シタデル・セキュリティーズは、イラン情勢による最悪ケースのテールリスクが「大幅に縮小した」と判断しており、株式と債券の両市場で上昇への備えが整ったと見ている。
この見解はノーシャド・シャー氏が示したもので、地政学的動機がエスカレーション抑制に向かう中、極端なシナリオのリスクが緩和していると分析する。
シャー氏はノートで、イラン指導部が主に体制の維持に注力していると指摘した。同時に、中国にはエスカレーション抑制を強く後押しする動機があるという。これらの力学により、さらなる軍事的エスカレーションが進む可能性は後退していると示唆する。
米国主導のホルムズ海峡封鎖にもかかわらず、シャー氏は解決に向けた動きが形になりつつあるとの見方を維持した。ワシントンとテヘランの双方が長引く敵対関係によるコスト上昇に直面し、この対立の「最終局面」が近づいていると示唆する。
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米国株式市場もこの見方に同調した様子を見せた。Googleファイナンスのデータによれば、S&P500は1.02%上昇し、月曜日には6886となった。2月下旬のイラン戦争開始以来、同指数はほぼ全ての下落分を回復した。
ナスダック総合指数は1.23%上昇、ラッセル2000指数は1.5%上昇、ダウ工業株30種平均は0.6%上昇となった。このラリーは先週にも続いており、S&P500は2025年10月以来最長の連騰を記録した。
これに先立ち、ビットマイン会長のトム・リー氏も株式市場が底を打ち、年内に過去最高値を更新する可能性があるとの見通しを示していた。
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