。脚に衝撃を与えた際にはブレが生じたものの、解像感を大きく損なうほどではありません。ブレも素早く収まっている印象があり、堅牢性・安定性に不満や不足はまずないでしょう。加えて、脚パイプは伸縮時に引っ掛かることはなく、脚ロックも手首を1回ひねるだけで素早く操作できました。ナットロックには柔らかいラバー素材が使われており、手で強く握ってもまったく痛くありません。雲台の動きもなめらかで、ほぼズレもなく使いやすいと感じました。しかし、縮長はトラベル三脚としては長め。本体重量もやや大きく、ほかのトラベル三脚と比べると持ち運びやすさは一歩譲ります。
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平均的な本体サイズだが、平均以上の安定性と使いやすさ
プロ写真家も愛用する中国の三脚メーカー、Leofotoの「LX-254CT+XB-32 アーバンLXシリーズ トラベラー三脚+雲台セット」。脚も雲台も非常に堅実なつくりと市場の評判がよく、量販店でも人気のあるモデルです。安定性の検証では、ブレはあまり目立たないという結果に。拡大すると少しブレが見られますが、平均以上のブレにくさであり、実際の撮影現場で困ることはあまりないでしょう。脚パイプの伸縮やナットロックの操作性が非常によく、使いやすい印象。雲台の完成度も高く、フリクションを調整してもなめらかに動き、引っ掛かる印象はありません。本体重量や縮長はトラベル三脚としては平均的なので、持ち運びに困ることはあまりないでしょう。カバン脇にも収まりやすいサイズです。
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雲台や脚にクセはあるが、コンパクトかつ高さも十分
世界的に人気のカメラアクセサリーメーカー、Peak Designの「トラベル トライポッド カーボン」。クラウドファンディングで約13億円の出資を集めた、業界注目のトラベルカーボン三脚です。カメラに衝撃を与えた際は比較的安定しており、ブレはあまり気になりませんが、脚に衝撃を与えた際はブレが目立ちました。衝撃を与えたあとも細かなブレが目立ち、ブレが収まりやすいとはいえません。脚の伸縮や調整の際には、ロックレバーが少し硬く、強めの力で操作しないといけない場合が。また、雲台にクセがあり、固定時のズレや可動域の狭さは不便に感じました。反面、本体は非常にコンパクト。持ち運びには苦労しないでしょう。500mLペットボトルと比較しても直径はほとんど変わらず、カメラバッグ脇に三脚を仕舞う際には一切引っ掛かりを感じませんでした。
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ブレにくく安定性は高いが、重量があり雲台はなめらかでない
VANGUARDの「VEO 3T 265HABP」は、比較的太いアルミ製パイプを使用したトラベル三脚です。スマホホルダーにもなるクイックリリースプレートや、一脚に組み替えられるセンターポールなど、機能豊富といえます。カメラや三脚に衝撃を与えても、大きくブレることはなく安定していました。ブレも収まりやすい印象があり、総合的な安定性は高いといえます。脚のパイプはスムーズに伸ばせ、脚の開脚角度の調整はボタン式で操作しやすい印象でした。一方で、ナットロックは回転角度が大きく、ロックや解除がやや面倒に感じる場合も。雲台のボール部分はこすれる感覚があり、縦・横方向の動きでなめらかさが異なりました。なお、固定する際の雲台のズレはそこまで大きくありません。折りたたむとトラベル三脚らしくコンパクトな一方で、本体重量はかなり重め。一般的な大型三脚ほどの重さがあり、持ち運びが楽とはいえません。
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最安価格:9,900円(2026/01/21時点)
非常にコンパクトだが、雲台のズレがありブレには強くない
イタリア創業の、世界有数の写真機器総合メーカー、マンフロットの「Elementトラベル三脚 スモール」。非常に小さな本体サイズかつミラーレス一眼には十分な耐荷重があり、携帯性を重視するユーザーから支持されている商品です。脚に衝撃を与えたテストでは、ブレが目立ちました。振動減衰性も高くないようで、ブレが収まりにくい印象です。総合的に見てブレに対して強いわけではないものの、軽量なミラーレスの使用においては大きな問題にはならないでしょう。脚の伸縮や雲台の操作において、引っ掛かりが少し見られました。雲台の固定時のズレもありますが、その他の操作において不満を感じることは少ないでしょう。三脚本体の縮長や直径は非常に小さく、カメラバッグ脇にも挿して収納しやすいため、持ち運びは比較的楽といえます。
監修者:藤井智弘(写真家)
ガイド:八幡康平(元ガジェットメーカー営業/マイベスト 家電・カーバイク用品担当)
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