新商品の開発や社会貢献事業などの資金調達におすすめな「クラウドファンディング」。資金集めだけでなく、事業の広告やマーケティングにも利用できるのが魅力です。しかし、CAMPFIRE・Makuake・READYFORなどプラットフォームはさまざま。購入型・寄付型など仕組みも複雑で、どこで支援を募ればよいか迷っている人も多いのではないでしょうか。
今回は、人気のクラウドファンディングサイト12サイトを、5つのポイントで比較して徹底検証。おすすめのクラウドファンディングサイトをランキング形式でご紹介します。マイベストが定義するベストなクラウドファンディングサイトは「手数料が割安かつプロジェクトの掲載から終了までを速く行えるうえ、多くの人に見られやすいサイト」。徹底検証してわかったクラウドファンディングサイトの本当の選び方を解説しますので、ぜひ参考にしてください。
マイベストではベストなクラウドファンディングサイトを「手数料が割安かつプロジェクトの掲載から終了までを速く行えるうえ、多くの人に見られやすいサイト」と定義。そんなベストなクラウドファンディングサイトを探すために、人気のクラウドファンディングサイト12サイトを集め、以下5つのポイントから徹底検証しました。検証①:手数料の安さ検証②:審査スピードの速さ検証③:入金スピードの速さ検証④:広報サポートの充実度検証➄:サイト訪問数の多さ
おすすめスコア:4.33(2025/12/26時点)
グループサイト多数!どのジャンルでも使いやすい
2011年にサービスを開始した日本最大級のクラウドファンディングサイトの「CAMPFIRE」。特徴は、ガジェット系に特化した「machi-ya」・ソーシャルグッド領域に特化した「CAMPFIRE for Social Good」・株式会社パルコと共同運営する「BOOSTER」など、同社が運営する全サイトの支援者にアプローチできる点です。今回の検証では、サイトの月間訪問数が多く、集客を見込めます。広報サポートもメルマガやSNS紹介以外にも、ほかメディア紹介やプレスリリースなど豊富で、多くの人に案件を見てもらえる可能性が高いサイトといえます。プロジェクト公開までの期間も2〜4週間程度と速いことが分かりました。入金はプロジェクト終了月の翌月末日と平均並みの結果に。集客力が高く、幅広いジャンルの案件を取り扱っているため、とにかく挑戦したい人にはおすすめできる商品です。
おすすめスコア:4.2(2025/12/26時点)
寄付型の案件に強いのが魅力!手数料も比較的安い
「READYFOR」は、日本ではじめてのクラウドファンディングサービスを開始したサイトです。リターンのない寄付型をメインに取り扱っていて、プロジェクトは社会貢献などが多い点が特徴です。検証では、広報サポートはメルマガなど基本的な内容に加えてほかメディアでの紹介にも対応し、サイトの月間訪問数も多く、集客力のあるサイトといえます。手数料は検証したサービスのなかでは安い結果に。案件終了後の入金が翌々月の10日と時間がかかってしまう点はネックですが、寄付系の案件を、コストを抑えつつ集客を見込めるサイトで始めたいなら有力候補になりますよ。
おすすめスコア:4.13(2025/12/26時点)
手数料の安さが魅力。クリエイティブな案件におすすめ
「MotionGallery」は、2011年にスタートしたクラウドファンディングサイト。映画や書籍など創作活動関連の案件に強いのが特徴です。立ち上げたプロジェクトをアメリカのサイト「Indiegogo」内の特設ページに掲載でき、日米同時に資金調達できるのはうれしいポイントといえます。検証においては、手数料が比較したサービスのなかでは安い結果となりました。サイトの月間訪問数も少ないわけではありません。広報サポートは広告運用代行やプレスリリースなど標準的な水準でした。プロジェクト公開までも14営業日程度と速く、入金スピードは案件終了月の翌月末日と標準的でした。手数料を抑えてプロジェクトを早く公開したい人は選択肢に入るサイトといえます。
おすすめスコア:3.97(2025/12/26時点)
入金スピードが速く、手数料も安い。広報サポートの充実度は低い
北海道を中心とした、地域活性化の案件を取り扱うクラウドファンディングサイト「ACT NOW」。特徴は、ネット上での集客だけでなく、北海道各地のイベントへ出展するなどオフラインでのPR活動が豊富な点です。検証においては、審査スピードが1か月ほどかかるものの、入金スピードはプロジェクト終了から14営業日程度と比較したサービスのなかでは短い期間でした。手数料も11%で比較したサービスのなかでは割安な点もうれしいポイントです。一方、サイトの月間訪問数は少ない結果に。広報サポートは公式SNSでの発信以外は対応しているか確認できませんでした。コストを抑えつつ北海道関連の事業を始めたい人以外には、慎重な判断が必要なサイトといえます。
おすすめスコア:3.96(2025/12/26時点)
手数料は一定水準。幅広いジャンルで募集したいなら
「kibidango」は2013年3月8日よりサービスを開始したクラウドファンディングサイト。雑貨などの新商品を多く取り扱っている点が特徴です。検証では、公開までの期間が1〜2か月程度、手数料は比較したサービスのなかでは割安な水準でした。入金は基本翌月末日でした。広報サポートは、公式SNSで発信など基本的な内容に加えてプレスリリースの配信にも対応していますが、アプリ通知などには対応しておらず若干物足りない印象です。また、サイトの訪問数は一定水準あるものの、大手サイトと比較すると集客力が見込みにくい結果に。幅広いジャンルで募集をしたいなら検討の余地があります。
おすすめスコア:3.82(2025/12/26時点)
ガジェット系で応募したいなら。手数料は標準的な水準
「GREEN FUNDING」は、TSUTAYAなどを運営するCCCグループが手がける購入型・モール型のクラウドファンディングサイトです。エンタメや飲食など幅広いジャンルを取り扱っているのが特徴。サイトでの掲載だけでなく、蔦屋書店やTSUTAYAなどの出展ブースにて展示ができるので、多くの人に知ってもらえる可能性が高いでしょう。今回の検証では、サイト訪問数は一定水準以上の結果に。大手サイトに比べると劣るものの、掲載案件が多くの人の目に留まることが期待できます。広報サポートもメルマガやSNS紹介など基本的なサービスに加え、ほかメディアでの紹介や展示などにも対応しているため、集客しやすいサイトといえます。手数料は高めで、入金は翌月末日と比較したサービスのなかで標準的な水準で、審査スピードは1.5〜2か月でした。実店舗で情報発信を積極的に行いたい人には一考の余地があるサイトといえます。
おすすめスコア:3.81(2025/12/26時点)
集客力が非常に高い。ジャンルを問わないのも魅力
国内大手クラウドファンディングサイトの「Makuake」。ガジェットやアート、音楽など多様なプロジェクトに対応している点が特徴です。利用者が多く、実績のあるサイトで始めたい人には魅力的でしょう。検証においては、サイトの月間訪問数がかなり多い結果に。広報サポートもメルマガやSNS紹介など基本的なサービスに加え、アプリ内通知や外部展示などにも対応しているため、集客力が非常に高いサイトといえます。入金スピードは翌月25日と標準的でした。一方で、手数料は検証したなか高い水準なのはネックといえます。手数料は割高ですが、幅広い種類の案件に対応している集客力の高いサイトを探している人には、検討の価値があるクラウドファンディングサイトです。
おすすめスコア:3.63(2025/12/26時点)
手数料が無料。自分に合ったプランを選べる
「For Good」は、医療・福祉や自然環境などソーシャルグッド系のプロジェクトを多く掲載している点が特徴です。社会課題解決を目的とする事業や非営利団体の活動を行っている人などにおすすめのサイトといえるでしょう。今回の検証では、基本プランの手数料が無料だった点が高評価に。プロに相談できる別プランを利用しても安い水準です。また、入金スピードはプロジェクト終了月の翌々月7日と時間がかかるものの、3.3%の手数料を支払うことで3営業日以内に変更することができます。審査スピードは速いことがわかりました。広報サポートは公式SNSで発信など平均的な水準であり、月間サイト訪問数は低い結果でした。自分にあった進め方を選択できるため、社会課題解決に関連した案件をはじめたい人には検討の価値があるでしょう。
おすすめスコア:3.53(2025/12/26時点)
研究支援をはじめ学術系の案件が充実。集客力が低めなのはネック
「academist」は、大学や研究機関に所属する研究者に向けた学術系のクラウドファンディングサイトです。All or Nothing形式のスポット支援だけでなく、月額支援のプロジェクトも立ち上げられるのが特徴。継続して支援を受けたい人にとっては魅力的です。検証においては、公開までの期間が長めな結果に。入金スピードもプロジェクト終了月の翌月末日までと比較したサービスの平均レベルでした。月間サイト訪問数は少なく、広報サポートもメルマガ・公式SNS紹介・プレスリリースのみとほかのサイトと比べて物足りない結果に。自分がやりたい案件がマッチしていれば一考の余地があるサイトといえるでしょう。
おすすめスコア:3.3(2025/12/26時点)
手数料が高いのがネック。審査スピードが速いのは魅力
「muevo」は、音楽関連のプロジェクトに特化したクラウドファンディングサイトです。音楽経験のあるスタッフがサポートを担当してくれるのが特徴。資金調達終了後のグッズ販売や著作権管理など、アフターフォローが充実しているのもうれしいポイントです。検証では、月間サイト訪問数が少ないうえ、広報サポートもメルマガ・公式SNS紹介など基本的なサービスしか対応していないため、集客力に不安が残る結果となりました。また、手数料も検証したサイトのなかで高い結果に。審査スピードは数日程度で終わるものの、入金スピードは案件終了月の翌々月末日まで待つ必要があります。音楽系の案件で資金調達を考えている人以外には、あまり向いていないサイトといえます。
監修者:板越ジョージ(株式会社サノス代表)
ガイド:大島凱斗(元銀行員/マイベスト クレジットカード・ローン・証券・保険担当)
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