家庭用製氷機は水を入れるだけで素早く氷を作れるアイテムです。アイスメーカーともいわれ、特に高速なものだと約8分で氷を作れる商品も販売されています。晩酌用の氷を作りたい人はもちろん、アウトドアでも活躍しますが、「氷ができるまで本当に早い?」「手入れが簡単な商品はどれ?」と疑問がある人も多いのではないでしょうか。
今回は、各メーカーの最新商品や売れ筋上位から人気の家庭用製氷機12商品を集め、6個のポイントで比較して徹底検証。おすすめの家庭用製氷機をランキング形式でご紹介します。マイベストが定義するベストな家庭用製氷機は「短時間で溶けにくい氷を作れて、使いやすく手入れが簡単な商品」。徹底検証してわかった家庭用製氷機の本当の選び方も解説しますので、ぜひ購入の際の参考にしてください。
マイベストではベストな家庭用製氷機を「短時間で溶けにくい氷を作れて、使いやすく手入れが簡単な商品」と定義。ベストな商品を探すために、人気メーカーの最新商品やAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどで売れ筋上位の家庭用製氷機12商品を集め、以下の6個のポイントで徹底検証しました。検証①:氷ができる速さ検証②:氷の量検証③:手入れのしやすさ検証④:使いやすさ検証⑤:氷の溶けにくさ検証⑥:稼動音の静かさ
おすすめスコア:4.16(2026/03/19時点)
最安価格:20,380円(2026/03/19時点)
氷の量と使いやすさ重視の人に。製氷スピードは妥協点
ダイアモンドヘッドは、日本国内で幅広い生活家電を企画・販売している企業で、機能性とコストパフォーマンスのバランスに優れた製品を多く展開しています。「高速アイスメーカー クリアロック RM-100H」は、家庭用製氷機市場において、大容量タイプとして扱いやすさと実用性を両立したモデル。比較的手に取りやすい価格帯で、家庭用のニーズに応えています。氷の量を検証したところ、比較したなかでトップクラスの多さでした。1回目は平均で161.63g、3回までの合算では平均559.93gと、3回回せば家族全員分の水筒にしっかり氷を入れられる量になります。タイマー機能や自動製氷停止機能を搭載しており、使いやすさも十分な本商品。自動洗浄機能を備えているため、手入れの負担を軽減できる点も魅力です。一方で、氷ができる速さはほかの商品に劣る結果に。1回目の製氷に平均23分33秒とかなり時間がかかり、急いで氷を用意したいシーンには適していません。また、手入れの際は排水時にコンセントが必要で、持ち手もないため、移動や排水作業にはやや不便な印象でした。たっぷり氷を使いたい家庭や、使いやすさを重視する人に適したモデルです。ただし、製氷スピードを優先したい人はほかの商品も検討するとよいでしょう。
おすすめスコア:4.14(2026/03/19時点)
最安価格:25,999円(2026/03/19時点)
たっぷり氷を作りたい人向け。スピード重視なら注意
ジェネレーションパスは、日本国内で生活家電を中心に取り扱う企業で、コストパフォーマンスに優れた実用性重視の製品を数多く展開しています。「Simplus 家庭用製氷機 SP-CED02」は、家庭用製氷機市場において、大容量かつ使い勝手に配慮したモデルとして展開されており、手に取りやすい価格帯で人気です。氷の量は1回目の製氷で平均128.27g、3回の合算でも平均405.1gとたっぷり作れるため、家庭でも十分な氷を確保できます。アイススコップ付属かつ、タイマー機能・自動製氷停止機能を備えており、2.5Lの大容量給水タンクも搭載されているので日常的に使いやすい点が魅力です。手入れのしやすさは、自動洗浄機能や側面排水設計で水抜きが簡単にできる一方、排水時にコンセントが必要である点や、持ち手がないことは不便に感じられるかもしれません。一方で、製氷スピードにはやや難がありました。1回目の製氷時間は平均22分54秒、3回目までの合算では平均59分22秒と、氷ができるまでに時間がかかる結果に。急いで氷を必要とする場面にはやや不向きといえます。氷の溶けにくさの検証では、溶けた氷の量が約60g中平均42.07gと少なめだったので、飲み物が薄くなりにくいでしょう。稼動音は平均49.7dBと比較的静かで、リビングや寝室といった静かな場所でも使いやすい本商品。氷をたくさん使いたい人や、操作のシンプルさを重視する人におすすめです。スピーディな製氷を求める人は、ほかの商品も検討するとよいでしょう。
おすすめスコア:4.03(2026/03/17時点)
最安価格:11,999円(2026/03/17時点)
スピーディ製氷が魅力。氷の量重視の人には不向き
ジェネレーションパスは、日本国内で「Simplus」ブランドを展開する企業で、手頃な価格と実用性に優れた家電製品を幅広く取り扱っています。「Simplus 家庭用製氷機 SP-CED03」は、家庭用製氷機市場において、スピーディな製氷とコンパクトな設計を両立したモデルで、手に取りやすい価格帯で購入しやすい商品です。氷ができる速さで高評価を獲得した本商品。1回目の製氷時間は平均8分37秒、3回目まで合算しても平均23分52秒と、スピーディな製氷が可能で、急に氷が必要になっても対応できます。自動洗浄機能を搭載しているうえ、持ち手付きかつ5.98kgの軽量設計により、手入れがしやすい点も魅力です。氷の溶けにくさも、溶けた量は約60g中、平均42.83gという結果で日常使いには十分といえます。一方で、氷の量はやや控えめでした。3回の合算でも平均90.6gにとどまり、たくさん氷を使いたい人には物足りないでしょう。また、基本機能はそろっているものの、タイマー機能が非搭載なので朝すぐに氷を使いたい人にはやや不向きといえます。稼動音は平均49.9dBと、一般的な家庭環境では気にならないレベルでしたが、静音性を最優先する人は気になる可能性も。短時間で氷を作りたい人、手入れのしやすさを重視する人にはおすすめできる一方、大量の氷が必要な人には別製品の検討も視野に入れるとよいでしょう。
おすすめスコア:4.0(2026/03/18時点)
最安価格:14,500円(2026/03/18時点)
高速製氷と軽量設計が魅力。製氷量や稼動音にはやや難あり
三金商事株式会社は、大分県に本社を構える日本の企業で、生活家電・カー用品・アウトドア用品などの企画・開発・販売を手がけています。本商品は、手入れのしやすさと製氷スピードを兼ね備えたモデルで、日常使いに適した製品です。氷ができる速さは、1回目が平均8分33秒で、3回稼動させた場合でも平均22分24秒と短時間で氷が作れます。また、自動洗浄機能を搭載しており6.04kgと軽量なので、手入れもしやすい印象。手入れが簡単なものがほしい人におすすめです。一方で、製氷量は3回の合算でも平均74.77gと少なめで、大量の氷を必要とする場面では物足りないでしょう。自動製氷停止機能搭載やアイススコップが付属していることから、基本的な使い勝手はよいものの、タイマー機能が搭載されていない点はネック。また、稼動音は平均52.5dBとやや高めで、静音性を重視する人や夜間に使いたい人には適していません。稼動音の静かさや製氷量の多さにこだわる人には向かない一面もありますが、氷を短時間で作りたい人や、メンテナンスを楽に済ませたい人におすすめの商品ですよ。
おすすめスコア:4.0(2026/03/17時点)
最安価格:9,480円(2026/03/17時点)
氷作りは高速だが、大量使用や静音性は妥協が必要
ルナスタイルは、日本国内向けに生活雑貨や家電製品を展開している企業で、手頃な価格帯とシンプルな使いやすさを重視した製品が特徴。「家庭用製氷機」は、短時間で氷を作りたい人に向けたモデルで、手に取りやすい価格帯で購入できる家庭用製氷機です。氷ができる速さと手入れのしやすさでは、高評価を獲得。1回目の製氷時間は平均10分31秒、3回まででも平均24分43秒と、非常に短時間で製氷できます。自動洗浄機能や底面排水構造により、手入れもしやすい本商品。氷を素早く用意し、手軽に使いたい人に向いています。一方で、製氷量は控えめでした。3回までの量を合算しても平均78.43gにとどまり、大量の氷を使いたい場合には物足りない印象。氷の溶けにくさは約60g中溶けた氷が平均50.37gという結果で、比較的溶けやすい点もネックです。使いやすさも基本的には良好ですが、アイススコップや自動製氷停止機能を搭載しているものの、タイマー機能が非搭載な点は惜しい部分といえます。稼動音は平均47.4dBと、静かな環境では気になる場合もありますが、生活音がある場所であれば許容範囲内でしょう。短時間で氷を作りたい人や、メンテナンスを重視する人にはおすすめできる一方、大量の氷を求める人や静音性を重視する人には検討が必要です。
おすすめスコア:3.99(2026/03/17時点)
最安価格:15,000円(2026/03/17時点)
短時間で氷を作れる。氷の量と静音性には注意が必要
Ningbo Luowa Electric Applianceは、中国を拠点とする家電メーカーで、手頃な価格帯と実用性を重視した製品作りが特徴的。「家庭用製氷機 Z5812SH」は、家庭向けにスピーディな製氷性能を備えたモデルで、手に取りやすい価格帯で展開されています。氷ができる速さと手入れのしやすさが魅力の本商品。1回目の製氷時間は平均8分31秒、2回までの合算では平均16分1秒、3回までの合算は平均23分16秒と、短時間で製氷が完了しました。また、自動洗浄機能や底面排水、持ち手付き構造により、日常的な手入れの手間を大幅に軽減できる点も魅力です。一方で製氷量は少なめ。3回目までの合算でも平均79.5gと控えめで、大量の氷を使いたい場合にはやや不向きです。また、氷の溶けにくさの検証では、溶けた氷の量が約60g中平均48.63gと比較的少なめで、飲み物が薄まりすぎることもないでしょう。使いやすさもおおむね良好で、アイススコップや自動製氷停止機能を搭載していますが、タイマー機能がない点はネックです。稼動音は平均51.6dBとやや高めで、静音性を重視する人には不向き。ただし、リビングやキッチンなど生活音がある環境なら十分に実用的です。短時間で氷を用意したい人、手軽に使いたい人にはおすすめできる一方、静音性や大量製氷を求める人は注意が必要といえます。
おすすめスコア:3.98(2026/03/18時点)
最安価格:14,433円(2026/03/18時点)
高速製氷と手入れの手軽さは魅力。氷の量と静音性はネック
WIEは、家庭向けの実用家電を展開するブランドで、手頃な価格帯とシンプルな操作性を重視した製品作りが特徴です。「家庭用製氷機」は、スピーディな製氷性能を備えたモデルで、家庭用として取り入れやすい価格帯で展開されています。氷ができる速さは、1回目の製氷で平均8分36秒、2回目までの合算では平均15分54秒、3回目までが平均23分10秒と、短時間で製氷が完了したため、急いでいるときにも活躍するでしょう。また、自動洗浄機能・底面排水・持ち手付き構造など、メンテナンス性も高く、日常使いに適しています。氷の溶けにくさは比較的良好で、短時間であれば溶けることなく使えるでしょう。一方で、製氷量は控えめ。3回目までの氷の量を合算しても平均76.83gと少なめで、大量の氷を使いたい人には不向きです。使いやすさは良好で、アイススコップや自動製氷停止機能を搭載。ただし、タイマー機能がない点と1.3Lの小さめタンク容量は留意しておきたいポイントです。稼動音は平均50.7dBで、静音性を重視する人はやや気になる水準ですが、日中の使用であれば気にならない範囲。短時間で氷を作りたい人には向いていますが、氷を多く必要とする人や、静音性や細かな機能を重視する人にはおすすめしにくい商品です。
おすすめスコア:3.97(2026/03/18時点)
最安価格:12,990円(2026/03/18時点)
製氷は速いが、氷の量と静音性に物足りなさが残る
CROWNFULは、アメリカを拠点に調理家電や生活家電を展開するブランドで、実用性と手頃な価格を両立した製品が多くそろっています。「家庭用製氷機 HZB-12/H」は、スピーディな製氷を重視した家庭向けモデルで、比較的手に取りやすい価格帯が特徴です。製氷スピードと手入れのしやすさはおおむね良好で、1回目の製氷時間は平均9分0秒、2回目までの合計では平均17分29秒、3回目まででは平均25分59秒という結果に。自動洗浄機能はありませんが、底面排水と持ち手付きの軽量構造により、手軽に手入れできる商品です。使いやすさも良好で、タイマー機能はないものの、アイススコップや自動製氷停止機能など基本機能は備えています。一方で、製氷量は控えめ。3回目までの合算でも平均95.7gとやや少なく、頻繁に大量の氷を使いたい人には不向きです。氷の溶けにくさでは溶けた氷の量が約60g中平均45.77gと、短時間の使用には十分ですが、稼動音は平均50.6dBとやや高めで、静音性を重視する環境では気になる場合があります。リビングや寝室で使いたい人には向かない可能性もあるため、使用環境には注意が必要です。製氷スピードを優先する人には向いていますが、静音性や製氷量を重視する人には不向きな商品です。
おすすめスコア:3.97(2026/03/18時点)
最安価格:14,500円(2026/03/18時点)
製氷の速さが魅力。製氷量と静音性はほかの機種に劣る
ベルソスは、日本国内で幅広い家電製品を展開しているブランドで、実用性と価格のバランスを重視したラインナップが特徴。「VERSOS 家庭用製氷機 VS-HI04BE」は、家庭用として導入しやすい価格帯で、スピーディな製氷性能を備えたモデルです。製氷の速さと手入れのしやすさが魅力の本商品。1回目の製氷時間は平均8分41秒、2回目までの合計時間は平均16分17秒、3回目まででは平均23分55秒と、短時間で製氷が完了しました。また、自動洗浄機能や底面排水構造、持ち手付きの設計により、手入れが簡単で日常使いしやすい商品です。氷の溶けにくさも氷約60g中溶けた量が平均49.70gという結果で、おおむね良好。タイマー機能が非搭載ながら、アイススコップや自動製氷停止機能など、基本的な利便性は備えているため使いやすいでしょう。一方で、製氷量は少ない結果に。3回目までの合算でも平均75.97gと少なめで、大量に氷を使うシーンには不向きです。稼動音は平均50.6dBで、家庭内の生活音と比べてもやや気になるレベルでした。静かな環境での使用を想定している人には不向きです。製氷のスピードや使いやすさを重視する人には選択肢になりますが、製氷量や静音性を重視する人には積極的にはおすすめしにくい商品といえるでしょう。
おすすめスコア:3.97(2026/03/19時点)
最安価格:16,799円(2026/03/19時点)
手入れはしやすいが、製氷の量と使いやすさがネック
サンコーは、日本国内でユニークかつ実用的な家電を展開するメーカーで、独自性と利便性を兼ね備えた製品ラインナップが特徴。「THANKO 小型製氷機 KGTSLMHBK」は、省スペースでも使いやすいコンパクトモデルとして家庭用に展開されています。氷ができる速さと手入れのしやすさに優れており、1回目の製氷時間は平均10分58秒、2回目は平均17分44秒、3回目は平均24分42秒と、短時間で氷を用意できました。また、自動洗浄機能搭載かつホースやコンセント不要で排水が可能。6.68kgと比較的軽量で、手入れが簡単な商品といえます。一方、製氷量はやや控えめで、3回目までの合算でも平均72.7gにとどまりました。氷の溶けにくさでは、溶けた氷の量が約60g中平均52.60gという結果で、やや溶けやすい点もネック。タイマー機能がなく、給水タンクが0.9Lとやや小さいため、使いやすさも十分とはいえない印象でした。稼動音は平均48.1dBで、生活音のある空間では気にならない程度ですが、静かな環境での使用には不向きといえます。手入れの手軽さや製氷の速さを重視する人には魅力がありますが、製氷量や使いやすさに懸念が残るため、ほかの商品を検討するほうが無難でしょう。
ガイド:奥田貴穂(元家電量販店員・家電製品アドバイザー/マイベスト 白物・調理家電担当)


