予想を上回るインフレと限定的なBOCの金融緩和が下落を抑制する中、USD/CADは下落傾向にあり、潜在的な貿易と予算の進展がカナダドル(CAD)を後押しする可能性がある、とBBH FXアナリストが報告している。
カナダの9月CPIが予想外に上昇
「USD/CADは数日間の1.4000-1.4080レンジの下限付近まで下落している。カナダ銀行(BOC)は、成長見通しが低調にもかかわらず、さらなる金融緩和を実施する余地が限られており、これはCADにとって支援材料とはならない。しかし、来週の米国・カナダ間の貿易協定の可能性と11月4日の成長促進型カナダ2025年予算は、CADにとって良い兆しである。」
「カナダの9月インフレは高水準で推移した。ベース効果により、総合消費者物価指数(CPI)は8月の1.9%から7ヶ月ぶりの高水準である前年比2.4%(予想:2.2%)に上昇した。コアCPI(トリムとメディアンCPIの平均)は予想外に加速し、8月の3.10%から19ヶ月ぶりの高水準である前年比3.15%(予想:3.0%)となった。」
「基調インフレへの上振れリスクは薄れておらず、BOCが政策金利を推定中立レンジの下限である2.25%~3.25%を下回るレベルまで引き下げるハードルは高いことを示唆している。カナダのスワップカーブは、次回10月29日の会合で2.25%への25bps利下げの確率を75%、来年第1四半期にさらに25bpsの追加利下げの確率を小さく示唆している。」
出典: https://www.fxstreet.com/news/usd-cad-drifts-toward-range-low-bbh-202510221036








