大手キャリアからの乗り換えで毎月の通信費を安くできる格安SIM(格安スマホ)。月20GB使える格安SIMは、WiFiがない場所でも動画鑑賞をしっかり楽しみたい人におすすめです。20GBプランは楽天モバイル・IIJmio・mineo(マイネオ)などさまざまな格安SIMで提供されているうえ、「20GBが2,000円以下の格安SIMはある?」「20GBで何ができる?」などと気になることが多く、どれを選べばよいか迷いますよね。
今回は、人気の月20GB使える格安SIM22サービスを、6個のポイントで比較して徹底検証。おすすめの月20GB使える格安SIMをランキング形式でご紹介します。マイベストが定義するベストな月20GB使える格安SIMは「どの時間帯でも通信速度が速く、通信品質と月20GB利用時の安さを兼ね備えた格安SIM」。徹底検証してわかった月20GB使える格安SIMの本当の選び方も解説しますので、ぜひ購入の際の参考にしてください。
マイベストでは、ベストな月20GB使える格安SIMを「どの時間帯でも通信速度が速く、通信品質と月20GB利用時の安さを兼ね備えた格安SIM」と定義。そんなベストな月20GB使える格安SIMを探すために、人気の月20GB使える格安SIM22サービスを集め、以下の6個のポイントで徹底検証しました。検証①:通信速度検証②:電波のつながりやすさ検証③:料金の安さ検証④:初期費用の安さ検証⑤:データ消費後の使いやすさ検証⑥:乗り換えやすさ
おすすめスコア:4.78(2026/01/13時点)
速度と安さを両立したいならこれ!データ容量はその都度購入
auのオンライン専用プランである「povo」は、1か月20GBほど使いたい人で通信速度と料金の安さをどちらも重視する人におすすめです。大手キャリア回線を使うMNOなので、速度が安定しています。基本月額料金は0円で、必要なデータ容量をその都度買い足す「トッピング」式。自分の使い方に合わせたい人にもぴったりです。月20GB利用時の料金を比較すると、MNOのなかでは最安でした。6,490円の「90日間使える60GB」を選べば、30日間(1か月)で20GB使ったときの料金は実質2,163円とお得。初期費用が無料である点も魅力です。かけ放題以外に留守番電話もトッピングとしてつけられるため、電話をよく使う人にもよいでしょう。au回線をそのまま使うので混雑時も影響を受けにくく、いつでも高画質の動画再生やオンラインゲームがサクサクできるほどの速度をキープ。電波もつながりやすく、屋内・地下でも問題なく使えるでしょう。格安SIMの速度が気になっている人も、ほとんど不満を感じずに使えるといえます。データ容量をその都度購入する必要があるため、毎月使う量がほぼ同じ人にとっては定期的な購入が手間かもしれませんが、1か月で使えるデータ容量を気にせず使えるのはメリットです。半年間データ容量を購入しないと、強制的に解約される点には注意してくださいね。MNPワンストップに対応しており、乗り換えもスムーズ。速度が安定しているMNO回線のなかでも月20GB利用時の料金が格安なので、料金を抑えながら快適な速度も確保したい人はぜひチェックしてみてくださいね。
おすすめスコア:4.76(2026/01/05時点)
月額制で払いたい人に。30GB以内なら海外ローミング可能
ドコモのオンライン専用プランである「ahamo」は、その都度データ量を購入するのではなく、毎月同じ料金を支払いたい人におすすめです。大手キャリアであるドコモの回線を使用するMNOで、速度は十分。30GB以内なら追加料金なしで海外ローミングも使えます。海外用のSIMなどを購入する手間が省けるため、海外旅行が好きな人にもよいでしょう。20GBぴったりのプランはないため、今回は月額2,970円の30GBプランで比較しました。ほかの格安SIMの月20GB利用時の料金と比べるとやや高めですが、5分以内の通話がかけ放題である点や速度の安定感を加味すれば十分候補になります。初期費用も必要なく、シンプルな料金体系でMNO回線を使いたい人には使い勝手がよい格安SIMといえます。MNOであるため、混雑の影響を受けにくいのも大きな魅力。実際に速度を計測したところ、利用者が多く回線が混雑しやすい通勤・昼休み時間帯でも高画質の動画をサクサクと再生できる速度を記録しました。地下や屋内でも電波がしっかりとつながり、時間や場所を問わず快適にインターネットを楽しみたい人に向いています。MNPワンストップ対応で、乗り換え時の手間もかかりません。オンライン専用ブランドですが、有料でドコモショップで手続きのサポートを受けられます(*4)。チャットでの無料サポートもあるため、困ったことがあればすぐに相談可能。短い電話をする機会が多い人で、月20GB利用時の料金の安さと速度の安定感をどちらも求める人は候補に入れましょう。
おすすめスコア:4.71(2026/01/13時点)
回線にこだわりがある人向き。大手キャリア3社から選べる
オプテージの「mineo」は、回線の種類を複数から選びたい人なら選択肢に入る格安SIMです。大手キャリアの回線を間借りするMVNOで、回線はドコモ・au・ソフトバンクの3種類。今使っている端末をそのまま使いたい人にはおすすめです。月20GBぴったりのプランはないため30GBのプランの料金で比較すると、検証した格安SIMのなかではやや安めでした。しかし、20GBを1,000円台で利用できるMVNOもあることを考えれば、やや割高感があります。さらに、初期費用が高いのもネック。事務手数料3,300円に加え、SIMの発行料440円も必要で、費用を抑えたい人は不満を感じる可能性が高いでしょう。通信速度はドコモ回線だと利用者の多い昼休み時間帯は速度が若干落ちましたが、au・ソフトバンク回線では、昼休み時間帯含め高画質の動画を再生できる速度が出ていました。ただし、MVNOであるため回線をそのまま使うMNOほどの安定感はなく、時間帯によっては混雑の影響を受けて遅くなることがあるでしょう。電波のつながりやすさは良好で、圏外になることなく使用できそうです。MNPワンストップに対応しているため、乗り換えやすさも問題ありません。一方で、回線が安定しているMNOのなかにもより低料金で使えるサービスがあるため、料金だけで見れば選択肢から外れるでしょう。
おすすめスコア:4.63(2026/01/14時点)
カウントフリーオプションに加入できる。通信速度も安定
「LinksMate」は、ゲーム・動画配信サービス・SNSをよく使う人におすすめです。月額プラス550円で「カウントフリーオプション」に加入でき、U-NEXTやゲームアプリなどを使用時のデータ消費量を抑えられます。21GBプランの料金は2,310円で、検証したほかの格安SIMと比較すると相場より安めの料金でした。初期費用は事務手数料が無料ですが、SIMの発行料として550円がかかります。通信速度の検証では、混雑しやすい昼休み・通勤時間帯でも高画質の動画を再生できる速度を遥かに上回りました。電波もつながりやすく、地下や屋内でも圏外になることなく使えるといえます。しかし、MVNOであるため時間帯によっては速度が低下する可能性がある点には注意しましょう。一方で、乗り換えやすさは評価が伸び悩みました。MNPワンストップに対応しておらず、申し込む前に乗り換え元からMNP予約番号を取得する必要があります。月20GB利用時の料金は相場より安めですが、特別安いわけではないため、価格を重視する人は他社と比較して検討するとよいでしょう。
おすすめスコア:4.56(2026/01/05時点)
LINEの使用はデータ消費ゼロ。5分の通話も無料で使える
ソフトバンクのオンライン専用ブランド「LINEMO」は、LINEをよく使う人におすすめです。LINEアプリでのデータ消費がカウントされない「LINEギガフリー(*5)」が特徴で、メッセージや電話などで頻繁にLINEを使う人にうってつけ。大手キャリアであるソフトバンクの回線を使うMNOなので、速度の安定感を重視する人にも向いています。2024年11月に、これまでの20GBプランが30GBへとデータ量を増量。30GBで月額2,970円は、ほかの格安SIMの月20GB利用時の料金と比較するとやや高めだったものの、毎月LINEをたくさん使いたい人にはメリットが大きいでしょう。5分かけ放題もついており、短めの電話を何度もする人に便利です。ソフトバンク回線をそのまま使うため、通信速度も優秀。実際に速度を計測したところ、回線が混雑して遅くなりやすい時間帯でも、高画質の動画を快適に再生できるほどの速度でした(*1)。地下や屋内でのつながりやすさも良好だったので、圏外になって困ることはあまりなさそうです。乗り換えもスムーズで、MNPワンストップを利用すれば、元の事業者でMNP予約番号を取得せずに開通できます。オンライン専用のブランドのため対面サポートは受けられないものの、チャットで質問しながら手続き作業を進められます。月20GB使いたい人で、LINEをたくさん使う人はぜひ選択肢に入れましょう。
おすすめスコア:4.49(2026/01/05時点)
月額料金を1,000円台に抑えつつ、ある程度速度もほしい人に
「日本通信SIM」は、とにかく安さ重視の人におすすめの格安SIMです。ドコモの回線を間借りするMVNOなので通信速度にMNOほどの安定感はありませんが、検証したMVNOのなかでは良好でした。20GBプランの月額は1,390円と安く、検証した格安SIMのなかで最安という結果に。5分かけ放題・月70分以内かけ放題のどちらかを選択でき、病院やお店の予約などでたまに電話を使う人にも便利です。初期費用は事務手数料が3,300円かかりますが、月額料金の安さは大きな魅力といえるでしょう。通信速度の検証では、昼休み時間帯がほかの時間帯に比べると速度が落ち、サイトの閲覧がなんとかできる速度しか出ていませんでした。ドコモ回線を使用しており電波はつながりやすいものの、MVNOであるため時間帯によっては通信速度が遅くなるリスクもある点には注意しましょう。MNPワンストップに対応しているので、乗り換えもスムーズにできます。MVNOながら十分な速度が期待できる格安SIM。MNOのような速度の安定感を求める人には向きませんが、1,000円台で20GBを利用できるのは魅力です。速度よりも安さにこだわりたい人はぜひ検討してみてくださいね。
おすすめスコア:4.48(2026/01/13時点)
最安価格:0円(2026/01/13時点)
店頭サポートを受けたいなら候補に。家族割などの割引は充実
ソフトバンクの「Y!mobile」は、店頭でサポートを受けたい人や、家族がY!mobileを使っている人におすすめです。家族割があるため、家族が契約していればお得に利用可能。60歳以上ならかけ放題オプション(*2)の割引も適用されます。30GBのシンプル3 Mプランは月額4,158円と、今回検証した格安SIMのなかでは高額でした。家族割とは併用できませんが、ソフトバンクの光回線を使っている場合・PayPayカードでの支払いの場合は「おうち割光セット(*4)」の割引が受けられるので、該当する人であれば2,000円程度まで下げられます。ソフトバンク回線を使用するMNOであるため、通信速度が安定している傾向があるのもポイントです。通常時間帯だけでなく混雑しやすい昼休み時間帯でも高画質の動画再生やオンラインゲームがサクサクできるほどの速度でした。電波のつながりやすさも申し分なく、地下や屋内でも圏外になることなく使えるでしょう。MNPワンストップに対応しており、手間なく乗り換えたい人にもぴったり。実店舗で対面サポートを受けられるため、オンラインでの契約が心配な人なら候補に入るでしょう。とはいえ、料金重視で選びたい人には向きません。安い格安SIMを探している人は別のサービスとしっかり比較して選んでくださいね。
おすすめスコア:4.47(2026/01/05時点)
最安価格:0円(2026/01/05時点)
20GBを超えることがある人に。店舗申し込みも可能
auのサブブランドである「UQモバイル」は、たまに20GBを使い切ることがあり、月末には通信制限がかかったりデータ追加をしたりしている人で、店舗で契約したい人におすすめです。auショップでサポートを受けられるので、オンラインでの契約に抵抗がある人にも向いています。「コミコミプランバリュー」は35GB使えるプランですが、料金は3,828円と検証した格安SIMのなかでは割高でした。また、初期費用も3,850円とほかの格安SIMと比べると高め。UQモバイルでは光回線やポケット型WiFiなどと組み合わせる「自宅セット割」が用意されているものの、コミコミプランバリューは対象外なので注意しましょう。au回線をそのまま使用するMNOであるため、通信速度は安定しています。実際に速度を測定した結果、時間帯にかかわらず高画質の動画をサクサクと再生できるほどの速度を記録しました。電波のつながりやすさも良好。地下や屋内でも圏外になることは少ないでしょう。元の事業者でMNP予約番号を取得せずに開通できるMNPワンストップ対応で乗り換えもスムーズ。しかしながら、割引対象の契約がない場合は月額の高さがネックといえます。キャリアショップでスタッフのサポートを受けられるのは強みとはいえ、月額料金や初期費用の高さが気になる人には向かない印象です。
おすすめスコア:4.43(2026/01/05時点)
やや割高だがU-NEXTも楽しめる。eSIM非対応には注意
「y.u mobile」は、U-NEXTを楽しみたい人におすすめです。20GBプランにはU-NEXTがついており、U-NEXTを別で契約するよりもお得に利用できます。また、余ったデータ容量を永久に繰り越せるため、データ容量を余らせがちな人なら魅力を感じるでしょう。ただし、U-NEXTが利用できる分20GBプランは月額2,970円とやや高め。初期費用も高めで、事務手数料3,300円にくわえてSIMカード発行料440円がかかります。通信速度の検証では、昼休み時間帯でも高画質の動画も問題なく視聴できる速度が出ていました。電波のつながりやすさも問題なかったものの、MVNOでドコモ回線を間借りしているため、混雑状況によっては速度が大きく低下するリスクがある点には注意しましょう。eSIMとMNPワンストップには対応しておらず、乗り換えがスムーズにできないのは惜しい点です。料金は比較した20GBプランのなかでは高めですが、速度はMVNOにしては速いため、U-NEXTも楽しみたい人であれば選択肢に入る格安SIMといえます。
おすすめスコア:4.39(2026/01/13時点)
セット購入できる端末の種類が豊富。時間によっては低速に
「IIJmio」は、端末もセットで購入したい人におすすめです。プランの契約とセットで購入できる端末の種類が多く、豊富な端末のなかから選べます。25GBプランの料金は2,000円と、ほかの格安SIMの月20GB利用時の料金と比較すると安め。ただし、初期費用は安くなく、事務手数料のほかにSIMカード発行料もかかる点には注意が必要です。電波のつながりやすさは良好だったものの、通信速度はいまひとつ。ドコモ・auの回線を間借りしているMVNOなので、時間帯により速度に大きな差がつきました。実際に速度を計測したところ、昼休みの時間帯だとau回線はサイトの読み込みにも時間がかかる速度に。昼休み時間帯にWiFiがない場所でスマホをよく使う人は不満を感じそうです。MNPワンストップに対応し、乗り換えはスムーズにできます。月額料金の安さは魅力ですが、速度が不安定なのは気になる点。よほどの理由がない限りは選択肢に入らないでしょう。
ガイド:高山健次(元携帯電話販売員/マイベスト 通信会社・通信キャリア・サービス担当)
※ 月20GBのプランがない格安SIMは20GB以上使えるプランで比較し、おすすめできないものはラインナップから外しています。


