手動コーヒーミルは、コーヒーを丁寧にゆっくり淹れたい人におすすめのアイテム。自分でレバーを回して挽くことで、ゴリゴリという音とコーヒー豆を挽く感触を楽しめます。最近では、登山やキャンプなどのアウトドアで使うアイテムとしても人気。ハリオやカリタなどの有名メーカーから販売されており「手軽に速く挽けるのはどれ?」「初心者でもおいしいコーヒーを淹れられるのはどの商品?」と悩んでしまいますよね。
今回は、各メーカーの最新商品や売れ筋上位から人気の手動コーヒーミル32商品を集め、5個のポイントで比較して徹底検証。おすすめの手動コーヒーミルをランキング形式でご紹介します。マイベストが定義するベストな手動コーヒーミルは「手早くおいしいコーヒーを淹れられ、持ち運びもしやすい商品」。徹底検証してわかった手動コーヒーミルの本当の選び方も解説しますので、ぜひ購入の際の参考にしてください。
マイベストではベストな手動コーヒーミルを「手早くおいしいコーヒーを淹れられ、持ち運びもしやすい商品」と定義。ベストな商品を探すために、人気メーカーの最新商品やAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどで売れ筋上位の手動コーヒーミル32商品を集め、以下の5個のポイントで徹底検証しました。検証①:粒度の均一さ検証②:挽く時間の短さ検証③:手入れのしやすさ検証④:持ち運びやすさ検証⑤:使いやすさ
おすすめスコア:4.77(2025/11/28時点)
最安価格:12,980円(2025/11/28時点)
手軽かつ均等に挽け、雑味のない味わいを楽しめるベストバイ
TIMEMOREの「コーヒーミル C3 MAX PRO」は、粒度にこだわっておいしいコーヒーを淹れたい人にぴったりな商品。早く均等に豆を挽けるうえ、36段階に粒度調整ができ、エスプレッソ用の極細挽きにも対応していますよ。切れ味のよいステンレス製の刃が使われているためか、挽く時間の短さと粒度の均一さは高評価に。挽く時間の短さでは、1杯分(15g)のコーヒー豆を37.8秒で挽ききれました。また、本体にザラつきがあったためグリップが安定し、ストレスなく挽けたのもうれしいポイントです。粒度の均一さでは、1杯分(15g)のうち95.3%(14.3g)を均等に中挽きにでき大変満足のいく結果に。淹れたコーヒーを飲んだバリスタからは「渋みが少なく豆本来のフルーティな果実味を楽しめる」という声が挙がりました。粒度調節は段階式。目盛りに合わせて調節ダイヤルを回せば、好きな挽き目を何度でも再現できますよ。また、最大容量が25gのため、数杯分の豆を一度に挽けるのも魅力といえます。手入れのしやすさでは、刃も粉受けも細かく分解できる点が評価されました。粉受けは使うたびに水洗いできます。刃は水洗いはできないものの、付属のブラシで掃き掃除をすれば詰まった豆や粉を取り除けるでしょう。持ち運びやすさにおいては511.2cm3と比較的コンパクトであるものの、本体重量が584.9gとやや重い点はネック。アウトドアに持っていくには少し重たく感じるでしょう。刃の切れ味のよさに優れているうえ、使い勝手もよい商品。ステンレス製のため価格はやや高めですが、はじめて手動コーヒーミルの購入を検討している人や、今使っているものから買い替えを検討している人におすすめのベストバイです。
おすすめスコア:4.65(2025/11/28時点)
手頃かつ刃の精度が高い。はじめての手動ミル選びにぴったり
アウトドア用品をメインに手がけているNiksaの「手挽きコーヒーミル NKCF21F252」は価格を抑えつつ、粒度にもこだわりたい人におすすめの商品。上位のなかでは比較的低価格なうえ、挽き目を細かく均等に調整できました。挽く時間の短さの検証では、1杯分(15g)のコーヒー豆を36.7秒という短時間で挽ききれ大変満足のいく結果に。また、本体が滑りにくい素材でできているため、手に負担がかかりにくい印象でした。均等に豆を挽けるのもうれしいポイント。1杯分(15g)のうち91.3%(13.7g)の豆を均等に中挽きにできたうえ、微粉の量をかなり抑えられました。淹れたコーヒーを飲んだバリスタからは「雑味が少ないうえ、味わいがしっかり濃く感じられた」という声が挙がっています。粒度調節は段階式で、記載されている目盛りの方向に沿ってダイヤルを回せば、好きな挽き目を何度でも再現できます。最大容量は20gのため、コーヒー2杯分の豆を一度に挽けて便利ですよ。手入れのしやすさでは、刃と粉受けを本体から取り外せる点が評価される結果に。サビを防ぐため刃の水洗いはできないものの、掃除用のブラシが付属しているため細かい隙間の掃除はしやすいといえます。持ち運びやすさにおいては、403.1cm3と比較的コンパクトに収まる点が魅力。本体重量は477.8gとやや重く感じるものの、荷物としてアウトドアに持っていくには許容できるといえる印象です。刃の精度が高く微粉を抑えられた、使い勝手や手入れにも優れた本商品。ステンレス製にも関わらず手頃な価格で購入できるため、価格の安さと性能の高さを求める人やお試しではじめたい人にぴったりといえます。
おすすめスコア:4.6(2025/11/28時点)
最安価格:46,000円(2025/11/28時点)
たくさんの豆を、手早く均一に挽けるのが魅力
Comandanteの「ニトロブレード コーヒーグラインダー C40 MK3」は、とにかく粉の粒度にこだわりたい上級者におすすめの商品。価格は高いものの、微粉の量をかなり抑えて均等に挽ききれたうえ、挽き目をかなり細かく調節できました。謳い文句どおり、粒度の均一さで高評価だった本商品。1杯分(15g)のうち96.2%(14.43g)もの豆を均等に中挽きにできたうえ、微粉の量をかなり抑えられました。実際に淹れたコーヒーは、バリスタから「雑味が少なく、酸味がメインの味わいを楽しめる」という声が挙がっています。挽く時間の短さの検証では、1杯分(15g)のコーヒー豆を55.9秒で挽ききれる結果に。本体は木製で滑りやすいものの、切れ味がよいため軽い力でハンドルを回し続けられる印象でした。粒度調節は目盛りに合わせて調節ダイヤルを回す段階式。クリック数を覚えておけば何度でも同じ挽き目を再現できますよ。また、最大容量が40gと多く、最大4杯分の豆を一度に挽けるのもうれしいポイントです。手入れのしやすさでは、刃と粉受けを取り外せる点は評価されました。しかし、刃は水で洗えず掃除用のブラシも付属していないため、きれいな状態を維持するためには自分で道具を用意する必要があるでしょう。持ち運びやすさにおいては540cm3と比較的コンパクトであるものの、本体が617.1gと重かったため不満が残りました。アウトドアへ持っていくのには不向きでしょう。持ち運びには向いていないものの、手早く均一に挽ける本商品。外出先に持っていくことがないのであれば、検討してよいでしょう。
おすすめスコア:4.57(2025/11/28時点)
最安価格:22,480円(2025/11/28時点)
手入れは手間だが、調節が簡単で手早く豆を均等に挽ける
1ZPRESSOの「X-Pro S 手挽きコーヒーミル X-Pro S」は、グリップ部分に合皮素材が使用された商品。ステンレス製の7枚刃を採用しており、味わいのバランスがとれたコーヒーが淹れられると謳っています。1杯分(15g)のうち88.7%(13.3g)の豆を均等に中挽きにできました。実際に淹れたコーヒーは、バリスタから「雑味がなく、華やかな香りとフルーティな味わいを楽しめた」という声が挙がっています。挽く時間の短さの検証では、1杯分(15g)のコーヒー豆を38.76秒で挽ききれる結果に。本体にはラバーバンドですべりにくい工夫が施されているうえ、切れ味がよいぶん比較的軽い力でハンドルを回し続けられる印象でした。粒度調節は目盛りに合わせて調節ダイヤルを回す段階式。クリック数を覚えておけば何度でも同じ挽き目を再現できます。また、最大容量が30gと多く、一度に2杯分の豆を挽けるのもうれしいポイントといえるでしょう。手入れのしやすさでは、刃と粉受けを取り外せる点は評価されました。しかし、刃も粉受けも水洗いを避けるよう説明書に記載されている点がネックに。きれいな状態を維持するためには、付属のブラシでこまめに掃き掃除する必要があるでしょう。持ち運びやすさにおいては416.1cm3と比較的コンパクトであるものの、本体重量が612.2gと重く感じました。荷物が少ないときであればアウトドアでの使用を検討してもよいでしょう。手入れのしやすさには欠けるものの、比較的均一な粉を手早く挽ける本商品。こまめな手入れが苦にならない人は検討してもよいでしょう。
おすすめスコア:4.57(2025/11/28時点)
最安価格:5,800円(2025/11/28時点)
短時間で均一に挽きやすい軽量ミル。アウトドアや旅行にも
マルタスの「chill coffee コーヒーミル」は、アウトドア・旅行時にも使える軽量なミルを探している人や、短時間で手挽きしたい人におすすめです。粒度の均一さの検証では、1杯分(15g)の豆のうち、90.0%(13.5g)を均等に中挽きにできました。実際に淹れたコーヒーには大きな雑味がなく、飲みにくさはありません。ただし粉っぽさがあり、ざらつきが強く感じられます。挽く時間はかなり短く、1杯分(15g)の豆は平均34.14秒で挽き切れる結果に。モニターからは「多少引っかかりはあるが気にならない程度」との声が挙がりました。支えていた手の親指にはわずかな疲労感が残りましたが、スピーディに挽けるのでそれほど気にならないでしょう。刃も粉受けも分解でき、掃除用のブラシも付属しているので、細かいところまで手入れしやすい印象。ステンレス製なのでパーツを水洗いできない点には注意しましょう。本体重量が462gと軽いうえにコンパクトで、持ち運びやすいのもメリットです。リュックに入れやすく重さも感じにくいので、アウトドアシーンに向いているといえます。粒度は段階式で調節可能。最大容量は実測で23gと、2杯分以上の豆を一気に挽き切れる容量です。本体に滑りにくい工夫がされていないので、挽く際はしっかり押さえるようにしましょう。コーヒーの舌触りのざらつきが気になる可能性はあるものの、持ち運んで手軽に使いたい人には向いている手動式コーヒーミルだといえます。
おすすめスコア:4.55(2025/11/28時点)
最安価格:8,999円(2025/11/28時点)
アウトドアでも手軽にコーヒーを楽しめる。使い勝手もよい
ECORELAXの「手挽きコーヒーミルGRINDER-1」は、コーヒー豆をスピーディに挽けることが魅力。自宅やアウトドアで手軽に挽きたてコーヒーを楽しみたい人におすすめです。1杯分(15g)のコーヒー豆を挽き切るまでにかかった時間は40.65秒とトップクラスの短さで、高評価を獲得しました。挽きはじめに多少の力がいるものの、一度回し始めるとどんどん挽けてストレスは少ない印象です。本体は365cm3とコンパクトで、重さも520gと比較的軽量。自宅だけでなく、アウトドアで挽きたてのコーヒーを楽しむために持って行くにもちょうどよい大きさといえます。粒度調整は目盛りに合わせて調節ダイヤルを回す段階式で、36段階の調節が可能。最大20gまで一度に挽けるため、2人分のコーヒーにも対応可能です。ザラザラした表面のおかげですべりにくく、使いやすさの検証でも高い評価を得ました。本体は細かく分解できる構造で、付属のブラシを使えば掃除も簡単です。ただし、水洗いはできないので注意が必要。こまめにブラシで掃除をし、清潔な状態を保ちましょう。粒度の均一さでは多くの豆を均等に挽けたものの、時折粗めの粒も混ざることも。雑味の少なさやコーヒーの味わいにとにかくこだわる人で、抽出するコーヒーの味わいの精度を何よりこだわる人には不向きかもしれません。とはいえコーヒー豆を速く挽ききれ、手に負担がかかりにくいところはうれしいポイント。自宅やキャンプなど幅広い場所で手軽に使える、魅力的な商品といえるでしょう。
おすすめスコア:4.54(2025/11/28時点)
最安価格:6,580円(2025/11/28時点)
均等に速く挽ける。たくさんの豆を挽くのには不向き
N chocoの「手挽きコーヒーミル」は、ハンドルの素材にくるみの木を採用した商品。切れ味のよいステンレス刃・力を込めやすいハンドル構造・軽い本体によって、軽い挽き心地を実現していると謳っています。1杯分(15g)のうち92.7%(13.9g)の豆を均等に中挽きにできました。実際に淹れたコーヒーは、バリスタから「甘味やコーヒー本来の果実味をしっかりと感じられた」という声が挙がっています。挽く時間の短さの検証では、1杯分(15g)のコーヒー豆を37.39秒で挽ききれる結果に。切れ味がよいぶん比較的軽い力でハンドルを回し続けられる印象でした。粒度調節は目盛りに合わせて調節ダイヤルを回す段階式。クリック数を覚えておけば何度でも同じ挽き目を再現できます。しかし、最大容量を実測したところ15gと少なく、一度に2杯分の豆を挽けない点はネックといえるでしょう。手入れのしやすさでは、刃と粉受けを取り外せるうえ、粉受けは水洗いできる点が評価されました。刃はステンレスで水洗いができないため、ブラシを用意してこまめに掃き掃除をするのがおすすめですよ。持ち運びやすさにおいては324.1cm3とコンパクトな点が魅力。本体重量は477.8gとやや重く感じるものの、荷物としてアウトドアに持っていくには許容できる印象です。均等な粒度で早く挽けるのが魅力の本商品。最大容量の少なさと、刃を洗えない点が気にならなければ検討してもよいでしょう。
おすすめスコア:4.51(2025/11/28時点)
最安価格:11,980円(2025/11/28時点)
短時間で均等に豆を挽ける。コンパクトでスペースもとらない
TIMEMOREの「栗子C3」は、短時間で均等な粒度に挽けるものを探している人におすすめ。刃の精度が高いためか、軽い力で速く豆を挽ききれました。1杯分(15g)のうち88.7%(13.3g)の豆を均等に中挽きにできました。実際に淹れたコーヒーは、バリスタから「雑味がなく、華やかな香りとフルーティな味わいを楽しめた」という声が挙がっています。挽く時間の短さの検証では、1杯分(15g)のコーヒー豆を31.09秒で挽ききれる結果に。本体はざらざらした素材でできており、すべりにくい工夫が施されているうえ、切れ味がよいぶん比較的軽い力でハンドルを回し続けられる印象でした。粒度調節は目盛りに合わせて調節ダイヤルを回す段階式。クリック数を覚えておけば何度でも同じ挽き目を再現できます。また、最大容量が25gと、一度に2杯分の豆を挽けるのもうれしいポイントといえるでしょう。手入れのしやすさでは、刃と粉受けを取り外せる点は評価されました。しかし、刃も粉受けも水洗いが非推奨である旨が説明書に記載されている点がネックに。きれいな状態を維持するためには、付属のブラシでこまめに掃き掃除してくださいね。持ち運びやすさにおいては362.5cm3と比較的コンパクトなスペースに収まる点が好印象。本体重量は473.5gと重すぎないため、荷物が少ないときであればアウトドアでの使用を検討してもよいでしょう。
おすすめスコア:4.47(2025/11/28時点)
最安価格:23,100円(2025/11/28時点)
速く挽きたい人におすすめ。粒度が均一で挽きムラが少ない
EPEIOS JAPANの「Essence Go 手挽きコーヒーミル EPBG003」は、とにかく速く挽けて粒度が整えられるものがほしい人におすすめ。80段階で粒度の調節が可能で、使いやすさは申し分ありません。握る部分に細かい溝があり、滑りにくい工夫も施されています。一度に挽けるコーヒー豆の量も最大約30gと十分です。重くて挽きごたえのある回しごこちで、1杯分(15g)のコーヒー豆を挽くのにかかった時間は平均47.76秒とスピーディ。ハンドルを回す手にはほぼ疲労感がありませんでした。しかし、モニターからは「長い円柱型の本体はとにかく不安定で、押さえておく必要があった」との声も。コーヒー豆に刃が当たる感覚にはムラがあるものの、粒度の均一さは良好です。豆15gのうち 92.6%(13.9g)を均等に中挽きにできました。バリスタからは「雑味はほとんどなく、コーヒー本来の味わいを引き出せている」との声も寄せられています。持ち運び用のケースつきでサイズは大きくないものの、重量が848.8gと非常に重く持ち運びには不向き。刃や粉受けを分解できますが、水洗いできない点もネックといえます。掃除用ブラシも付属しておらず、お手入れが簡単とはいえません。とはいえ、素早く均一な粒度のコーヒー豆が挽けるのは魅力。アウトドア用というより、自宅でゆっくりとコーヒーを楽しみたい人によいでしょう。
おすすめスコア:4.44(2025/11/28時点)
コンパクトで持ち運びやすい。刃も洗えて手入れも簡単
キャメル珈琲の「カルディオリジナル セラミックコーヒーミル」は、手軽に挽きたてのコーヒーを楽しみたい人に向いている商品。セラミック刃を採用しており、金属臭のないクリアな風味のコーヒーを淹れられると謳っています。粒度の均一さでは、1杯分(15g)のうち86.7%(13g)にとどまる結果に。使いやすさの面では、滑り止めになるラバーがついており、ハンドルを回す際の安定性は十分。また、ホッパー容量が26gと多く、一度に数杯分を用意したい人に向いています。1杯分(15g)のコーヒー豆を挽くのにかかる時間は71.40秒と、平均よりやや短め。手動コーヒーミルとしては比較的スムーズといえるでしょう。手入れは、粉受けも刃も取り外せるうえ、セラミック刃の一部は水洗い可能。手入れの楽さを重視する人に向いています。掃除用のブラシはついていないものの、丸洗いできるため細かい部分まできれいな状態を維持しやすいでしょう。重さを実測したところ、243.5gと軽量。かつ、体積も332cm2とコンパクトなため携帯性に優れており、外出先での使用にも向いているでしょう。粒度にこだわる人には不向きですが、アウトドアや旅先で気軽にコーヒーを楽しみたい人であれば検討してよい商品です。
監修者:小池美枝子(バリスタ/バリスタトレーナー)
ガイド:相野谷大輔(バリスタ・焙煎士/マイベスト キッチン・食品担当 )
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