FX取引の実質的なコストであるスプレッド。スプレッドが狭いほどコストを抑えて取引できるだけでなく、利益化しポジションを決済できるタイミングも早くなるので、1分1秒を争う短期取引をする人には重要なポイントです。しかし、楽天FX・SBI FXトレード・ヒロセ通商などFX口座は複数あり、各社でスプレッドの狭さや変動のしかたもさまざま。スプレッドを原則固定にしているかや約定力の高さも各社で異なるので、どこを選べばいいか迷いますよね。
今回は、人気のスプレッドの狭いFX口座18社を、1つのポイントから比較して徹底検証。おすすめのスプレッドの狭いFX口座をランキング形式でご紹介します。マイベストが定義するベストなスプレッドの狭いFX口座は「幅広い通貨ペアでスプレッドが狭いFX口座」。徹底検証してわかったスプレッドの狭いFX口座の選び方に加えて、米ドル/円やユーロ/円など各通貨ペアにおいて最もスプレッドが狭いFX口座や、スプレッドがなぜ開くのかも紹介しますので、ぜひ口座開設の際の参考にしてください。
マイベストではベストなスプレッドの狭いFX口座を「幅広い通貨ペアでスプレッドが狭いFX口座」と定義。そんなベストなスプレッドの狭いFX口座を探すために人気のFX口座18社に対して、以下のポイントから徹底検証しました。検証①:スプレッドの狭さ
おすすめスコア:5.0(2026/02/19時点)
全主要通貨ペアのスプレッドが狭い。最小取引単位は平均レベル
「FXTF」は、通貨ペアを問わずコストを抑えて取引したい人は検討したいFX口座です。ただし、最小取引単位は1,000通貨と業界の平均レベルで、十数万円規模での取引が必要になります。主要通貨ペアのすべてが、検証したFX口座の相場を下回る水準でした。また、検証した10通貨ペアすべてのスプレッドが0銭と、今回検証したなかでは唯一スプレッドがかかりません。さまざまな通貨ペアで手数料を抑えて取引したい人には魅力的でしょう。主要通貨ペアを中心にメジャーな通貨ペア・新興国の通貨ペアなど、とにかく取引コストを抑えたい人には、検討の価値があるFX口座といえるでしょう。
おすすめスコア:4.42(2026/02/19時点)
英ポンド/円・豪ドル/円を取引する人に。取引単位の小ささも魅力
「MATSUI FX」は、英ポンド/円・豪ドル/円・メキシコペソ/円・英ポンド/米ドルペアを少額かつローコストで取引したい人は注目のFX口座。最小取引単位は1通貨で、数百円規模から取引を始められます。米ドル/円は0.1銭・英ポンド/円は0.6銭・豪ドル/円は0.4銭・メキシコペソ/円は0.1銭・英ポンド/米ドルは0.6pipsと、検証したFX口座のなかでも低いスプレッドで取引が可能です。また、ユーロ/円・ユーロ/米ドル・豪ドル/米ドルペアのスプレッドも相場と同水準でした。とくに、取引量の多い米ドル/円ペアで他社の取引コストに遅れを取らない点は魅力といえるでしょう。一方で、ニュージーランドドル/円・スイスフラン/円ペアは相場より割高なスプレッドでした。検証したなかで最も割安なスプレッドと比べると、2倍以上の取引コストがかかる点はネックといえます。英ポンド/円・豪ドル/円・メキシコペソ/円・英ポンド/米ドルペアを手軽に取引したい人には検討できるFX口座といえるでしょう。
おすすめスコア:4.09(2026/02/19時点)
米ドル/円・ユーロ/円を取引するなら。相場より狭い通貨が多い
「SBI FXトレード」は、少額かつローコストでFX取引をしたい人には検討の価値があるFX口座。最小取引単位が1通貨なので、数百円規模とかなりの少額からFX取引を始められます。米ドル/円ペアのスプレッドは、100万通貨以下の取引なら0.18銭と検証したなかでも狭い水準でした。また、ユーロ/円・英ポンド/円・豪ドル/円・メキシコペソ/円・ニュージーランドドル/円・スイスフラン/円ペアのスプレッドも、100万通貨以下の取引なら相場より割安なスプレッドです。とくに、ユーロ/円は0.38銭と検証したFX口座のなかでも狭い水準でした。日本円が関係する通貨ペアで取引したい人は、ローコストな取引ができるでしょう。英ポンド/米ドルのスプレッドも相場より狭い水準でしたが、豪ドル/米ドルは0.4pips・ユーロ/米ドルは0.3pipsで相場と同水準でした。とはいえ、相場自体がかなり割安な水準で、検証で最も割高だったスプレッドより3分の1以下のコストであることも考えると取引する際の負担にはなりづらいでしょう。FX取引を体験してみたい人には魅力的なFX口座です。
おすすめスコア:4.04(2026/02/19時点)
英ポンド/円・豪ドル/円を取引するなら。マイナー通貨も相場以下の水準
「FXダイレクトプラス」は、ある程度の資金規模の取引でもコストを抑えたい人には検討の価値があるFX口座。最小取引単位は1,000通貨と業界の平均レベルで、十数万円規模での取引が求められます。英ポンド/円は0.60銭・豪ドル/円は0.40銭・ユーロ/米ドルペアは0.20pipsと、検証したFX口座のなかでも狭いスプレッドでした。また、メキシコペソ/円・ニュージーランドドル/円・英ポンド/米ドル・スイスフラン/円のスプレッドも、各通貨ペアの相場より狭い水準です。とくに、メキシコペソ/円は0.1銭と相場の半分ほどのコストであるため、取引量の少ない通貨ペアでもコストを抑えて取引できます。一方で、米ドル/円は0.2銭・ユーロ/円は0.4銭と、検証したFX口座の相場と同水準でした。とはいえ、検証したなかで最も割高だったスプレッドと比べると、5分の1程度の取引コストな点は魅力といえます。まとまった資金の取引でも、幅広い通貨ペアをローコストで取引可能なFX口座といえるでしょう。
おすすめスコア:4.01(2026/02/19時点)
英ポンド/円の取引なら候補に。コストが相場並みの通貨も多い
「LINE FX」は、英ポンド/円ペアをローコストで取引したい人は検討できるFX口座。最小取引単位は1,000通貨と十数万円規模から取引ができます。英ポンド/円は0.8銭と、相場より狭いスプレッドでした。また、取引量の多い米ドル/円・ユーロ/円・豪ドル/円・ユーロ/米ドルのスプレッドも相場並みの水準です。米ドル/円は0.2銭・ユーロ/円は0.4銭・豪ドル/円は0.5銭・ユーロ/米ドルは0.3pipsと、検証したなかで最も割高なスプレッドと比べると半分以下のコストで取引できます。加えて、取引量の少ないメキシコペソ/円・ニュージーランドドル/円・豪ドル/米ドルペア・英ポンド/米ドルも相場と同水準でした。メジャーな通貨ペア・マイナーな通貨ペアどちらも、取引コストで他社に遅れをとらない点が魅力です。とくに、英ポンド/円ペアの取引でコストを抑えたい人には検討の価値があるFX口座といえます。
おすすめスコア:4.0(2026/02/19時点)
対米ドル通貨の取引なら選択肢に。ほか通貨のコストも相場並み
「LION FX」は、英ポンド/米ドルペアを中心に取引したい人は注目のFX口座。最小取引単位は1,000通貨と業界の平均レベルで、十数万円規模から取引ができます。検証した全通貨ペアのスプレッドが相場以下の水準である点が魅力です。英ポンド/米ドルは0.6pipsと検証したFX口座の相場である1pipsより狭い水準でした。ユーロ/米ドルも0.3pips・豪ドル/米ドルも0.4pipsと相場並みの水準です。日本円が関係ない対米ドル通貨ペアのコストを抑えて取引したい人には検討の価値があるFX口座です。また、マイナー通貨ペアでも一部通貨ペアのスプレッドが相場を下回っていました。ニュージーランドドル/円は0.6銭と、相場を下回り検証したなかでも低い水準です。メジャー通貨ペア・マイナー通貨ペアの両方でコスト面で他社に遅れはとらないFX口座といえるでしょう。
おすすめスコア:4.0(2026/02/13時点)
標準的な取引コストの口座。幅広い通貨のスプレッドが相場並み
「外貨ネクストネオ」は、幅広い通貨ペアで取引コストが相場並みのFX口座。最小取引単位は1,000通貨で十数万円の規模から取引ができます。検証では、調査した10通貨ペア中スイスフラン/円ペア以外のスプレッドが検証したFX口座の相場と同水準でした。米ドル/円は0.2銭・ユーロ/円は0.4銭・英ポンド/円は0.9銭・豪ドル/円は0.5銭・ユーロ/米ドルは0.3pipsと、検証したFX口座の相場並みのスプレッドです。取引量の多い通貨ペアでコスト面で他社に遅れをとらないのは、初心者でも取引がしやすいFX口座といえるでしょう。また、メキシコペソ/円は0.2銭・ニュージーランドドル/円は0.7銭・豪ドル/米ドルは0.4pips・英ポンド/米ドルは1.0pipsと、相場と同水準のスプレッドでした。取引量の少ない通貨ペアを狙って取引したい人にも、コストの負担は特別重くないFX口座といえます。
おすすめスコア:4.0(2026/02/19時点)
対米ドル通貨のコストを抑えるなら検討。ほか通貨も相場並みのコスト
「MATRIX TRADER」は、米ドルが関わる通貨ペアのスプレッドが相場以下の狭さなFX口座です。最小取引単位が1,000通貨と平均並みなので、十数万円とある程度の資金規模から取引ができます。検証では、調査したすべてのペアが相場以下のスプレッドでした。とくに、英ポンド/米ドルは0.6pipsと、検証したFX口座の相場である1.0pipsを下回る水準です。ユーロ/米ドルも0.3pipsと相場と同水準なので、対米ドル通貨ペアで取引した際のコスト負担は軽めなFX口座といえるでしょう。また、マイナー通貨ペアのスプレッドも検証したFX口座の相場以下の水準でした。幅広い通貨ペアの取引コストで他社に遅れをとることは少ないので、積極的に取引したい人は一考の余地があるFX口座といえるでしょう。
おすすめスコア:4.0(2026/02/19時点)
スプレッドの狭さは相場以下の口座。最小取引単位が大きいのは懸念点
「DMM FX」は、幅広い通貨ペアのスプレッドが相場と同水準のFX口座。通常ペアの最小取引単位は10,000通貨で、最低でも百数万円規模からの取引になる点は注意してください。検証では、調査した10通貨ペアすべてのスプレッドが相場並みかそれより狭い水準でした。米ドル/円は0.2銭・ユーロ/円は0.4銭・英ポンド/円は0.9銭・豪ドル/円は0.5銭・ユーロ/米ドルは0.3pipsで相場と同じ水準です。取引量の多い人気の通貨ペアで取引コストが必要以上にかからないため、初心者でも取引がしやすいFX口座といえます。また、取引量の少ない通貨ペアのスプレッドも相場以下の水準でした。とくに、スイスフラン/円は0.8銭と検証したFX口座の相場である0.85銭より狭い点が魅力です。幅広い通貨ペアの取引コストで他社に遅れをとりたくない人には、一考の余地があるFX口座といえるでしょう。
おすすめスコア:4.0(2026/02/13時点)
英ポンド/米ドルの取引なら選択肢に。相場並みのコストの通貨も多い
「みんなのFX」は、英ポンド/米ドル・スイスフラン/円ペアのスプレッドが相場より割安なFX口座。最小取引単位は1,000通貨で十数万円とある程度の資金規模から取引ができます。検証では、調査した10通貨ペア中9ペアが相場以下の水準でした。とくに、英ポンド/米ドルは0.8pips・スイスフラン/円は0.8銭と検証したFX口座の相場より割安な点が魅力です。加えて、取引量の多い通貨ペアのスプレッドも相場と同水準でした。人気の通貨ペアで取引したい人や、英ポンド/米ドル・スイスフラン/円ペアを中心に取引したい人には、手軽なコストで取引できるFX口座といえます。また、取引量の少ない通貨ペアも検証したFX口座の相場とほぼ同水準のスプレッドでした。メキシコペソ/円のみ0.3銭と相場を上回ったものの、ニュージーランドドル/円は0.7銭・豪ドル/米ドルは0.4pipsと割安な水準です。取引量の少ない通貨ペアでも必要以上に取引コストをかけたくない人は一考の余地があるFX口座といえるでしょう。
監修者:伊藤亮太(Ryota Ito)(ファイナンシャルプランナー)
ガイド:大島凱斗(元銀行員/マイベスト クレジットカード・ローン・証券・保険担当)
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