揚げ油をろ過して揚げカスや濁りを取り除き、油を再利用できる「オイルポット」。油こし器・油ポットとも呼ばれ、揚げ物をする頻度が高い人や油を節約したい人に人気のアイテムです。野田琺瑯・富士ホーローのおしゃれな商品のほか、ニトリ・ダイソーなど身近な店舗で購入できる商品もあり、「油をきれいにできるのはどれ?」「手間なく使えるのは?」と気になりますよね。
今回は、各メーカーの最新商品や売れ筋上位から人気のオイルポット28商品を集め、4個のポイントで比較して徹底検証。おすすめのオイルポットをランキング形式でご紹介します。マイベストが定義するベストなオイルポットは「油カスが残らず、油の処理がサッとできてキッチンが汚れないコンパクトな商品」。徹底検証してわかったオイルポットの本当の選び方も解説しますので、ぜひ購入の際の参考にしてください。
マイベストではベストなオイルポットを「油カスが残らず、油の処理がサッとできてキッチンが汚れないコンパクトな商品」と定義。ベストな商品を探すために、人気メーカーの最新商品やAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどで売れ筋上位のオイルポット28商品を集め、以下の4個のポイントで徹底検証しました。検証①:ろ過性能の高さ検証②:ろ過作業のスムーズさ検証③:油の注ぎやすさ検証④:コンパクトさ
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最安価格:3,780円(2025/11/27時点)
新品のようなきれいな油に!注ぎやすさも魅力のベストバイ
高木金属工業の「耐熱ガラス製活性炭油ろ過ポットW KWP-GN-W」は、ろ過性能を重視して、とにかくきれいな油で再利用したい人におすすめです。7名のモニターが使用したところ、ろ過性能の高さに全員が「とても満足」と回答。「見た目もクリアで、濁りや不純物がない」という声が多数寄せられました。一度使った油とは思えないほど、クリアな状態にできるろ過性能を備えています。活性炭フィルターを使用しており、ろ過にかかる時間は30分程度と長めですが、ろ過スペースの容量は約724mLと大きめなので油を一気に注げます。少量ずつ注ぐ必要がないので、ろ過している間は手が離せるので便利ですよ。また、二重口タイプで注ぎ口が鋭角なので、液だれしにくい点もメリット。サイズも、置き場所に困るような大型サイズではなく、キッチンでも邪魔になりにくいでしょう。ろ過性能にとても優れていて、一度使用した油も新品のようにクリアな状態にできた本商品。本体が透明なので、油の残量がわかりやすいのもうれしいポイント。揚げ物をする頻度が多く、とにかくきれいな油で再利用したい人にはうってつけのベストバイオイルポットです。
おすすめスコア:4.53(2025/11/27時点)
最安価格:2,440円(2025/11/27時点)
ろ過性能が高いコンパクトなものを求める人に
高木金属工業の「フッ素コート活性炭油ろ過ポットW KWP-1.0」は、ろ過性能が高いコンパクトな商品を安く手に入れたい人におすすめ。ろ過した油はかなり透明度が高く、ニオイもほとんど気になりませんでした。モニター全員が満足する仕上がりで「未使用の油みたい」といった声が相次いでいます。活性炭フィルタータイプということもあり、ろ過にかかった時間は19分32秒とやや長めですが、ろ過スペース容量が約1,014mLと非常に大きいので一気に油を注げます。つきっきりになる必要がなく、効率よく油を処理できますよ。コンパクトサイズで、収納場所にも困りません。ろ過容量の大きさに反して体積は約1,594cm3とトップクラスに小さく、使わないときも邪魔になりにくい印象。注ぎ口が丸みを帯びているため油切れがよいとはいえませんが、二重口なので液だれはしにくいでしょう。ろ過性能の高さ・使い勝手のよさ・コンパクトさを兼ね備えた優れたオイルポットです。3,000円前後と手の届きやすい価格なので、ぜひ検討してみてください。
おすすめスコア:4.52(2025/11/27時点)
最安価格:3,264円(2025/11/27時点)
未使用レベルのクリアな油に。液だれしにくい点も好印象
木質系活性炭カートリッジが付属した、アイリスオーヤマの「活性炭オイルポット」。本体にはフッ素樹脂加工が施されています。手間なくきれいな油にろ過したい人におすすめの商品です。ろ過した油は濁りや沈殿物がないクリアな油になり、モニターからは「未使用の油かと思うほどの透明度」「再利用するのにまったく気にならない」というコメントが挙がりました。ろ過性能は非常に優秀といえます。ろ過にかかった時間は10分14秒と、活性炭フィルターを使用したオイルポットのなかでは比較的スピーディ。また、ろ過スペースの容量は約815mLと広く、調理後の油を一気に注いでもあふれにくいので、ろ過の手間が省けるしょう。注ぎ口は鋭角なうえ、二重口仕様で万が一垂れてもポットの内側に流れるよう設計されています。油を鍋に移し替える際はもちろん、炒め油として使う際にも使いやすい印象です。電気ケトルほどのサイズなので、置き場所を確保できるかは確認しておくとよいでしょう。スピーディにろ過でき、ろ過性能・油の移しやすさともに文句なしの商品です。
おすすめスコア:4.51(2025/11/27時点)
最安価格:4,980円(2025/11/27時点)
油は新品に近い透明度になった。見た目のよさも魅力
生産工程を自社一貫で行う数少ないホーローメーカー、野田琺瑯の「1回で800mlろ過できる琺瑯オイルポット ロカポ」。ろ過性能のほか、おしゃれオイルポットがほしい人にもうってつけの商品です。ろ過性能は非常に高く、油は濁り・沈殿物がなく透きとおっていました。モニターからは「新品のように澄んでいてニオイも少ない」「再利用するのにまったく問題ない状態」と高評価を獲得。ろ過にかかった時間は6分40秒で、今回検証した活性炭フィルターを使用した商品のなかでは、トップレベルのスピード。ろ過スペースの容量は約821mLとかなりゆとりがあり、調理後の油を一気に注げるため手間もかかりません。注ぎ口はやや丸みがあるものの鋭角で、やさしく注げば液だれしにくい印象。油をすべて鍋に移し替えるときも、炒め油として鍋やフライパンに少量入れるときも使いやすいと感じました。電気ケトルのような形状で高さがあるので、収納スペースに収まるかは確認してくださいね。ホーロー製品特有のつやと丸みのあるフォルムも魅力で、見た目にもこだわりたい人におすすめの商品です。
おすすめスコア:4.45(2025/11/27時点)
最安価格:5,300円(2025/11/27時点)
ろ過した油は透明でサラサラに。気になったのは注ぎ口だけ
ダスキンの「油ろ過器 油っくりん ナイス」は、粉状活性炭を使用した、ダスキン独自の活性炭フィルターをセットして使うオイルポット。本体には、ステンレス鋼を使用しています。場所を取らないコンパクトな商品を探している人におすすめです。ろ過した油は透明度が高く、不純物のないサラサラした仕上がりに。モニターからも「問題なく再利用できる」「一度使用したのがわからないくらい、新品の油に近い」と高評価を獲得しました。ろ過が完了するまでに38分50秒と時間がかかりましたが、ろ過スペースの容量は約953mLと大きく一気に注げるので、つきっきりになることはないでしょう。注ぎ口は鈍角で、細かな量の調節はしにくい印象です。ただし、注ぎ口の下に溝があり、液だれしても伝った油を受け止める仕様なのは好印象。小さなやかんほどのサイズで、キッチンにゆとりがあれば置いたままにしても圧迫感は少ないでしょう。油の液だれが気にならなければ、オイルポット選びの際の候補にしてほしい商品といえます。
おすすめスコア:4.39(2025/11/27時点)
最安価格:1,600円(2025/11/27時点)
素早くろ過できて省スペースで使える。ろ過性能はまずまず
LEEKEYの「オイルポット」は、オールステンレス製のオイルポット。穴が見えないほど、目の細かい網フィルターが特徴です。ろ過が完了するまで33秒とスピーディで、ろ過作業はほとんど手間に感じません。片手で持てるキャニスターほどのサイズで、キッチンに置いたままにしてもうまくなじみそうな印象です。ろ過した油は場所によって濁りが異なり、モニターからは「底の沈殿物はあるが、上部は濁りが少なくそこまで汚れている印象がない」「上部のきれいな部分だけなら再利用してもよい」と評価されました。揚げカスを十分には取り除けず、ろ過性能はまずまずの結果に。また、注ぎ口はわずかに尖って見えるものの鈍角で、少量だけ使いたいときには不向きです。しかし、受け皿が付属しているので、万が一垂れても調理台は汚れないでしょう。オイルポットをキッチンに出したままにしておきたい人に適した商品です。
おすすめスコア:4.39(2025/11/27時点)
最安価格:3,660円(2025/11/27時点)
たくさんの油をろ過するには向かないが、性能は期待できる
アイリスオーヤマの「活性炭オイルポット」は、キッチンに置いたままでも圧迫感のない、コンパクトな商品を探している人におすすめ。ろ過機能も高く、揚げカス・濁りのないクリアな油になりました。揚げ物のニオイは少し残っていたものの、一度使用したとは思えないレベル。使用したモニターからは「再利用とは思えないほど透き通っている」「問題なく調理に再利用できる」といった声が挙がっています。受け皿はないものの、注ぎ口が二重構造かつ鋭角で、液だれなく注ぎやすいのも魅力です。一方で、ろ過のスムーズさはいまひとつ。ろ過にかかる時間は7分半ほどと短いものの、ろ過容量が約379mLと小さいため、油の量によってはろ過する際に数回に分けて注ぐ必要があります。ろか作業は手間がかかる印象。とはいえ、1〜2人分の料理に使うなら不便さを感じる心配は少ないでしょう。小ぶりでシンプルなデザインなので、キッチンにも違和感なく常備しやすいといえます。
おすすめスコア:4.36(2025/11/27時点)
最安価格:3,744円(2025/11/27時点)
揚げ物が多い家庭に。広いろ過スペースで一気にろ過できる
ツインバードの「オイルポット」は、一度に使う油の量が多い家庭におすすめ。ろ過スペースの容量が約870mLと広く、使用済み油を一気に注げます。メッシュフィルター・ペーパーフィルター・活性炭カートリッジの3段ろ過構造で、油のにおいや汚れをキャッチ。ろ過後の油をチェックしたモニター全員がろ過性能に満足しており、「後ろの景色が見えるほどきれいに透きとおっている」「未使用の油と比較しても遜色ないほどきれい」という声が上がりました。油を通すフィルターが多い分ろ過はゆっくり。完全にろ過し終えるまでに7分21秒かかりました。しかし、ろ過スペースにゆとりがあり油を一気に注げるので、すぐに手が離せて手間には感じにくいでしょう。注ぎ口が鋭角で、炒め物や焼き物を作る際など、油を小量ずつ注ぎたいときにも便利です。受け皿はありませんが、注ぎ口が二重口で注ぐときに油が垂れる心配も少ないでしょう。高さがあってキッチンに置いたままだと存在感があるものの、残った油を一気にろ過できてろ過性能も高いオイルポットです。
おすすめスコア:4.28(2025/11/27時点)
最安価格:3,240円(2025/11/27時点)
不純物・濁りのないきれいな油に。液だれしやすい点には注意
ホーロー製品の老舗ブランド、富士ホーローの「1.5Lオイルポット 活性炭カートリッジ付」は、活性炭カートリッジが1つ付属している商品。ろ過性能に優れており、キッチンのインテリアにもこだわりたい人におすすめです。ろ過し終えるまでにかかった時間は12分25秒。活性炭カートリッジのため、網フィルターよりは時間がかかります。とはいえ、ろ過スペースの容量は約618mLとゆとりがあるので、1〜2人分用の油なら一度に移せますよ。ろ過した油は透き通っており、不純物や濁りを取り除けました。モニターからも「新しいオイルといわれても違和感がないくらい透き通っていて、再利用することに抵抗を感じなかった」と評価されました。一部のモニターから「若干色が濃くなっている印象はあるが、天ぷらなど繊細な料理でなければぜひ使いたい」という声があったものの、十分再利用できる印象です。一方、注ぎ口はかなり鈍角で、油切れはよいとはいえませんでした。少量だけ注ごうとすると液だれしてしまったので、量の調節はしにくいかもしれません。とはいえ、見た目も重視してオイルポットを選びたい人は、候補に入れてもよいでしょう。
おすすめスコア:4.25(2025/11/27時点)
最安価格:3,980円(2025/11/27時点)
透明度の高い油になった。しかし、ろ過スピードはゆっくり
丸五産業の「高性能油こし器 コスロン」は、110万台以上販売したロングセラー商品。立体積層型の紙フィルターと網フィルターでろ過を行います。ろ過性能が高いため、クリアな油にろ過したい人におすすめです。ろ過した油は透明度が高く、不純物や濁りをしっかり除去できました。モニターからも「若干色が濃くなっているが、透き通っていて不純物はまったくないので再利用したい」「十分再利用可能だと感じた」と高評価。やや色味が濃くなりオリーブオイルのような黄金色になりましたが、再利用するのに抵抗がない仕上がりといえます。注ぎ口は鈍角ですが、着脱式の二重口で、液だれは見られませんでした。また、受け皿が付属しているので、万が一垂れても調理台は汚れないでしょう。一方、ろ過スピードは非常にゆっくりで、ろ過が完了するまでにかかった時間は3時間38分。88分を超えたあたりからスピードが落ち、1滴ずつしかろ過できませんでした。従来品よりろ過に時間がかかる旨も記載されており、スピーディなろ過には向かない印象です。ただし、ろ過スペースの容量は約1,122mLとかなりゆとりがあり、油を一気に注げるので手をわずらわせないでしょう。
監修者:風間章子(Akiko Kazama)(料理家)
ガイド:相野谷大輔(バリスタ・焙煎士/マイベスト キッチン・食品担当 )
※ 監修者は「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している商品・サービスは監修者が選定したものではありません。マイベストが独自に検証を行ったうえで、ランキング化しています。


