ドラム式洗濯機は、洗濯から乾燥まで一気にこなせる時短家電の代表格。共働き夫婦や忙しいビジネスパーソンの必需品といえるアイテムです。乾燥機能を使うことで、干す手間が省けるため家事に使う時間を削減できます。特に真価を発揮するのは梅雨と花粉の時期。部屋干し臭のストレスから解放され、ふっくら乾いた清潔な衣類がいつでも手に入ることで生活の変化を実感できるでしょう。パナソニックや日立といった大手メーカー以外にもハイセンスやツインバードなども商品を発売しており、選択肢が増えつつあります。
今回は、各メーカーの最新商品や売れ筋上位から人気のドラム式洗濯機23商品を集め、5個のポイントで比較して徹底検証。選び方とともに、おすすめのドラム式洗濯機をランキング形式でご紹介します。マイベストが定義するベストなドラム式洗濯機は「あらゆる汚れを落とせ、あらゆる衣類をしっかり乾かせる省エネで静かなドラム式洗濯機」。ぜひ購入の際の参考にしてください。
マイベストではベストなドラム式洗濯機を「あらゆる汚れを落とせ、あらゆる衣類をしっかり乾かせる省エネで静かなドラム式洗濯機」と定義。そんなベストなドラム式洗濯機を探すために人気のドラム式洗濯機23商品を集め、以下の5個のポイントから徹底検証しました。検証①:汚れ落ちのよさ検証②:乾燥後の仕上がりのよさ検証③:電気代の安さ検証④:使い勝手のよさ検証⑤:お手入れのしやすさ
おすすめスコア:4.87(2026/03/12時点)
最安価格:348,180円(2026/03/12時点)
電気代も欠点も少なめ。衣類の縮みが小さい点もポイント
シャープのドラム式洗濯機「ES-12X1」は、ハイブリッド乾燥方式を採用しており、1回の電気代は18.29円。年間の電気代はおよそ6,675円とかなり抑えられています。2024年モデルである「ES-X12C」からデザインを刷新し、よりスッキリした雰囲気になりました。この商品は乾燥後の仕上がりが非常によく、厚手の衣類をしっかりと乾かせていました。また、綿のTシャツの縮みも小さめ。電気代も控えめ。さらに、開口部が広いつくりである分、洗濯物の出し入れがしやすく、日常の家事を効率化できます。また、自動投入機能の搭載や乾燥フィルター内でゴミをひとまとめにする自動おそうじ機能など、使い勝手の側面も充実。一方で、汚れ落ちの検証では、土汚れがやや苦手な結果になりました。とはいえ、ほかの汚れは標準コースで十分に落とせており、洗浄力が低いというわけではありません。苦手な汚れはあるものの、日常的な汚れには標準コースで十分に満足できる商品。電気代の節約や家事の効率化を重視する人には特におすすめできます。
おすすめスコア:4.76(2026/03/12時点)
最安価格:298,340円(2026/03/12時点)
洗浄・乾燥などの基本性能が高い。使い勝手のよさもポイント
日立の「ビッグドラム BD-STX130M」は、洗濯容量が13.0kg、乾燥容量が7.0kgのフラッグシップモデルのドラム式洗濯機。省エネのためにヒートポンプ式乾燥を採用しており、洗剤・柔軟剤自動投入機能やスマートフォン連携など、最新の機能も充実しています。洗浄力の高さにおいて優れた結果を残しており、検証で使用した汚れを標準・40℃温水コースで洗濯すると、どの汚れも十分に落とせていました。乾燥後の仕上がりも高評価。地厚なチノパンやパーカーも十分乾かせていました。一方で、電気代はやや高いといえる金額で、1回あたりおおよそ35.65円。1日1回365日使用した場合の年間電気代目安は13,012円と、非常に安いとはいえない水準でした。この商品は、特に家事を効率的に行いたい人におすすめできる商品です。開口部が広い点や洗剤と柔軟剤の自動投入機能など、扱いやすい仕様であるといえるでしょう。らくメンテで乾燥フィルターの手入れが不要である点もポイントですよ。
おすすめスコア:4.75(2026/03/12時点)
最安価格:347,980円(2026/03/12時点)
乾燥仕上がりと使い勝手が優秀。電気代も抑えられる
「ビッグドラム BD-SX130M」は、日立が提供するハイエンドモデルのドラム式洗濯機です。洗濯容量は13.0kg、乾燥容量は7.0kgで、AI機能やスマホ連携も装備されています。この商品は、乾燥後の仕上がりが優秀。厚手の衣類をしっかり乾かせる乾燥力を持ちつつ、全体的な衣類の縮みがほかと比べると小さめでした。また、開口部の広さや自動投入機能の搭載など、使い勝手のよさもポイントといえます。汚れ落ちは十分といえる水準で、標準洗浄でもある程度汚れを落とせていました。電気代の安さでは気になる人は気になるであろう結果に。1回の洗濯・乾燥で35.65円、年間の目安は13012.25円と、特別安いと断言できるほどではありませんでした。乾燥後の仕上がりを重視する人にはおすすめできる商品。毎日使えるような使い勝手のよい商品を探している人にもおすすめです。
おすすめスコア:4.69(2026/03/12時点)
最安価格:462,000円(2026/03/12時点)
泥汚れはやや苦手な印象だが、乾燥の仕上がりと電気代が魅力
シャープのミドルモデル「ES-12P1」は、洗濯・脱水容量が12.0kg、乾燥容量が6.0kgで、ヒートポンプ乾燥方式を採用した商品です。液体洗剤と柔軟剤の自動投入機能、低騒音設計、スマートフォン連携など、利便性を向上させる機能が充実。また、前モデルからデザインを刷新しています。このドラム式洗濯機は、1回あたりの電気代が21.70円と電気代が安く、節電したい人におすすめ。また、糸くずフィルターがクシ歯タイプであることや乾燥ダクトと窓パッキンには自動おそうじ機能を搭載しています。忙しい人や家事の負担を軽減したい人にもおすすめできるでしょう。乾燥力も優秀といえる水準で、厚手の衣類もしっかり乾かせていました。一方で、汚れの落ちやすさにはやや課題が。特に泥・土汚れが落ちにくい点が気になりました。特定の汚れに対する洗浄力を重視する人には不向きかもしれません。この洗濯機は、電気代を重視する人やお手入れを楽にしたい人に特におすすめです。しかし、汚れの落ち具合を重視する人には、ほかの選択肢も見るとよいでしょう。
おすすめスコア:4.52(2026/03/12時点)
最安価格:318,587円(2026/03/12時点)
高い洗浄力と省エネ性能。手入れも楽な洗濯乾燥機
パナソニックの「ドラム式洗濯乾燥機NA-LX127E」は、トリプル自動投入機能と温水スゴ落ち泡洗浄を搭載した商品。洗濯容量は12.0kg、乾燥容量は6.0kgの大容量設計です。ヒートポンプ乾燥方式を採用し、省エネ性能に配慮されています。標準洗浄での汚れ落ちは全体的にいまひとつだったものの、温水洗浄ではある程度の汚れを落とせました。それでも泥やファンデなど頑固な汚れは落ちにくい可能性があります。しっかり汚れを落とすなら、標準洗浄と温水洗浄を使い分けるとよいでしょう。省エネ性能も優秀で、洗濯から乾燥までの電気代を抑えて運転できる設計。電気代も安いため、毎回の電気代を気にする人や頻繁に乾燥機能を使用する家庭にとって、毎月の光熱費削減につながる経済的なメリットが魅力です。使い勝手のよさも高評価で、槽が傾き開口部が広いため槽内が見やすく、洗濯物の出し入れがスムーズ。ドアノブ式の扉や自動投入機能も搭載されており、日々の洗濯作業が効率よくこなせるでしょう。使い勝手を重視する人にとって理想的な選択肢です。
おすすめスコア:4.51(2026/03/12時点)
最安価格:280,569円(2026/03/12時点)
乾燥力と洗浄力が魅力。電気代の高さが気になるポイント
日立の「ビッグドラム BD-SV120M」は、洗濯容量が12.0kg、乾燥容量が6.0kgのミドルモデルのドラム式洗濯機。自動投入機能や多様な洗浄方式を搭載し、節水と高濃度洗浄を実現しています。本商品は乾燥後の衣類の縮みが少なく、肩幅や身幅、着丈においても縮みが小さめでした。さらに、チノパン・パーカーといった地厚な衣類をしっかり乾燥。汚れ落ちも十分で、なかでも水溶性・油溶性のコーヒー・ファンデーションの落ち具合が優秀でした。一方、電気代は一部気になる人がいるかもしれません。1回の洗濯乾燥でおよそ48.67円、1日1回365日の稼動で年間およそ17,765円の電気代がかかります。安いとはいえないでしょう。この商品は、衣類を大切にし、手間をかけずに乾燥を行いたい人におすすめです。ただし、高い節電効果を期待する人は一度ほかの商品と比べてもよいかもしれません。
おすすめスコア:4.48(2026/03/12時点)
最安価格:301,721円(2026/03/12時点)
乾燥後の仕上がりが優秀。操作性も高く、手入れが楽な洗濯機
パナソニックの「ドラム式洗濯乾燥機 NA-LX125E」は、12.0kgの洗濯容量と6.0kgの乾燥容量を持ち、泡洗浄機能を搭載しています。ヒートポンプ乾燥方式と静音設計を採用し、トリプル自動投入機能や選べるタンクで柔軟な選択が可能。温水洗浄機能やスマホ連携機能は非搭載ですが、省エネ性を重視した設計です。温水洗浄ではある程度の汚れは落とせたものの、土やファンデーションといった汚れは落としきれませんでした。また、標準コースの場合は、どの汚れに対しても洗浄力はいまひとつ。汚れが気になる場合は温水洗浄を使うのがおすすめです。乾燥機能を検証したところ、厚手の衣類は完全に乾いたとまではいえないものの、おおむね乾かせており不満は少ないといえる水準。衣類の縮みも比較的抑えられており、乾燥性能は高いといえるでしょう。電気代が29.30円とかなり安く押さえられているため、毎回のコストを抑えたい人に適しています。広い開口部や洗剤自動投入機能も搭載され、操作性も優秀。省エネ性能を重視する人や、忙しい日常をサポートする機能を求める人におすすめです。
おすすめスコア:4.41(2026/03/12時点)
最安価格:294,787円(2026/03/12時点)
電気代の高さは気になるが、基本性能・扱いやすさは十分
日立の「ビッグドラム BD-SW120M」は、洗濯容量が12.0kg、乾燥容量が6.0kgのファミリー層向け大容量ドラム式洗濯機。前年の同モデルと比べると、より多くの機能を搭載し、アップデートがなされています。乾燥フィルターをなくしたらくメンテも継続して搭載していますよ。この商品は、乾燥後の仕上がりがとてもよく、衣類の縮みも比較的小さく抑えられていました。検証では、厚手の衣類もしっかり乾かせており、衣類が縮みも小さめ。特に、乾燥後の衣類を大切にしたい人や仕上がりを重視する人には強くおすすめできる商品です。一方で、標準洗浄でも汚れを落とせますが、温水洗浄やつけおきコースが見当たらなかったため、こびりついた汚れに対応するのは難しいかもしれません。また、電気代も1回あたり48.67円、年間で17,700円とやや高い印象でした。乾燥の性能を重視する人には十分に満足できる商品ですが、汚れ落ちを重要視する場合はほかの選択肢も検討することをおすすめします。特に、手間をかけずにメンテナンスをしたい人には、乾燥フィルターレスである点がポイントでしょう。
おすすめスコア:4.39(2026/03/12時点)
最安価格:368,174円(2026/03/12時点)
安い電気代が魅力的。乾燥時の縮みは気になった
パナソニックの「ドラム式洗濯機 LXシリーズ NA-LX129E」は、洗濯容量12.0kg、乾燥容量6.0kgのフラッグシップモデルです。ナノイーXやスゴ落ち泡洗浄などの独自機能を備え、本体にはカラー液晶を搭載。乾燥にはヒートポンプ方式を採用しています。汚れ落ちのよさにおいては、土やファンデといった色が濃い汚れをとくに落とせる性能。コーヒーや卵の汚れも十分に落とせており、子どもから大人の衣類まで、日常的な汚れはしっかり落とせそうです。開口部は広くて洗濯物の出し入れがしやすく、洗剤や柔軟剤の自動投入機能も搭載しています。使い勝手がよく、電気代も1回あたり24.80円と安いため日常使いしやすいでしょう。乾燥後のワイシャツやパーカーはしっかり乾いており、仕上がりも十分でした。一方で、乾燥後のチノパンには湿り気が残り、衣類縮みもありました。乾燥の仕上がりを重視する人にはやや不向きです。日常的な汚れをしっかりと落としたい人や、薄手の普段着を手軽に洗濯・乾燥したい人におすすめです。
おすすめスコア:4.36(2026/03/12時点)
最安価格:260,759円(2026/03/12時点)
高い乾燥力と経済的な電気代。手間も軽減する洗濯機
パナソニックの「ドラム式洗濯乾燥機NA-LX113E」は、ヒートポンプ乾燥方式を採用し、省エネで効率的な乾燥が可能。スゴ落ち泡洗浄により、濃密泡と高浸透バブルシャワーが繊維の奥深くの汚れを落とすとされています。洗濯容量は11.0kg、乾燥容量は6.0kgと同社の同じLXシリーズのなかでは洗濯容量が1kg少ない仕様です。洗浄力はあまり高くなく、標準コースでは卵や土汚れを落とないうえ、温水洗浄が非搭載。標準洗浄より強力な洗浄コースである「パワフル滝コース」でもファンデーションのような油脂汚れも落としきれませんでした。乾燥力は薄手の衣類であればしっかり乾かせる性能。厚手の衣類は若干湿り気は残ったもののほとんど乾かせていました。綿のTシャツの縮みが比較的抑えられていた点も魅力的です。開口部は広いものの、洗剤・柔軟剤の自動投入がない点は惜しい点。一方で、1回あたりの電気代は29.30円と毎日使っても月々の電気代を抑えられるため、ランニングコストを重視する人にとって非常に経済的な選択肢といえます。家計への負担を気にせずフル活用できるでしょう。
監修者:神崎健輔(洗濯ハカセ)
ガイド:奥田貴穂(元家電量販店員・家電製品アドバイザー/マイベスト 白物・調理家電担当)
※ 監修者は「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している商品・サービスは監修者が選定したものではありません。マイベストが独自に検証を行ったうえで、ランキング化しています。

