豊富なスキルや知見を次なるステージで発揮するための50代向け転職サイト。リクルートエージェント・ビズリーチなどの大手から特化型まであり、役職定年を前にキャリアを再構築したいと考える人もいるでしょう。しかし、「年齢で不利にならない?」「年収は維持できる?」などが気になりますよね。
今回は、人気の50代向け転職サイト13サービスを4個のポイントで比較して徹底検証。3人の専門家が監修した選び方や2026年の50代転職の市場動向予測とともに、おすすめの50代向け転職サイトをランキング形式でご紹介します。女性向けやIT・WEB業界・エンジニアへの転職を志望している人向け、志望業界が決まっていない人、非正規雇用も検討している人、役員・エグゼクティブ層向けなど幅広く業界や職種、性別ごとにおすすめの転職サイトの選び方も紹介しますので、ぜひ検討の際の参考にしてください。
マイベストではベストな50代向け転職サイトを「50代に向けた求人が豊富で多くの企業の求人を掲載しており、検索がしやすくサポート機能が豊富なことで転職活動の負担を減らせるもの」と定義。そんなベストな50代向け転職サイトを探すために、人気の50代向け転職サイト13サービスを集め、以下の4個のポイントから徹底検証しました。検証①:50代向けの求人数検証②:検索のしやすさ検証③:転職活動の進めやすさ検証④:転職人気企業の掲載実績
おすすめスコア:4.62(2026/02/06時点)
「50代活躍中」の求人数が多かったが、詳細な求人数はわからないので注意
Indeed Japanが運営する「はたらいく」は、都心部での転職には不向きですが、地方へのU・Iターンをしたいなら検討の余地がある転職サイト。地域密着型の転職サイトで、地元に帰って転職するなら候補に入るでしょう。都道府県ごとの検索しかできず、「50代活躍中」で検索したときは各都道府県の求人数は1,000件以上あり、全体で4.7万件以上と多い結果に。ただし、1,000件以上のようにざっくりとした求人数しか確認できなかったので、正確な求人数を比較したい人には不向きといえます。また、地方の地元企業に特化しているので、転職人気企業の掲載実績は144社中43社とやや物足りない数字です。検索条件の詳細項目は16項目と多いものの、複数の条件を設定できない点もネック。書類の自動作成・スケジュール管理機能があり、面接の準備などはスムーズに行えるでしょう。企業の良いところと厳しいところをどちらも掲載している「せきらら求人」も特徴的です。
おすすめスコア:4.28(2026/02/06時点)
まず登録するなら候補に!求人数が多く転職サポートも手厚い
パーソルキャリアが運営する「doda」は、転職したい50代の有力候補に挙がる転職サイトです。今回検証した転職サイトのなかでは50代向けの求人が多く、転職人気企業の掲載実績も豊富。実際に調べると、転職人気企業144社のうち114社掲載していました。サイトの機能も充実しており、転職活動をスムーズに進められるでしょう。公開求人数は約26.3万件で、検証したなかの中央値を上回り、「50代 活躍中」で絞り込んだ場合も約6,400件と、ほかより多め。派遣・アルバイト・パート・契約社員などの非正規雇用の求人数も中央値以上で、約9,900件の求人が確認できました。管理職・マネージャーの求人数も約6,500件と十分な数で、登録しておいて損はない転職サイトといえます。アプリが完備され、希望の仕事を検索しやすいのも魅力です。勤務地・職種・業種・雇用形態・年収など基本的な検索条件がそろっているほか、休日や未経験歓迎などの詳細も13項目と十分。検索条件が保存できるため、検索するたびに条件を設定する手間はかかりません。転職活動のバックアップ体制も整っています。書類の自動作成機能を使えば、履歴書・職務経歴書の作成もスムーズです。応募した企業や面接の日程を管理できるほか、自分に合った転職活動計画を作れるカレンダー機能なども利用可能。在籍中の会社にバレたくない人は、レジュメ公開ブロック機能を利用できます。エージェントサービスがあり、応募書類の作成や面接対策などのサポートを受けられるのもうれしいポイント。「久しぶりの転職活動で不安がある」という50代の人も利用しやすい転職サイトといえます。
おすすめスコア:4.11(2026/02/06時点)
50代向け求人数はトップクラス。細かい検索条件を選べる
Indeed Japanが運営する「リクナビNEXT」は、豊富な求人から希望の条件を探したい人におすすめです。求人数は「~件以上」といった表記でざっくりとした求人件数しか公開されていないものの、サイト全体の公開求人数は131万件以上。「50代 活躍中」で絞り込むと2,000件以上が掲載されていました。検証した全サービスの中央値を上回っており、50代に向けた求人数は十分といえそうです。転職人気企業144社のうち、95社の求人を掲載していた実績がある点も見逃せません。さまざまな業界の有名企業とつながれる可能性があるでしょう。求人はアプリを使って素早くチェックできます。勤務地など5項目の基本条件に加えて、賃金の特徴や企業規模など17もの詳細項目で検索できるのが魅力。フリーワード検索と組み合わせれば、スキルに合わせた求人をチェックできます。検索条件は保存可能で、2回目以降の検索もスムーズです。転職活動をサポートする機能としては、書類自動作成機能のほか、スケジュール管理・レジュメ公開ブロック機能などを完備。転職計画をたてるカレンダー機能はありませんが、基本的な機能がひと通りそろっていました。転職に役立つ、求人特集や転職ノウハウなども掲載されています。豊富な求人数から選べて、検索機能も充実。「~件以上」といった表記でざっくりとした求人件数しか公開されていませんが、希望の条件を細かく絞り込んで探したい人には十分候補になるでしょう。
おすすめスコア:4.06(2026/02/06時点)
希望条件に合わせて絞り込みたい人に。社風を知れるのも魅力
マイナビが運営する「マイナビ転職」は、希望の条件で細かく求人を絞り込みたい50代にぴったり。詳細な検索条件19項目のうち15項目を設定可能で、休日数や勤務時間などの細かい条件で検索できます。検索条件の保存機能があり、毎回設定し直す手間も省略。専用アプリも提供されていて、すき間時間に探したい人も検索しやすいでしょう。公開求人数は約4.7万件。総数は上位サービスにおよばないものの、「50代 活躍中」で絞り込むと、約1,900件と中央値よりやや多めでした。総合型の転職サイトで基本的に20~30代向けの求人がメインですが、ほかの転職サイトと併用するなら十分なレベルといえます。スケジュール管理やレジュメ公開ブロック機能のほか、書類の自動作成にも対応しており、履歴書・職務経歴書の作成も行いやすいのが特徴です。転職人気企業144社のうち約70社の掲載実績もあり、人気企業とのパイプにも期待できます。企業情報の発信に力を入れているのも特徴。企業のブログや動画での企業紹介で、企業サイド発信による生の情報をチェックできます。社員のインタビューや社内イベントの情報も掲載されているので、社風を知りたい人にはおすすめですよ。
おすすめスコア:3.85(2026/02/06時点)
求人数の多い転職サイトと併用するならあり。カレンダー機能が魅力
エン・ジャパンが運営する「エン転職」は、求人数の多い転職サイトと併用するなら選択肢に入る転職サイト。公開求人数は約9万件と、比較した転職サイトの中央値を上回ったものの、上位には及びません。「50代 活躍中」で絞り込んでもヒットは約520件。サイトの機能は優れているので、ほかのサイトと並行して使うのによさそうです。求人を探すのに便利な専用アプリがあり、検索条件も充実しています。勤務地など基本的な項目に加え、未経験歓迎・面接1回・リモートワーク可能など、16項目のさまざまなこだわり条件を設定可能。検索条件の保存機能もあるため、手軽に求人を探せます。書類の自動作成機能やレジュメ公開ブロック機能があり、転職活動にかかる時間や不安を減らせるのも魅力。カレンダー機能にも対応し、スケジュール調整がスムーズです。転職人気企業144社のうち47社の掲載実績があることから、人気企業に転職を希望している人にもおすすめ。50代向けの求人数は中央値より多く、検索条件が豊富で機能も充実しているので、ほかの転職サイトで希望の求人が見つからなかった場合の利用がよいでしょう。
おすすめスコア:3.82(2026/02/06時点)
スキル・年収・役職で絞り込み。ハイクラスな転職希望者に
エン・ジャパンが運営する「en ミドルの転職」は、中高年に特化したエージェントのサポートを受けたい人におすすめ。「30〜40代のミドル専用転職サイト」を謳っており、ミドル層の転職サポートに豊富な経験を持つエージェントが多数在籍していると推察されます。転職人気企業144社のうち82社の掲載実績もあり、人気企業への転職も期待できそうです。求人数も多く、公開求人数は約37.9万件でした。「50代 活躍中」の絞り込みでヒットした約1,300件は、検証した全サイトの中央値以上。注目は管理職・マネージャーの求人数で、約4万件と検証したなかでもトップクラスです。年収帯が高めで、大手企業の部長クラスや経営幹部層のようなハイクラスの人向けといえるでしょう。検索条件は基本項目5項目にくわえ、詳細項目6項目も検索可能。検索条件は保存できますが、ほかのサイトほど細かい条件は指定できず、英語力・役職・年収などの項目がメイン。書類の自動入力・スケジュール管理など基本機能がそろっているほか、レジュメ公開ブロック機能もあります。検証したほかの転職サイトに比べてターゲットの年代が高く、スキルや経験に自信がない人には向きませんが、50代のなかでも年収700万円を超えている人は候補になるでしょう。
おすすめスコア:3.78(2026/02/06時点)
高年収のハイクラス転職を検討している50代におすすめ
パーソルキャリアが運営する「doda X」は、ハイクラス転職を実現したい50代におすすめです。「ハイクラス転職サービス」と謳っています。転職人気企業144社のうち73社の掲載実績もあり、人気企業への転職を希望している人にもぴったりです。公開求人数は約6.6万件にとどまったものの、「50代 活躍中」で絞り込んだところ、約1,200件ヒット。検証したなかでの中央値と同等で、ハイクラス転職を目指す人にとっても十分な件数を保有しているといえます。ハイクラス向けのため、検索条件は基本的な4項目のみで、アプリもありません。検索条件の保存はできるので、毎回条件を設定する手間は省けます。また、書類の自動作成機能はありますが、作成した書類をダウンロードする機能がなく、履歴書を印刷する場合には手間がかかるでしょう。また、dodaにも登録するとスカウト機能が利用できますが、年収が高くない人や管理職経験がない人は、スカウトがほとんど来ない可能性も。スキル・経験に自信のない50代には向きませんが、年収1,000万円以上の求人も見つかる点は魅力で、役員クラスのエグゼクティブ層なら検討してもよいでしょう。
おすすめスコア:3.76(2026/02/06時点)
大手企業の掲載実績もあり。豊富な求人から探したい人に
リクルートグループが運営する「リクルートダイレクトスカウト」は、豊富な求人から自分に合った仕事を探したい50代におすすめ。公開求人数は約56.9万件と、検証した中央値を大きく上回りました。なお、「50代 活躍中」でのヒット数もおよそ1,400件と、中央値以上です。また、アプリがあり仕事の合間のような隙間時間でも求人が探しやすい点がメリット。とはいえ、検索条件の保存ができず、検索するたびに条件を設定する手間がかかります。サポート機能も物足りません。書類の自動作成・レジュメ公開ブロック機能には対応していますが、スケジュール管理機能は非搭載。応募した企業や選考スケジュールは、自分で管理する必要があります。転職人気企業144社のうち104社の掲載実績があり、トヨタ・楽天・アマゾンジャパンなど、大手企業の求人実績もあるのは見逃せないポイント。機能は上位サービスにおよびませんが、スカウトで自身の市場価値を確認するなら有用でしょう。
おすすめスコア:3.49(2026/02/06時点)
ハイクラス転職に特化。エグゼクティブ層でないと使いにくい
ビズリーチが運営する「ビズリーチ」は、大企業の部長クラスや経営幹部なら候補になる転職サイト。「ハイクラス転職サイト」と謳っていますが、一方で「50代 活躍中」の検索結果は約570件で、非正規雇用での絞り込み条件はありませんでした。転職人気企業の掲載実績は144社中78社と多いものの、スキル・経験に自信がない人に向けた求人はほとんどないでしょう。検索条件の項目は少なく、勤務地や業種など計2項目があるのみ。フリーワード検索は可能ですが、スキルや経験から細かく検索したい人には向かないでしょう。書類の自動作成機能があり、自分で履歴書を作る手間を減らせる点はメリットです。レジュメ公開ブロック機能にも対応し、現在所属している会社にバレにくい点はうれしいポイント。一方で、スケジュール管理機能がなく、企業に応募した際は自分で管理する必要があります。スカウトを待って条件が合えば応募する形式とあって、ハイクラス層でなければスカウトがほぼ来ません。自分の市場価値を確認するためであれば、登録して損はない転職サイトです。
おすすめスコア:3.37(2026/02/06時点)
エンジニア転職なら登録するのもあり。求人数は物足りない
キャリアデザインセンターが運営する「type転職」は、エンジニアに向けた記事やイベントなどを手掛けており、エンジニアやエンジニアに転職したい人なら魅力のある転職サイト。50代向けの求人数が少ないため、エンジニア以外には不向きです。公開求人数は約2,600件と中央値を大きく下回り、「50代 活躍中」の求人は約280件にとどまりました。一方で、検索条件の詳細項目は多めで、希望の条件に沿った求人を探しやすい点はポイント。検索条件の保存も可能で、前回の検索条件で手間なく検索できます。スケジュール管理機能のほか、レジュメ公開ブロック機能があり、基本的な機能はおおむねそろっていました。ただし、書類のダウンロード機能がない点には注意。書類選考の準備時間を減らしたい人には向きません。転職人気企業の掲載実績は144社中46社で、なかにはソニー・楽天など有名企業の掲載実績も。とはいえ首都圏の求人がメインであるため、希望する職種や勤務地が合っていない人は利用しにくい点に注意が必要です。
監修者:黒田真行(「リクナビNEXT」元編集長)
ガイド:國守清か(マイベスト サービス担当)
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