圧力鍋は、煮込み料理や圧力調理が簡単にできる便利なアイテム。時短できるだけでなく安全かつ手軽に温度調節や加圧ができ、料理初心者にもおすすめです。しかし、ティファール・フィスラーなどの有名メーカーだけでなく、アサヒ軽金属など日本製の圧力鍋も販売されていて選択肢が豊富。価格やサイズ、最大圧力なども商品によって異なるので、どんなものを選べばいいのか悩んでしまいますよね。
今回は、各メーカーの最新商品や売れ筋上位から人気の圧力鍋27商品を集め、3個のポイントで比較して徹底検証。選び方とともに、おすすめの圧力鍋をランキング形式でご紹介します。マイベストが定義するベストな圧力鍋は「おいしい料理を手軽に作れて、手入れも楽な商品」。ぜひ購入の際の参考にしてください。
ベストな圧力鍋を探すために、人気メーカーの最新商品やAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどで売れ筋上位の圧力鍋27商品を集め、以下の3個のポイントで徹底検証しました。検証①:おいしさ検証②:調理のしやすさ検証③:手入れのしやすさ
おすすめスコア:4.89(2026/03/12時点)
最安価格:32,980円(2026/03/12時点)
とろけるような柔らかさと旨み!圧力調整も簡単で使いやすい
1944年創業の家庭調理器メーカー、アサヒ軽金属の「ゼロ活力なべ」。家庭用圧力鍋として最高クラスと謳う146kPaの高圧で調理できる圧力鍋で、肉も野菜も柔らかく調理できます。普段の調理をワンランクアップしたい人にぴったりの商品です。赤い高圧おもりは146kPa、白い白米おもり(低圧おもり)は76kPaで調理可能。2つの圧力調整おもりをつけ替えることで、加熱前に圧力値を設定できます。圧力がかかるとおもりがカタカタと揺れ蒸気が出るため、火力調節のタイミングがわかりやすいのが利点。フタはスライド式で、矢印に合わせることで噛み合わせやすくなるものの、滑りが悪くフタを開閉するのに力が必要でした。調理したカレーは、具材がとろけるように柔らかく、野菜の甘み・ルーのコクをしっかり感じられる仕上がりに。モニターから「にんじん・じゃがいもが芯まで柔らかく、舌で押し潰せる」「肉がスプーンで崩せるくらい柔らかく、旨みを感じられる」「玉ねぎは一度炒めて入れたかのように柔らかく、旨みが全体に行き渡っている」と評価されました。146kPaの高圧で調理できることで、どの食材も中心まで柔らかくなり、旨みを引き出せた印象です。本体全面がステンレス・アルミの5層でできているため、全体に熱が行き渡りやすく焦げつきにくいのも利点。さっと洗い流すだけで汚れが落としやすいでしょう。高圧調理による料理の満足度が抜きん出ていた本商品。白米おもり(低圧おもり)は炊飯だけでなく、火の通りやすいデリケートな食材の調理にも使えて、料理のレパートリーが豊富なのもうれしいポイントです。家庭で手軽に本格的な味を楽しみたい人におすすめな圧力鍋といえます。
おすすめスコア:4.85(2026/03/12時点)
最安価格:42,350円(2026/03/12時点)
圧力値の調節可能!初心者でも手軽に本格的な煮込み料理に挑戦できる
グループセブジャパンの「ティファール エクスペリエンス+ 圧力鍋」は、おいしさと調理のしやすさを追求するすべての人におすすめの圧力鍋です。フランスに本社を持つグループセブが製造し、初心者でも扱いやすい点が魅力です。圧力値は野菜類、豆・穀物類、肉類、魚介類の4つのプログラムがあらかじめ設定されており、レバーを回すだけで調節できます。取っ手を立てたり起こしたりするだけでフタの開閉ができるため、圧力鍋初心者でも扱いやすいでしょう。一方、フタにタイマーがついているため手入れのときに濡らさないよう注意が必要な点は難点です。圧力鍋で調理したカレーを試食したモニターからは、「具材がとろとろでコクの深さが際立っている」「食材の旨みを引き出している」との声が挙がりました。クオリティの高い煮込み料理が短時間で仕上がるので、手間をかけずにおいしい料理を楽しみたい人にぴったりです。圧力鍋初心者でも扱いやすい設計であるうえおいしさも十分。手軽に手の込んだ本格的な料理に挑戦したい人はぜひ検討してください。
おすすめスコア:4.64(2026/03/11時点)
最安価格:5,629円(2026/03/11時点)
コクはあと一歩だったが、具材の柔らかさは好印象
キッチン雑貨・調理家電を扱う、タマハシの「落合務 ステンレス圧力鍋3.2L」。基本料理の8つのレシピと、日本イタリア料理協会名誉会長でもある落合シェフが監修したレシピが付属しています。圧力調整レバーのマークをIにセットすれば50kPaの低圧、IIにセットすれば90kPaの高圧にでき、火にかける前に圧力値を設定できます。加圧方式はおもり式で、圧力がかかるとおもりの蒸気口から蒸気が出るので、火力調節のタイミングがわかりやすいでしょう。フタはスライド式でやや噛み合わせにくかったものの、フタ上部にあるマークに持ち手の位置を合わせることではまりやすくなりました。調理したカレーは、具材の柔らかさが好印象。モニターからは「じゃがいも・にんじんは煮崩れがなく、口に入れるととろけるように柔らかい」「肉が硬くならずに柔らかさを保っていて、玉ねぎもしっとりしていた」と評価されました。一方「もう少し塩味が穏やかでコクが感じられるとよかった」という声もあり、ルーのコクに関してはあと一歩という印象。手入れは、ゴムパッキンの裏表がないので、サッと着脱できたのが好印象でした。鍋本体はステンレス、底面はステンレスとアルミの3層構造で焦げつき防止の工夫があります。。本体・フタ・各パーツともに食洗機には非対応なので、手入れの際はすべて手洗いで清潔にしてくださいね。
おすすめスコア:4.63(2026/03/12時点)
最安価格:8,350円(2026/03/12時点)
初心者でも使いやすい!どの食材もしっとり柔らかくなった
蒸し調理に使える中かご・中かご台が付属した、グループセブジャパンの「T-fal セキュア トレンディ」。安全ロックピンがついており、ロックされていないと圧力がかからず、圧がかかっている間はフタが開けられない仕様です。全パーツが食洗機対応なので、自宅に食洗機があり、手入れのしやすさも重視する人におすすめ。圧力値は火にかける前に設定可能で、圧力調整レバーのマークを野菜アイコンにセットすれば50kPaの低圧、肉アイコンにセットすれば80kPaの高圧にできます。加圧方式はおもり式で、圧力がかかると蒸気口から蒸気が出るので、火力調節のタイミングがわかりやすいのもメリット。フタはスライド式で、取っ手にあるレバーを手前に引きながら回すと開きます。フタを閉めるときにやや噛み合わせにくかったものの、フタ上部のVマークを目印にすることで噛み合わせやすくなりました。調理したカレーは、どの食材もしっとりと柔らかくなり高評価に。モニターからは「玉ねぎがルーに溶け込んでいる」「野菜は煮崩れしていないのにスプーンがスッと通る」と評価されました。肉も噛み切れるほど柔らかく「とてもジューシーで旨みを感じられた」と好印象。ゴムパッキンは裏表がないので、スムーズに着脱できました。圧力調節レバーやゴムパッキン以外は食洗機に対応しているので、自宅に食洗機がある人は手入れの手間を減らせる印象。比較的手入れもしやすく、初心者でも使いやすい圧力鍋といえます。
おすすめスコア:4.61(2026/03/11時点)
最安価格:3,740円(2026/03/11時点)
どの食材も芯まで柔らかくなった。圧力調節もしやすい
パール金属の「クイックエコ 3層底切り替え式圧力鍋 3.5L」は、製品安全協会が認定したSGマークがついた圧力鍋です。圧力値は加熱前に設定可能で、圧力調整レバーを1にセットすると60kPaの低圧、2にセットすると100kPaの高圧で調理できます。加圧方式はおもり式のため、圧力がかかったのが蒸気で判断でき、火加減を調節するタイミングがわかりやすい印象です。フタはやや噛み合いにくいものの、フタ上部のマークと取っ手を合わせることではまりやすくなりました。調理したカレーは、食材の柔らかさが多くのモニターから高評価。「玉ねぎがほとんど溶け切っていて、じゃがいもはとろけるような柔らかさ」「にんじんをスプーンで簡単に切れたし、肉もしっとり柔らかく仕上がっていた」という声が挙がりました。野菜の甘みも感じられ、満足できる仕上がりになった印象です。手入れは、ゴムパッキンの裏表がなく、スムーズに着脱できる点が好印象。底は3層構造になっており焦げつきにくいことも特徴です。食洗機非対応なので、使用後はすぐに手洗いしましょう。手洗いの手間はあるものの、低圧・高圧を使い分け、料理をおいしく仕上げられる商品といえます。
おすすめスコア:4.58(2026/03/11時点)
最安価格:7,230円(2026/03/11時点)
2段階の圧力切替で肉が柔らかく仕上がる。焦げつきやすさは注意
ワンダーシェフの「Froom 片手圧力鍋」は、直径19cmのコンパクトサイズで、白米の最大炊量は約3合まで対応できると謳っている商品です。2段階の圧力切り替え機能があり、ガスコンロとIHの両方に対応しています。調理したカレーのおいしさの検証では、肉のやわらかさと具材の旨味がルーに染み込んでいる点が高く評価されました。野菜の硬さには若干のばらつきが見られたものの、全体としては良好な仕上がりといえます。モニターからは、「お肉がびっくりするくらい柔らかい」「野菜の甘みと肉の旨味がうまく溶け合いクリーミーに乳化しているような感じでしっかりとした旨味を感じた」という声があがっています。また、圧力値の調節が可能で、加熱前に値を指定できるため、食材や料理に合わせて調整しやすいことが特徴です。鍋の構造は底三層仕様で、焦げつき防止の工夫があります。使用後に流すだけでも汚れを落しやすいので手入れは負担になりにくいでしょう。柔らかい食感と深い旨味を求める人におすすめです。圧力を細かく調整できるため、食材に合わせた調理をしたい人にも向いています。
おすすめスコア:4.55(2026/03/11時点)
最安価格:5,999円(2026/03/11時点)
フタの開閉がスムーズにできる。料理は野菜の柔らかさが好評
アイリスオーヤマの「アイリスプラザ 両手圧力鍋 3L」は、蒸し調理や落とし蓋に使える中かごやガラス製のフタが付属した商品。安全ロック構造により、フタがロックされていないと圧力がかからず、圧力がかかっている間はロックピンがフタをロックして開かなくなる仕様です。圧力調整レバーのマークを1にセットすると60kPaの低圧、2にセットすると100kPaの高圧にでき、火にかける前にセットできます。加圧方式はおもり式で、圧力がかかると蒸気口から蒸気が出るため、火力調節のタイミングがわかりやすいのも利点です。フタをのせてLOCKボタンを押すと固定、開けるときはOPENボタンを押すと開錠される仕様。フタは上にかぶせるだけで噛み合うので、片手でスムーズに開閉できました。調理したカレーは、具材の柔らかさが際立つ仕上がりに。とくに野菜の柔らかさが好評で、モニターからは「じゃがいもはホクホク、にんじんはスプーンで力を入れずに切れる」「玉ねぎは形がなくなるほどトロトロになっていた」という声が挙がりました。肉もほどよい柔らかさで、高圧調理によってどの食材も中心まで柔らかくなっていた印象です。手入れは、ゴムパッキンに裏表がないので、サッと着脱できたのが好印象。底が3層構造になっており、焦げつきにくいことも特徴です。圧力調整レバー・ゴムパッキン以外は食洗機に対応しているため、食洗機がある家庭なら手入れの手間を減らせるでしょう。
おすすめスコア:4.54(2026/03/12時点)
最安価格:35,800円(2026/03/12時点)
具材が柔らかく野菜の甘みも十分。3段階の圧力値調節が可能
Fisslerの「ビタビット プレミアム 3.5L」は、3段階の圧力設定とスチーム機能を備えたドイツ製の圧力鍋です。視覚的に圧力を確認できる3色の圧力表示や、メンテナンスが容易な設計を特徴としています。18-10ステンレスのサテン仕上げで、IHを含むすべての熱源に対応している点も魅力です。実際に調理に調理したカレーは、具材が非常にやわらかく、スプーンで簡単に切れるほどに仕上がりました。玉ねぎは溶けており、じゃがいもとにんじんもやわらかく、肉も同様の食感が確認されました。ルーは野菜の甘みやコクが十分に感じられる味わいで、おいしさの評価では高い評価を得ています。モニターからは「じゃがいも、にんじん、玉ねぎともにやわらかくてルーとのバランスもよかったと思う」という声が挙がっています。詳細な圧力値は不明ですが低・中・高の3段階の圧力値の調整機能を備えており、食材や料理に合わせて調節可能です。食材に適した圧力調理がしやすいでしょう。底厚三層カプセル構造となっており、焦げつきにくいよう工夫されている点もポイントです。野菜の甘みやコクを引き出せる圧力鍋がほしい人は検討してください。
おすすめスコア:4.5(2026/03/11時点)
最安価格:4,680円(2026/03/11時点)
調理はしやすい一方、肉はやや硬く物足りない仕上がり
蒸し調理に使える中かご・中かご台が付属した、アイリスオーヤマの「アイリスプラザ 片手圧力鍋 3L」。安全ロック構造により、圧力がかかっている間はフタが開かない仕様です。圧力調整レバーのマークを1にセットすれば60kPaの低圧、2にセットすれば100kPaの高圧にでき、火にかける前に圧力値を設定できます。加圧方式はおもり式で、圧力がかかると蒸気口から蒸気が出るので、火力調節のタイミングがわかりやすいのが好印象。フタはスライド式でやや噛み合わせにくかったものの、フタ上部にあるマークに持ち手の位置を合わせると噛み合いやすくなりました。調理したカレーは、野菜の甘みや肉の旨みが溶け出ており、コクを感じられる仕上がりに。しかし、肉はやや硬めで「筋が気になった」「柔らかさはあと一歩」という声が挙がり、評価が伸びませんでした。手入れは、ゴムパッキンの裏表がないので、サッと着脱できたのが好印象。鍋本体はステンレス、底面はステンレスとアルミの3層構造で焦げつき防止の工夫があります。圧力調整レバーとゴムパッキン以外は食洗機で洗えるので、食洗機がある家庭はより楽に手入れできる印象です。
おすすめスコア:4.5(2026/03/11時点)
最安価格:7,207円(2026/03/11時点)
野菜の旨み・甘みを感じられたが、肉はやや水分が抜けた食感
日本洋食器の「D&S 圧力鍋」は、50品目収録のレシピブックが付属した商品。火力調節のタイミングもわかりやすく、野菜の旨み・甘みを引き出すことができました。圧力調整レバーに低圧・高圧の目盛りがあり、火にかける前に54kPaの低圧・90kPaの高圧に設定できます。加圧方式はおもり式で、圧力がかかるとおもりの蒸気口から蒸気が出るので、火力調節のタイミングがわかりやすいのも好印象。フタはスライド式でやや噛み合わせにくかったものの、フタ上部にあるマークに持ち手の位置を合わせることではまりやすくなりました。調理したカレーはコクを感じられる仕上がりで、モニターからも「野菜の旨みや甘みがルーに溶け出していた」という声があり、とくににんじんは瑞々しい甘さを堪能できたという声が複数挙がりました。具材の柔らかさもおおむね満足度が高かったものの、肉は「もう少し水分がほしい」という声があり、期待には一歩及ばなかった印象です。手入れは、ゴムパッキンの裏表がないので、サッと着脱できました。鍋本体はステンレス、底面は多層構造になっており焦げつき防止の工夫があります。一方、食洗機対応は確認できず、食器用洗剤で洗うことが推奨されているので、手洗いが必要でしょう。
監修者:さいとうあきこ(圧力鍋研究家)
ガイド:相野谷大輔(バリスタ・焙煎士/マイベスト キッチン・食品担当 )
※ 監修者は「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している商品・サービスは監修者が選定したものではありません。マイベストが独自に検証を行ったうえで、ランキング化しています。