「除湿機は梅雨の時期や夏だけ使うもの」と思っていませんか?近年の除湿機は、送風機能によって室内で部屋干しした洗濯物を速く乾かせる衣類乾燥除湿機が主流。パナソニックやシャープ、アイリスオーヤマをはじめとしたさまざまなメーカーから販売されています。ドラム式洗濯機のように衣類にダメージを与える可能性が低く、大切な洋服も気軽に部屋干し可能です。生乾き臭の対策になるので、天気予報を気にせずに洗濯できるようになりますよ。
今回は、各メーカーの最新商品や売れ筋上位から人気の除湿機34商品を集め、6個のポイントで比較して徹底検証。選び方とともに、おすすめの除湿機をランキング形式でご紹介します。マイベストが定義するベストな除湿機は「どんな種類の服も素早く乾かせ、しっかり除湿できるうえにお手入れも簡単な商品」。ぜひ購入の際の参考にしてください。
マイベストではベストな除湿機を「どんな種類の服も素早く乾かせ、しっかり除湿できるうえにお手入れも簡単な商品」と定義。ベストな商品を探すために、人気メーカーの最新商品やAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどで売れ筋上位の除湿機34商品を集め、以下の6個のポイントで徹底検証しました。検証①:衣類乾燥力の高さ検証②:除湿力の高さ検証③:排水のしやすさ検証④:節電のしやすさ検証⑤:静かさ検証⑥:持ち運びやすさ
おすすめスコア:4.81(2026/03/19時点)
最安価格:118,000円(2026/03/19時点)
衣類も部屋もパワフルに乾燥!夏の除湿に最適な1台
三菱電機の「空清脱臭除湿機」は、同社の空調技術を活かしたコンプレッサー式除湿機です。シリーズ内でも空気清浄と脱臭機能を備えた多機能モデルとして展開されています。実際に部屋干しをすると、フード付きパーカーのフード内・ポケット、チノパンの裾・ウエスト、Tシャツの各部位にいたるまで、ほとんどが5時間以内に乾き切る優秀な結果でした。衣類全体をムラなく乾かせる能力は十分で、部屋干し派にとっても頼りになる性能といえます。除湿力についても、運転開始から湿度50%を切るまでの時間は平均9分という非常に速いスピードを記録しました。ジメジメした部屋でも素早く快適にできる点が魅力です。また、強モードでの運転音は54.2dB、弱モードでは39.2dBと比較的静かで、寝室など静かさが求められる空間でも活躍するでしょう。排水タンクの容量が大きく、排水頻度を抑えられる点も便利ですが、フタに取っ手がついていないため、排水時の持ち運びにはやや不便さが残りました。また、本体重量が重めであるため頻繁な移動には不向き。キャスター付きで移動は可能ですが、設置場所をある程度固定して使う人向けといえます。衣類をスピーディに乾かしたい人や、夏場の部屋の除湿に特化した一台を探している人にぴったり。空気清浄や脱臭もできるので、空間全体を整えるのに役立つでしょう。
おすすめスコア:4.68(2026/03/19時点)
最安価格:71,280円(2026/03/19時点)
乾燥力と節電力のバランスを求める人に。除湿力も良好
パナソニックの「衣類乾燥除湿機」は、乾燥力と節電のしやすさをバランスよく求めたい人におすすめ。幅37.0cm・奥行22.5cm・高さ58.3cmのエコ・ハイブリッド式の除湿機です。衣類乾燥モードで5時間稼動させても1時間あたり約5.8円という電気代の安さが魅力。5時間稼動させればワイシャツやTシャツは完全に乾いたので、消費電力を抑えつつ乾燥力も期待できます。除湿力も良好。湿度70%以上の部屋で検証したところ、湿度が50%を下回るまでにかかった時間は12分とスピーディ。梅雨の時期などでも、部屋の湿気を素早く取り除けるでしょう。タンク容量は3.2Lと十分な大きさで、タンクに排水口がついているうえ取っ手もあるので、排水がしやすいのも強み。掃除が必要なフィルタ—は1か所のみで、お手入れの手間が少ないところも魅力です。本体重量は13kgとやや重いもののキャスターと取っ手がついているので、持ち運びはそれほど苦にならないレベルといえます。弱モードなら40.9dBの稼動音に抑えられたので、静かに使いやすいところもうれしいポイントです。一方で強モードにすると55dBと大きめの音が出たので、ハイパワーで除湿したいときなどは時間帯に気をつけましょう。総合的に見て乾燥力と節電力のバランスがよく幅広い層が使いやすい除湿機といえます。
おすすめスコア:4.66(2026/03/19時点)
最安価格:98,754円(2026/03/19時点)
新構造で排水が簡単!除湿性能も高い
シャープの「プラズマクラスター 衣類乾燥除湿機 CV-T190」は、2025年3月13日に発売したモデル。タンクを持ち替えずに水を捨てられる取っ手や傾けただけで水圧により開くフタなど、タンク内に溜まった水を捨てやすくする新構造が採用されています。本商品はコンプレッサー式の除湿方式を採用。衣類乾燥力の高さの検証ではチノパンのウエスト部分やパーカーのフードといったとくに乾きづらい場所を除けば、厚手の衣類も乾いていました。とくに部屋干しが多い家庭や梅雨時に活躍します。除湿力も高く、10分で湿度を50%以下に下げることができました。また、消費電力が少なく節電がしやすいことも利点です。一方、弱モードでも運転音が50.8dBあり、静かな環境での使用は要注意といえます。キャスターはあるものの重さが16.9kgあるため頻繁に持ち運ぶには不向きですが、設置場所を固定しての使用には問題ないでしょう。部屋干しの頻度が高く、節電も考慮したい人にはとくにおすすめ。一方で、音の静かさや軽さを重視する場合は少し物足りないかもしれません。
おすすめスコア:4.63(2026/03/19時点)
最安価格:58,800円(2026/03/19時点)
衣類乾燥・靴やタンスの乾燥・除湿もこなすマルチな1台
LG Electronics Japanの「PuriCare 衣類乾燥除湿機 DD197QEE0」は、衣類だけでなく靴やタンスの乾燥にも使いたい人におすすめです。衣類乾燥力に優れており、パーカーのフードの中や身頃、チノパンのポケットなど、部屋干しでは厚手衣類の乾きにくい部位までしっかりと乾かせます。靴やタンスの水分を除去できるアタッチメントも付属しており、梅雨や台風の時期にも活躍するでしょう。排水のしやすさと静かさは、比較したなかでもトップクラス。タンクに排水口や取っ手がついており、排水の負担は少ないでしょう。 サイズは幅41.5×奥行29.6×高さ71.5cm、重さは17.1kgと重量がありますが、キャスターつきで取っ手もあり、移動させやすい設計。消費電力は高めですが、除湿自動モードやオフタイマーなどの節電機能は充実しています。スマホアプリから遠隔操作や消費電力の確認などができるのも魅力です。ただし、除湿力はトップクラスの商品には届かない結果に。湿度70%以上の部屋を稼動から16分で50%未満まで下げ、広い部屋の除湿にはやや時間がかかりそうです。とはいえ、衣類乾燥と除湿のどちらにも使えるマルチな1台。とくにスマホアプリによる遠隔操作の設定が苦にならない人なら、快適に過ごせるでしょう。
おすすめスコア:4.6(2026/03/19時点)
最安価格:84,480円(2026/03/19時点)
1年中パワフル除湿。衣類乾燥も頼れる1台
シャープの「除湿機」は、ハイブリッド式を採用し、1年を通じて安定した除湿が可能なモデル。シリーズ内では高機能モデルに位置付けられ、比較的高価格帯で展開されています。除湿力の高さでは、湿度50%を切るまでの時間が11分と優れた結果を示しました。5時間部屋干しをしたところ、Tシャツ・ワイシャツはしっかり乾いた一方で、パーカーやチノパンは湿気が多く残る結果に。薄手の衣類中心であれば、十分満足できる性能といえるでしょう。一方で、消費電力が高めで、自動停止機能が非搭載であるため電気代を抑えたい人にはやや不向き。また、キャスターつきとはいえ重量は15.0kgあるので固定して使うのがおすすめです。高性能な除湿力を求めつつ、主に室内干しや梅雨時の衣類乾燥に活用したい人におすすめです。
おすすめスコア:4.59(2026/03/19時点)
最安価格:58,997円(2026/03/19時点)
夏の除湿も衣類乾燥もOK。しっかり乾かしたい人にぴったり
三菱電機の「除湿機 サラリPro MJ-P180YX」は、同社のラインナップのなかでもハイパワーモデルにあたるコンプレッサー式除湿機。ヒーターを使わず除湿するため、夏場のジメジメした室内でも温度上昇を抑えながら使用可能です。運転開始から湿度50%を切るまでにかかった時間は10分で、15分後には湿度は41.36%まで下がりました。短時間でしっかり除湿できたといえるでしょう。衣類乾燥でもTシャツ・ワイシャツといった薄手の衣類は完全に乾かせていました。パーカーのフードやチノパンのウエストは5時間でも乾ききらなかったので、干し方を工夫するのがよいでしょう。一方で、静音性は低めで運転中の稼動音が気になりました。強モード時の運転音は55.3dB・弱モード時でも43.9dBと、寝室のような音が気になる場所での使用には不向きといえるでしょう。約4.7Lの大容量タンクにふたと排水口が備わっており、使い勝手は良好ですが、取っ手がない点がやや気になります。薄手のものを中心に洗濯物をしっかり乾かしたい人や、梅雨や夏場の湿気対策を重視する人におすすめの一台です。
おすすめスコア:4.53(2026/03/19時点)
最安価格:40,980円(2026/03/19時点)
衣類乾燥もパワフル除湿も叶う、スタイリッシュな除湿機
コロナの「衣類乾燥除湿機 Hシリーズ」は、インテリアとしてもおしゃれな除湿機をお探しの人におすすめです。パワフルな風量で、検証ではTシャツとワイシャツが開始2時間で乾かせる衣類乾燥力を発揮しました。部屋干しでも十分活躍する商品です。除湿力も高く、湿気の多い梅雨の時期でも心地よく過ごせるでしょう。除湿自動モードや乾燥完了時に自動で運転を停止する機能を備え、節電もしやすいですよ。ただし、運転音は弱モードでも48dBと大きく、少し気になりそうです。大容量タンクを採用しており、排水の頻度を減らせるのは魅力。取っ手もついており、楽に水を捨てられました。本体重量は少し重めながら、キャスターつきで持ち運びもスムーズですよ。衣類乾燥と除湿のどちらもハイレベルなパフォーマンスを発揮した、おすすめの除湿機です。ブルーとホワイトの2色を使ったスタイリッシュなデザインで、インテリアのポイントとしてもよいでしょう。
おすすめスコア:4.53(2026/03/19時点)
最安価格:52,880円(2026/03/19時点)
センサーでムラなく乾燥。除湿も衣類ケアも高性能
三菱電機の「除湿機 サラリ MJ-M120YX」は、夏場でも快適に使えるコンプレッサー式除湿機。独自の「部屋干しおまかせムーブアイ」センサーを搭載し、乾き残りを検知してピンポイントで送風する機能を備えています。湿度70%以上の部屋で使用したところ、運転開始15分後の湿度は44.96%・湿度50%を切るまでにかかった時間は12分と、高い除湿力を発揮しました。衣類乾燥力も高く、薄手のTシャツやワイシャツはもちろん、厚手のパーカーやチノパンも主要な部分は乾く結果に。一方で、パーカーのフード内やポケット内といった細部を乾燥させるには工夫が必要でしょう。運転音は強モードで55.3dB、弱モードでは43.8dBを記録。平均的な水準ながら、強モードでは音がやや気になる可能性があります。本体重量は13.5kgとやや重いものの、キャスター付きで移動はしやすく、据え置きで使う分には問題のない設計。排水タンクの容量は約3Lと大きめであるものの、取っ手がついていない点はやや不便に感じられるかもしれません。短時間でしっかり除湿したい人や、Tシャツなど薄手の衣類を中心に効率的に乾かしたい人におすすめの一台です。
おすすめスコア:4.41(2026/03/18時点)
最安価格:46,250円(2026/03/18時点)
コンパクトながらパワフルな乾燥力で、一人暮らしにぴったり
パナソニックの「衣類乾燥除湿機」は、高さ33.5cmと物干し台の真下に置けるコンパクトサイズながらハイブリッド方式を採用。1年中速く衣類乾燥できると謳っています。小型ながら衣類乾燥力は高めで、薄手の服はもちろんパーカーの胴まで乾かせました。自動ルーバーにより送風範囲が広いので、小型の物干しスタンドであれば全体をカバーできるでしょう。しかし、運転開始15分後の湿度は49.96%にとどまり、50%未満になるまで15分かかりました。しっかり除湿はできているものの、広いリビングでの除湿力は上位の大型商品には及びません。小型商品ゆえにタンクは2.4Lと小さく排水の頻度が高めですが、フタに注ぎ口がついており排水作業は簡単。しかし、フィルターを外せないのでお手入れの際は本体に直接掃除機を当てる必要があります。1時間あたりの電気代はおよそ8円と安く、乾燥時の自動停止機能もあるため節電をしやすい印象。少しでも節約したい一人暮らしの人にぴったりといえるでしょう。ネックとなるのは運転音。弱モードでも44.2dBと夜間には少しだけ気になるレベルなので、ワンルームで夜干しをする人はベッドからできるだけ距離をとるのがおすすめです。防犯対策や花粉対策などの目的で部屋干ししたい1〜2人暮らしの人には心強い味方となるでしょう。
おすすめスコア:4.4(2026/03/19時点)
最安価格:32,320円(2026/03/19時点)
安価で高い衣類乾燥力!高コスパな商品を求める人におすすめ
コロナの「BD-H1024-AG」は、価格が手頃な衣類乾燥力の高い除湿機がほしい人におすすめ。衣類乾燥力が高かった商品のなかでは比較的安く、初期費用を抑えて除湿対策をしたい人にも向いています。衣類乾燥力は高評価を獲得。乾燥から5時間でTシャツやワイシャツはしっかり乾きました。パーカーやチノパンはフードの裏やウエスト部分に湿り気が残っていたものの、十分な乾燥力といえます。 排水タンクの容量は4.5Lと大容量。タンクには排水口や取っ手がついており、スムーズに水を流せるでしょう。また、運びやすさもとても満足できるレベルです。サイズは幅36.5×奥行20.2×高さ57cm、重さは12kgと重めではあるものの、キャスターやハンドルつきで快適に運べます。最大モードだと電気代がまずまずかかったものの、除湿自動モードやオフタイマー機能など、節電のための工夫はなされていました。一方で、除湿力は物足りない結果に。湿度70%以上の部屋を50%に下げるまでに22分かかり、スピーディに除湿できるとはいえず。とくに衣類乾燥力を重視し、ある程度の除湿力があれば十分という人ならおすすめできる1台です。
監修者:石川英一(におい・かおり環境アドバイザー)
ガイド:田丸大暉(Hiroki Tamaru)(家電製品アドバイザー・家電製品エンジニア・元家電メーカー販売員/マイベスト 白物家電担当)
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