Lido DAO(LDO)は、市場全体の弱含みとは一線を画し、上昇基調を継続して10週間ぶりの高値を付けた。
アジアの早朝取引で、LDOは一時0.39ドルまで上昇した。本稿執筆時点で0.38ドルとなっており、過去24時間で約10%上昇した。これは、市場全体が0.18%下落する動きとは対照的な動き。
今回の上昇は直近の回復を受けたもので、BeInCrypto MarketsのデータによればLDOは週間で23%超の上昇となった。時価総額は3億2850万ドルを超え、24時間取引高は6000万ドルを超えた。
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ネットワークの動向からは、上昇がファンダメンタルズに支えられていることがうかがえる。Santimentは、Lido DAOで1日に141件の新規ウォレットが作成されたと報告した。
これは2カ月ぶりのネットワーク成長の最高値となった。分析会社はこの増加がLDOの価格上昇に関連していると指摘した。
Nansenのデータも蓄積の傾向を裏付けている。LDOの上位100アドレスの保有合計は1日で1.1%増えて7億9277万枚となった。
一方、暗号資産取引所の準備金は24時間で約1%、週間で2.92%減少した。
暗号資産取引所の準備金の減少は、一般的に売り圧力の低下を示す。トークンが取引所から個人ウォレットに移動することで、短期で売却するのではなく長期保有を見込んでいるとみられる。
この上昇は、Lidoエコシステム運営チームによるガバナンス提案とも重なる。最大1万stETH(約2000万ドル)をDAOトレジャリーから拠出してLDOトークンを買い戻すというものだ。
これらのシグナルを総合すると、LDOの基礎的な需要が強まっているといえる。この傾向が、買い戻し案と並行して今後も続けば、LDOは近い将来も上昇基調を維持する可能性がある。
ただし、市場全体の環境がこの上昇トレンドの持続性を左右する重要な要因であることに変わりはない。


