新居への荷物運搬を任せられる引っ越し業者。サカイ引越センターやアート引越しセンターをはじめ、数多くの業者が存在します。とくに1人暮らしで費用を安く抑えたい場合、複数の見積もりを比較して検討している人も多いのではないでしょうか。しかし、見積もりの取り方や事前に確認したいことなど、気になることが多いですよね。
今回は、人気の引っ越し業者10サービスを、3個のポイントで比較して徹底検証。選び方とともに、おすすめの引っ越し業者をランキング形式でご紹介します。ぜひ検討の際の参考にしてください。
ベストな引っ越し業者を探すために、人気の引っ越し業者10サービスを集め、以下の3個のポイントから徹底検証しました。検証①:見積もり料金の安さ検証②:料金の安心しやすさ検証③:見積もり依頼のしやすさ
おすすめスコア:4.49(2026/03/04時点)
カレンダー機能で安い日がわかる。見積もりも平均より安め
アート引越センターは全国177拠点・約4,000台の車両を展開する大手業者です。Web見積もりの料金は平均よりも安く、カレンダー機能が非常に使いやすい点が強み。午前・午後指定の料金差や最安日がひと目でわかるため、スケジュール調整がしやすく、料金の見通しを立てやすい設計です。また、オプション料金もWebで明記されており、見積もりのハードルは低めです。Web以外の見積もり方法も充実しており、公式サイト経由で訪問やZoomで申し込むと基本料金が30%オフになるといった特典も充実。実際の業者とのやりとりを厭わない人であれば、相見積もりするなかで最安を狙える可能性もあります。見積もり料金のわかりやすさや日程調整のしやすさを重視する人、家族世帯で安く済ませたい人にとって、有力な選択肢といえるでしょう。
おすすめスコア:4.44(2026/03/04時点)
だれにとっても有力な見積もり候補。手間なく済ませたい人に
サカイ引越センターは、売上高11年連続No.1の大手引っ越し業者で、全国約220拠点・約4000台の車両を導入しています。Web見積もりでの料金は相場並みですが、必要なダンボールや電気工事などの付帯サービスの料金が明示されており、見積もり総額や条件が把握しやすい点が特徴です。見積もり画面上にはカレンダー機能があり、安い時間帯を自分で確認できるのも便利です。また、単身で荷物が少ない場合は、見積もりから支払いまでWeb上で完結する点も特徴で、電話や訪問を避けたい人でもスムーズに手配できます。一方で、訪問・電話・ビデオ見積もりなど複数の見積もり方法に対応しているため、単身世帯だけでなく、家族引っ越しの詳細な査定にも向いています。検証では、見積もり料金・見積もり方法の豊富さ・料金の安心しやすさのどれも高水準でした。見積もり候補としては間違いのない業者で、丁寧に比較したい人・手早く決めたい人のどちらも選択肢に入れておきましょう。
おすすめスコア:4.44(2026/03/04時点)
単身世帯の見積もり額が最安。とにかく安く済ませたい人に
LIVE引越サービスは、中尾運輸株式会社が展開する引っ越しサービスです。首都圏や関西圏だけでなく、沖縄県への引っ越しにも対応しています。電話で取得した単身世帯の見積もり金額は今回の検証で最も安く、ダンボールやハンガーボックスなどの梱包資材も、単身世帯に必要な一定量が無料で提供されます。とにかく安く済ませたいなら、相見積もりの候補に入れておきたいサービスといえます。一方で、Web上での見積もり取得には対応しておらず、通話や訪問での対応が必要な点は手間に感じる可能性があります。拠点も大阪・東京・千葉の3つで、全国すべてのエリアに対応しているわけではありませんが、首都圏・関西圏内でコストをとことん重視するなら、見積もり先として有力な選択肢です。
おすすめスコア:4.4(2026/03/04時点)
梱包資材は無料。単身利用だと見積もり料金は相場並み
アーク引越センターは、全国に拠点を持ち、200以上の拠点を構える国内大手のサービスです。単身世帯の見積もり料金は、今回取得した見積もり料金の平均値に近い金額でした。公式Webサイトのシミュレーション機能を使えば手軽におおよその見積もり料金を知ることはできます。しかし、あくまでも概算にとどまり、正確な見積もり料金を知るには電話や訪問での見積もりが必須で、確定料金まで含めて知りたい人には不向きでしょう。ダンボールやハンガーボックスなどの梱包資材が無料で提供される点は魅力ですが、単身世帯なら値引き交渉を前提に検討する場合のみ候補に入るといえるでしょう。
おすすめスコア:4.33(2026/03/04時点)
見積もりから予約まで一括で進む。見積もり料金は相場並み
アップル引越センターは、全国主要都市に24拠点を構える引っ越し業者で、独自の予約システム「ラクニコス」により、24時間いつでも見積もりや申し込みができます。Webの見積もり結果では、単身世帯の見積もり料金は相場並みでした。午前中指定や、休日の引っ越しを希望する場合は料金がそれぞれ1万円以上が上乗せされます。しかし、平日フリー便を利用する場合なら費用を抑えられます。洗濯機の取付けや家具の解体、照明の着脱といった付帯サービスが無料で、単身分ならダンボールなどの資材も無料になるため、追加コストの心配が少ない点も魅力です。メールアドレスの登録は必要ですが、マイページで荷物情報を入力するだけで確定料金がわかります。訪問見積もりやリモートでの見積もりももちろん可能ですが、手間なくWeb上で手続きを完結させたい人には使い勝手がよいでしょう。引っ越しの日程を柔軟に調整できるなら、見積もり料金の安さと申し込みの手軽さを両立したおすすめのサービスといえます。
おすすめスコア:4.27(2026/03/04時点)
単身ならトラック積みきり形式で料金が決まるのでわかりやすい
アリさんマークの引越社は、株式会社引越社が展開する引っ越しサービスです。日本初の専門業者として知られ、全国に40拠点以上を展開しています。アリさんマークの引越社の、単身世帯の見積もり料金はトラックの大きさで価格が決まるため、多少の荷物量にブレがあっても料金が変動しにくいのがメリットで、見積もり料金自体も相場より安めでした。縦型洗濯機の取り付けや梱包資材費もプランに含まれており、あとから追加費用が発生する心配が少ないのも利点といえます。一方で、訪問見積もりを基本としているため、Webだけで手軽に確定料金を知りたい人には不向きです。また、トラックのサイズに収まりきらない場合は料金が上がるため、事前に荷物量を正確に把握しておく必要があります。じっくりと対面で相談してプランを決めたい人におすすめです。荷物量が決まっている単身者なら、予期せぬ出費を抑えられるため候補としてもいいでしょう。
おすすめスコア:4.11(2026/03/04時点)
梱包資材などの準備は必須で楽に済ませたい人には不向き
赤帽は、全国赤帽軽自動車運送協同組合連合会が展開する軽貨物運送サービスです。全国各地に拠点を持ち、地域に密着した配送を行っています。単身世帯の見積もり料金は平均よりも安めで、電話を介さずにメールで荷物量を送信すれば、1〜2日後には概算料金を確認できるのはメリットです。一方で、ダンボールやハンガーボックスなどの梱包資材は提供されず、自分で用意する必要があります。土日祝日は料金が2割増しになるほか、家電の設置などにも対応していないため事前に条件をよく確認しておきましょう。資材準備の手間を惜しまず、交渉してでも安く済ませたい人には選択肢のひとつといえますが、手軽さを求める人には不向きでしょう。
おすすめスコア:3.96(2026/03/04時点)
荷物が少量な単身なら候補に。大型家具があると割高で日数もかかる
アートセッティングデリバリーは、トラック貸切ではなく専用ボックスの利用数に応じて料金が決まる単身者向け引っ越しプランです。見積もりや申し込みがWebで完結するサービスとして展開されています。ボックス単位で料金が加算される単身パックの仕組みで、荷物が所定の容量内に収まれば定額で利用できる点はメリットです。訪問見積もりの手間がなく、Web入力だけで料金が確定するため、忙しい人でも手軽に申し込みやすいといえます。しかし、ボックスに入らない大型家具は別料金が加算されるため、今回検証した単身世帯の荷物量では見積もり料金はかなり割高でした。とくにベッドや冷蔵庫などの大型荷物は1〜2万円が別途輸送費としてかかります。また、混載便のため、搬出と搬入が別日になり、引っ越しが当日に完了しない点には注意が必要です。荷物が少なくスケジュールに余裕をもって引っ越す人には選択の余地がありますが、大型家具がある場合やコスト重視の人には不向きといえます。
おすすめスコア:3.64(2026/03/04時点)
電話で相談しながら見積もり金額を相談できる。繁忙期は料金が高めに
人力引越社は、キョウトプラスが展開する引っ越しサービスで、京都や大阪などの関西圏を中心に全国への配送に対応しています。電話での見積もり料金は、他社と比較しても高めの見積もり料金でした。ダンボールやハンガーボックスといった梱包資材が、無料で十分な量だけ提供される点はメリットです。申し込みはWebのみでは完結せず、電話でのヒアリングが必要な点を手間に感じる可能性があります。しかし、日程や時間帯・オプションサービスも含め、オペレーターと相談しながら進める形式で、通話のなかで費用を抑える提案も充実していました。見積もりを取得するまでに少し手間がかかる点はありますが、価格交渉を前提にできるだけ安く引っ越しを済ませたい人にはおすすめです。
おすすめスコア:3.61(2026/03/04時点)
見積もり額は高め。Webで総額がわからない点も気になる
NXの国内引越サービスは、単身から家族まで対応する総合引っ越しプランです。全国規模のネットワークを活かし、豊富なオプションやリモート見積もりに対応しています。今回提示された見積もり額は相場よりも高額でした。トラック貸切ではなく専用ボックス単位で料金が決まる仕組みで、1ボックスあたり約20,000~30,000円かかるため、単身世帯を想定した引っ越しでも2〜3つ利用する計算になり、資材や休日割増を含めると費用がかさみます。Web見積もりで、手軽に概算まで算出することはできますが、ハンガーボックスや洗濯機の電気工事などのオプション料金を含めた総額が算出できません。Web上では自分の荷物量に対する正確な見積もり金額が取れず、手間に感じる可能性があります。手軽に安い引っ越し業者を探したいならほかのサービスから検討しましょう。
監修者:飯田道子(1級FP技能士・CFP(認定ファイナンシャル・プランナー))
ガイド:高山健次(元携帯電話販売員/マイベスト 通信会社・通信キャリア・サービス担当)
※ 監修者は「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している商品・サービスは監修者が選定したものではありません。マイベストが独自に検証を行ったうえで、ランキング化しています。


