ビットコインは日本時間11日午前4時、FOMCによる0.25%の追加利下げ発表直後にやや上昇したものの、その後事実売りで大きく反落した。オンチェーン活動からも記録的な売り圧が確認されており、まだしばらくは不安定な状況が続 […]ビットコインは日本時間11日午前4時、FOMCによる0.25%の追加利下げ発表直後にやや上昇したものの、その後事実売りで大きく反落した。オンチェーン活動からも記録的な売り圧が確認されており、まだしばらくは不安定な状況が続 […]

ビットコイン、FOMC後に反落──流動性低下と記録的売り圧の中、FRBの金融緩和が反転の鍵に

2025/12/11 15:13
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ビットコインは日本時間11日午前4時、FOMCによる0.25%の追加利下げ発表直後にやや上昇したものの、その後事実売りで大きく反落した。オンチェーン活動からも記録的な売り圧が確認されており、まだしばらくは不安定な状況が続きそうだ。

ビットコインに記録的な売り圧を確認

オンチェーンデータのTaker Buy Sell Ratio(テイカー売買比率)からは、歴史的にみても非常に強い売り圧力が確認できる。

ビットコインのTaker Buy Sell Ratioチャート。2023年1月から2025年末までのデータで、現在は0.73と売り優勢を示している。Taker Buy Sell Ratio 出典:CryptoQuant

この指標では、数字が高い(緑のゾーン)ほど買い手優勢、低い(赤のゾーン)ほど売り手優勢の市場を示す。この数値が一時0.73と、直近2年でも突出した低水準を記録。FOMC通過後の事実売り加速を示している。

一方こういった極端なポジションの偏りは、短期的な急反発につながる可能性があるとされる。反転サインが確認できれば、デイトレードの好機となる可能性もあるので、今後の値動きに注目だ。

ステーブルコイン流入の急減が、買い意欲低下を示唆

オンチェーン分析企業クリプトクオントのアナリストであるDarkfost氏は11日、自身のXにて「取引所の流動性低下が、ビットコインの上値を圧迫している」と指摘した。

ここでいう流動性とは、取引所のステーブルコイン供給量を指す。特にERC-20系ステーブルコインがどれだけ取引所へ流入しているかは、買い手の勢いを測る上で重要な指標だ。

データを見ると8月以降、取引所へのステーブルコイン流入額(7日移動平均)は 1,580億ドル(24兆6,000億円)から760億ドル(約11兆8,000億円)へ半減している。さらに90日平均でも、1,300億ドル(20兆2,800億円)から1,180億ドル(約18兆4,000億円)へ減少。これは短期的なノイズではなく、資金流入減少の「明確なトレンド」が形成されつつあることを示唆している。

新規の買い需要減速により、売り圧を十分に吸収できない状況こそが、市場にとっての大きな足かせとなっている可能性が高い。足元で見られた小さな反発も、実際に買い圧力が拡大しているわけではなく、売り手の勢い鈍化が大きな要因と分析される。

この状況を受け、Darkfost氏は「ビットコインが本格的に強気トレンドを再開するためには、新たな資金の流入が鍵となる」と締めくくった。

FRBの流動性供給が中期的な追い風に

一方、オンチェーン分析プラットフォームのアルファエクストラクトは11日、公式Xにて今後の展開に対する強気な見立てを共有した。

今回のFOMCは、近年まれに見るほど強いハト派(超緩和寄り)の内容となった。市場が吸収できる国債の量には限界がある中、FRBが新たな買い手となることが明確になった点は、金融環境にとって大きな転換となる。

FRBは今週金曜日から400億ドル(約6兆2,000億円)規模の買い入れを開始する見通しで、これは市場にとって大きなプラス要因だ。ビットコインは足元で下落しているものの「短期の値動きは本質的な問題ではない」と断定。「今は現物をしっかり握り、あとは財務省が“料理する”のを待つだけだ」と呼びかけた。

つまり今は慌てず、マクロ環境好転の影響が市場に浸透するまで、静観して保有を続ける局面だということだ。

現在流動性の低下が市場の大きな足かせとなっているものの、FRBの金融緩和姿勢が明確になり、中期的にはポジティブな展開が期待できそうだ。また、極端な売り圧に対する揺り戻しが発生する可能性があり、短期トレーダーにとっては魅力的な相場環境となるかもしれない。

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※価格は執筆時点でのレート換算(1ドル=156.04円)

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