ちょうどいい容量と使い勝手を兼ね備えた二人暮らし向け冷蔵庫。パナソニック・東芝・日立・シャープ・三菱などから多彩なモデルが多数販売されています。一方で、必要な容量・だいたいのサイズ・使い勝手と価格のバランスなど、気になる点も多いのではないでしょうか。
今回は、各メーカーの最新商品や売れ筋上位から人気の二人暮らし向け冷蔵庫18商品を集め、7個のポイントで比較して徹底検証。選び方とともに、おすすめの二人暮らし向け冷蔵庫をランキング形式でご紹介します。マイベストが定義するベストな二人暮らし向け冷蔵庫は「二人分の食材を十分に収納できる容量に加え、出し入れのストレスが少ない省エネ冷蔵庫」。ぜひ購入の際の参考にしてください。
マイベストではベストな二人暮らし向け冷蔵庫を「二人分の食材を十分に収納できる容量に加え、出し入れのストレスが少ない省エネ冷蔵庫」と定義。ベストな商品を探すために、人気メーカーの最新商品やAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどで売れ筋上位の二人暮らし向け冷蔵庫18商品を集め、以下の7個のポイントで徹底検証しました。検証①:収納力の高さ(二人暮らし向け)検証②:鮮度保持力の高さ(チルド室)検証③:鮮度保持力の高さ(野菜室)検証④:鮮度保持力の高さ(冷凍室)検証⑤:省エネ性能の高さ検証⑥:出し入れのしやすさ検証⑦:利便性の高さ
おすすめスコア:4.5(2026/03/20時点)
最安価格:140,355円(2026/03/20時点)
鮮度保持と収納効率を極めた高性能モデル。両開きも便利
シャープの「冷蔵庫 SJ-PW37P」は定格内容積が374Lと、二人暮らしに十分な容量を持つ上位モデル。冷蔵・冷凍・野菜室のバランスがよく、食材のまとめ買いや作り置きにも対応しやすい構造になっています。省エネ機能や収納のしやすさにも配慮された、総合力の高い商品です。冷蔵室の収納効率が特に高く、冷凍・野菜室も広さが確保されていました。チルド室は温度が安定しており、生鮮食品を長く新鮮に保ちやすい性能といえます。野菜室は平均湿度・最高湿度ともに高く、野菜の乾燥を十分防げる水準。冷凍室も作り置きや冷凍食品の保存に適した温度を保てていました。AIによる節電運転やドアアラームなど、省エネ性能も十分です。一方で、冷蔵室が大きいものの、庫内照明は天井のみ。冷蔵室の一番下の段や奥のほうの視認性にはやや欠ける印象です。また、節電機能は充実している反面、年間にかかる電気代が通常運転で1万円を超えるのは惜しいポイント。なお、チルド室は単独タイプでパーシャル室はありませんが、日常使用には大きな支障はないでしょう。食材をまとめ買いし、冷蔵・冷凍・野菜室をバランスよく使いたい二人暮らしの家庭に向いています。省エネ性や鮮度保持力を重視しつつ、収納力も求める人にもおすすめ。また、シャープ独自の両開きを採用しているので、引っ越しが多い人にもおすすめです。
おすすめスコア:4.43(2026/03/20時点)
最安価格:109,980円(2026/03/20時点)
冷蔵・冷凍の鮮度に強い実力派。フリードアポケットが便利
シリーズのなかでも収納力に配慮したモデルとして展開されている、東芝の「VEGETA 冷蔵庫 GR-W36SV」。定格内容積は356Lで、野菜室や冷凍室を含めてバランスのよい構造です。同価格帯の商品のなかでも自炊重視の家庭に向けて展開されています。チルド室は温度が安定しており、肉や魚の鮮度を長く保ちやすい印象でした。冷凍室の庫内も平均温度が低く保たれており、冷凍保存中心のライフスタイルでも安心して使えます。また、東芝独自の「フリードアポケット」で、ドアポケットを底のレバーで簡単に動かせる点も魅力。冷蔵室の収納効率も高めで、二人暮らしには必要十分な容量が確保されていました。一方で、電気代が年間で1万円を超える水準。節電モードで多少押さえることはできそうですが、電気代を安く押さえたいと思う人には少し不向きな印象です。冷蔵室内の照明は天井部のみ。冷蔵室が大きめの商品ゆえに、冷蔵室の下段奥はやや見づらい恐れがあります。冷蔵・冷凍どちらの鮮度保持力も重視したい自炊派の二人暮らしにおすすめの商品。また、収納のバランスが取れた冷蔵庫を探している人なら、候補に入れて損のない一台です。
おすすめスコア:4.38(2026/03/20時点)
最安価格:138,000円(2026/03/20時点)
鮮度・省エネ・収納力の三拍子がそろう一台。電気代も安め
アクアのFREEZIA+シリーズの冷蔵庫「FREEZIA+ 冷蔵庫 AQR-S36R」は、362Lの定格内容積を持ち、冷蔵・野菜・冷凍室をバランスよく配置したモデル。冷凍室が2段に分けられており、冷凍食品や作り置きなどを自由に分けられます。限られたスペースでも使い勝手の良い構造が魅力です。チルド室は低温かつ安定した環境を維持でき、生鮮食品や肉・魚の鮮度を長く保つのに適しています。野菜室は平均湿度がやや低いものの一定の鮮度保持力があり、日常的に野菜を消費する二人暮らし世帯であれば十分活用可能。省エネ性能も高めで、年間電気代は抑えられています。節電モードも搭載しており、省エネを意識した日常使いも可能です。出し入れ面では、ドアポケットの高さを中身を出すことで調整できるものの、LED照明は真上にあるため、庫内はところにより暗く感じる箇所があるかもしれません。容量のバランスや鮮度保持性能、省エネ性の三拍子を重視する二人暮らしの人におすすめ。冷凍食品のストックや作り置きをよく行う家庭、省エネ志向の人にも満足度の高い一台です。
おすすめスコア:4.32(2026/03/20時点)
最安価格:124,000円(2026/03/20時点)
日常使いにうれしい容量バランス。AI節電で節電性能も高い
日立が展開する「冷蔵庫 R-V38V」は二人暮らしに適した375Lの容量を備えたスタンダードモデル。冷蔵・冷凍・野菜室がバランスよく配分されており、日常使いにちょうどよい構成となっています。AI節電機能などの基本的な利便性も押さえた、手に取りやすい価格帯の商品です。チルド室の温度は安定しており、食材の鮮度を保つ点でも十分な性能が確認できました。冷凍室は庫内の平均温度が低めで、冷凍食品をしっかり保存したい人にも適しています。AIによる節電運転やドアアラームなど、省エネ性にも満足できる内容でした。一方で、ドアポケットの高さ調整ができない点は細かい調整ができない印象です。チルド室とパーシャル室の分離機能はなく、照明の配置も天井部のみで、配置や構造にこだわる人には使い勝手に物足りなさを感じる可能性があります。冷蔵・冷凍・野菜をバランスよく使いたい二人暮らしの家庭におすすめです。基本機能をしっかり押さえた構成で、コスパ重視の人や節電機能に魅力を感じる人にも向いています。
おすすめスコア:4.28(2026/03/20時点)
最安価格:169,800円(2026/03/20時点)
チルド・パーシャルが別個にある仕様。節電モードは非搭載
三菱電機の「冷蔵庫 MR-CX37M」は、定格内容積が365Lで、二人暮らしにちょうどよい容量を備えたモデル。とくに冷蔵室が大きめに設計されていますが、冷凍・野菜室の容量も十分な大きさで設計されています。食材の種類を問わず効率的に収納できる商品といえるでしょう。チルド室は安定した低温環境を維持でき、生鮮食品や乳製品の鮮度を長く保てます。くわえて、チルドとパーシャルが分かれているため、用途に合わせて保存方法を選べるのも魅力。野菜室は平均湿度・最高湿度とも標準的なレベルですが、日常的な野菜の保存には十分対応可能。冷凍室は庫内の平均温度は‐18℃をやや上回ったものの、肉や魚も品質を保ちながら保存できる水準でした。一方で、省エネ性能はいまひとつ。節電機能はなく、年間の電気代は1万円を超えるレベルでした。ドアポケットの高さ調整や庫内照明の配置も限られており、出し入れのしやすさを重視する人にはやや物足りなさがあるかもしれません。冷凍食品や作り置きを活用しつつ、チルド・パーシャル機能で鮮度管理をしたい二人暮らし世帯におすすめです。自動製氷機能や脱臭機能も備えており、基本機能の使いやすさを重視する人にも適しています。
おすすめスコア:4.24(2026/03/20時点)
最安価格:116,800円(2026/03/20時点)
収納重視の自炊派に頼れる省エネ設計。野菜室の性能は低め
パナソニックの「冷凍冷蔵庫 NR-C37ES1」は、収納バランスに配慮した二人暮らし向けモデル。定格内容積は365Lあり、冷蔵・冷凍・野菜室すべてがバランスよく設計されています。日々の使い勝手を重視する人にとって扱いやすい構造です。収納の自由度が高く、自炊中心の生活にも対応しやすい価格帯で展開されています。冷蔵室は収納効率が高く、複数の食材をすっきり収納できる構造でした。チルド室の温度も安定的で、生鮮食品の保存にも十分活用できるでしょう。冷凍室も平均温度が低めに保たれており、冷凍食品をおいしいまま保存しやすい性能です。AI節電機能により、自動で節電をコントロールできる点も魅力でした。一方で、ドアポケットは高さを調整できず、出し入れのしやすさはやや制限される印象。また、野菜室は平均・最高湿度ともにやや低く、野菜の長期保存には不向きといえます。利便性においても、先進機能の搭載は限定的でした。収納効率や冷凍性能、省エネ性を重視する二人暮らしにおすすめです。とくに、自炊を日常的に行う家庭や、電気代の管理を意識したい人には適した一台といえるでしょう。ただし、野菜をたくさん買う人は、早めに食べきるように心がけましょう。
おすすめスコア:4.23(2026/03/20時点)
最安価格:87,300円(2026/03/20時点)
鮮度と省エネを両立。基本機能をしっかり押さえた商品
東芝の「冷蔵庫 GR-W29SC」は、同シリーズのなかでも収納バランスに配慮したモデル。定格内容積は294Lで、二人暮らしでも日常使いしやすい容量です。比較的手に取りやすい価格帯で、冷蔵・冷凍・野菜室すべてをまんべんなく使いたい人に向けて展開されています。チルド室の温度が安定しており、生ものの保存にも十分な水準。野菜室の平均湿度・最高湿度ともに高めで、野菜を瑞々しく保ちやすいでしょう。冷凍室の平均温度も低めに維持されており、食品の品質保持にも期待できます。冷蔵室の収納効率も高めで、複数の食材を無理なく整理できる点も魅力です。また、電気代は1万円を少し切るぐらいの水準でした。ただし、東芝独自の「フリードアポケット」は非搭載。AIカメラといった先進機能も非搭載でした。とはいえ、基本的な性能に割り切れる人であれば、気になる点は少ないでしょう。鮮度と省エネ性能を重視しつつ、日常使いのバランスも求めたい二人暮らしにおすすめです。使いやすさよりも性能やコスパを優先したい人には特に向いています。
おすすめスコア:4.23(2026/03/20時点)
最安価格:85,980円(2026/03/20時点)
冷凍室が大きめ。省エネにも強い355Lモデル
ハイアールの「冷凍冷蔵庫 JR-M36A」は、二人暮らしに十分な収納量を備えたモデルです。定格内容積は355Lで、冷蔵室と冷凍室のバランスが取れた設計。冷蔵室はほかモデルと比べても収納効率が高めで、冷蔵・冷凍どちらもバランスよく使いたい人に適しています。一方で、冷凍室内の野菜室は小さめです。チルド室の温度が安定しており、鮮度保持力は非常に優秀。生鮮食品や加工肉、乳製品を新鮮なまま保存できます。野菜室は平均湿度・最高湿度とも比較的高めで、短期間の保存なら十分な品質を維持可能です。さらに、冷蔵室の奥にある大きなパネルライトで庫内が明るく照らせていました。省エネ性能では年間電気代が押さえられており、節電モードの常時利用も可能。ドアアラームも搭載し、省エネ意識の高い家庭にうれしい仕様です。出し入れのしやすさでは、ドアポケットの高さ調整が可能で収納の自由度は高め。一方で、便利機能は必要最低限で、自動製氷や脱臭機能などは非搭載。最新機能よりも収納性や鮮度保持力を重視する二人暮らしにおすすめのモデルです。反面、野菜室を多く使いたい人は、野菜室がより大きい商品を一度チェックしてから検討するとよいでしょう。
おすすめスコア:4.22(2026/03/20時点)
最安価格:87,800円(2026/03/20時点)
鮮度長持ちと収納効率を両立した商品。野菜室の性能は低め
中国発の家電ブランド・ハイセンスが展開する「HR-G3601」は、定格内容積が358Lの冷蔵庫。冷蔵室・冷凍室・野菜室のバランスが取れた構造で、買い物や作り置き保存にも対応できる容量を備えています。手に取りやすい価格帯ながら、日常使いの機能が充実した一台です。チルド・パーシャルを切り替えられ、温度は安定して保たれていました。生鮮食品や加工肉などを長く新鮮に保てるでしょう。冷凍室は平均温度が低く、庫内の温度変動も少ない結果でした。作り置きや冷凍食品をまとめ買いする家庭でも安心です。一方で、野菜室の平均湿度はやや低く、最高湿度も比較的低い傾向がありました。葉物野菜などは早めに使い切る必要があるでしょう。また、省エネ性能は節電モードはあるものの、年間電気代が約1万円台と安価とはいえないレベルでした。日常的に冷蔵・冷凍・チルド室をバランスよく活用したい二人暮らしに向いています。作り置きや冷凍食品の保存を重視しつつ、使いやすい機能性を求める人におすすめです。
おすすめスコア:4.2(2026/03/20時点)
最安価格:90,547円(2026/03/20時点)
冷凍保存重視派に応える低温設計。野菜室が小さいのが惜しい
シャープの「冷蔵庫 SJ-PD28P」は、定格内容積が280Lの2ドアモデル。野菜室が冷蔵室内にある商品です。冷凍室の容量が比較的多く確保されているのが特徴で、冷凍食品や作り置きの保存を重視する人に向いています。チルド室は温度が安定しており、食材の鮮度をしっかり保てる環境。野菜室は平均湿度・最高湿度とも高めで、乾燥を防ぎながら保存できるでしょう。冷凍室も‐18℃より温度が低く、肉や魚の鮮度を長く保てる水準でした。節電モードを搭載しており、日常的に電気代を抑えたい人にも安心です。一方で、野菜室の容量は控えめなので、野菜を多く使う家庭では不足を感じる可能性があります。冷蔵室の庫内照明は奥のみで真上や側面にはなく、入れるものによっては暗いと感じる場所があるかもしれません。チルド室は単独タイプで、パーシャル機能や自動製氷機能は非搭載でした。冷凍食品や作り置きをよく活用し、野菜の保存量がそれほど多くない二人暮らし世帯におすすめです。鮮度を重視しつつ、省スペースで効率よく使える冷蔵庫を探している人にも適しています。
監修者:石井和美(家電プロレビュアー)
ガイド:田丸大暉(Hiroki Tamaru)(家電製品アドバイザー・家電製品エンジニア・元家電メーカー販売員/マイベスト 白物家電担当)
※ 監修者は「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している商品・サービスは監修者が選定したものではありません。マイベストが独自に検証を行ったうえで、ランキング化しています。

